『カイロスのだいばくはつ』から得た教訓

雑多な話。


カイロスのニュース

2024年3月13日11時すぎ、延期となっていたスペースワンのロケット打ち上げが行われた。

残念ながら、結果はニュースでご覧通りである。

【中継】小型ロケット「カイロス」発射5秒後に何らかの異常を検知 「飛行中断措置」取ったのち爆発(FNNプライムオンライン(フジテレビ系)) - Yahoo!ニュース

打ち上げ5秒後に自ら破壊命令 スペースワンのロケット(共同通信) - Yahoo!ニュース

「何回も何年も…本当に悲しい」ロケット打ち上げ失敗で爆発…不具合感知で自動で中断措置 和歌山知事「原因究明して次のチャレンジに」(MBSニュース) - Yahoo!ニュース

報道されている情報を見る限りでは、どうやら異常を感知して、自爆機能が作動することとなってしまったようだ。失敗してしまったのは非常に残念であるが、付近の民家や人に被害はなかった点は不幸中の幸いである。是非次の挑戦に向かって頑張ってほしいところである。

カイロスとは

ご存じの方も多いだろうが、このロケットの名前は『カイロス』という。ギリシャ神話で時間の神であり、ギリシャ語で『好機』という意味もあるようだ。

民間ロケット 名は「KAIROS(カイロス)」 - 産経ニュース (sankei.com)


知っている人は知っているが、ポケモンにもカイロスが存在する。

カイロス(ポケモン) (かいろす)とは【ピクシブ百科事典】 (pixiv.net)

くわがた型のポケモンで、28年前の初代の作品から存在する古参のポケモンである。しかしながら最新作のポケットモンスター・スカーレットバイオレットには未だ内定していない、いわゆる不遇のポケモンとなってしまっている。ライバルポケモンのストライク系統やヘラクロスは内定しており、ストライクはヒスイ地方特有の進化形態のバサギリが追加され、対戦界隈でもハッサムは使用率が高く2024年3月現在優遇されているといってもよい。くわがた型ポケモンの座もクワガノンにとって代わられている。不遇のポケモンである。

 ロケットが爆発する様は、『だいばくはつ』を彷彿とさせる。ポケモンにも『だいばくはつ』という技が存在するのである。使用後戦闘不能になる代わりに相手に大ダメージを与える技であり、通常使用されることはほぼない。そしてそもそもカイロスはどの作品でも通常だいばくはつを習得させることができない。ロケット打ち上げを知らない人でポケモンがわかる人には、カイロスがだいばくはつ習得したのか?などとなったに違いない。

案の定、Twitter改めXをみてみると『カイロスのだいばくはつ』がトレンドがあがっていた。

 久しぶりに『カイロス』の名前が脚光を浴びることになってよかったものの、現状の最新作への追加内定情報は一切ない。活躍の場が再び現れる日がくるのだろうか・・・?カイロスファンの方も確実に存在するので、なんとか救われてほしいものである。


カイロスがだいばくはつした結果得られたものとは

で、今回のニュースから何が得られたのかというと・・・

  • ロケットの打ち上げは失敗することもあるという教訓が得られた。

  • ロケットには自爆機能があることがわかった。

  • 自爆機能自体は機能はしていた。
    (正常に機能したのかは異常だったのかは現在分析中のようだ)

  • ポケモンのカイロスが久しぶりに脚光を浴びる機会を得た。

  • イーロンマスクが過去にロケット打ち上げ失敗したときに、エキサイティングな打ち上げだったというコメントを残していたのを思い出せた。

  • 新しいことをやろうとしたときには失敗はつきものである。

 人それぞれ違う立場でいろんな見方があることだろう。

 私もまた今まさに新しいことに挑戦しているところであり、おそらくそれなりに失敗することだろう。そこから何を教訓として得て、どう立ち直るのかが重要であると改めて肝に銘じておくこととした。

 このように、一つの物事から得られる教訓は見方や視点を変えるといろいろあったりする。この世に無駄なものなどないという教訓は、是非この駄文をお読みいただいた方には是非お持ち帰りいただきたいところである。


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