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人生に終りが見えたらお終い

大した記事も書けないけど、元気にしています。
業界の現場に戻ったことがここ一番の大きなニュース。
多くの方に心配かけたり、それでも期待されたり、
ですが、今の自分の力は大したことなくなっていた。
実感しましたね。
何もかもを知っていてのスタートだったら、またなにかが変わったのかもしれない。
だが、現実は…「勢いだけでは無理」ということも感じたかな。
4人ほど、そこそこの子を育てさせていただきましたが、
とてもじゃないけど、それだけの力ではどうにもならない。
「お金をかけすぎた店は、ゴージャスさを求められる」

それは、自分のやり方に正反対。
自分おやり方は、「一人ひとりを丹念に育て上げていく」
その育てていった数が膨れ上がった時、大きな力と牙城になっていく。

巨人軍を作れないが、楽天なら自分の好み。
じわりじわりと築き、強いチームになっていく。

なにか最初から歯車がおかしかったようにも思えた。
自分が動くことによって、変な期待が込められた。
「あれだけのお店を作った人間だから・・・」

「そうじゃないんだよね。」

作り方にルールはないかもしれないが、
あくまでも、作ってきた工程でできたお店と
強いお店を作って欲しい工程のズレが大きすぎた。

「とっかえひっかえ」そのやり方に土台はない。
だが自分の理想は、「自分がいなくなっても残るお店」

これを理解できる人は、この業界では少ない。

これらの歯車の組み合わせが非常にまずかった。

最後の人仕事に選んだ道は、奇しくも最初で最後の挫折。
脱力感が半端なかった。
ずるく人を騙しお店を作るのは、自分のモラルではない。
だからこそ、元々合わなかった。

毎日首を傾げながら、出口の見えない日々を1ヶ月過ごした。
なにか歯車が噛み合わない。

まずエリア的に、このエリアだけは「戦争激戦区」
勝つためには、武器を使わなくてはいけない。

自分の武器は、「育てると守る」
しかし、このエリアは「飛び道具」だらけ。

女性をモノとしか扱わない…

自分にとって一番キライなことの一つ。
ウィンウィンが存在しないゾーン。

おまけに組織の思考も自分とは何かズレているようだった。
気づいたときには遅かった。

周りの人たちに色々と話を聞き、ようやく見えた。
そこから自分も意地になった。

しかし、意地で勝てないのもこの世界特有のこと。
おかしな日々がずっと続いた。

そして答えを出した今週の月曜日。

自分の中では、撤退。

「このエリア、貴方で駄目なら諦める」
そう言われて始まったプロジェクトだったが、
このエリア「真面目では生き残れない」

結局、笑いもんにされてしまっただけだったのかもしれない。
やろうとすること全て却下。

何一つプランが通らない。
その時点で気づくべきだった。

失敗を繰り返してきた企業は、そこで学んでいなかった。

振り返ってみると、もっと沢山の成功者が挑んだエリア。
しかし、そこで屈辱を得たのは俺だけじゃないことを知った。

究極の算盤勘定でどんぶり勘定。
人に対しても同じ。

これがネックになっているのをみんな気づかなかったのかもしれない。
途中で気づいた人もいるかも知れない。

でも最初に気づくべきだったこと。
やる前から知っていたら、乗れない船だった。
でも、後で知ったとしたら遅い…

人それぞれ戦い方も違えば、戦える場所も違う。
このエリアには、鬼に成れるものしか無理なエリア。

人を踏み台にし、人を裏切り、切り離し…
不義理をしなくては結果が出せないエリア。


このエリアになにか新しいものを作ろうとするなら気をつけたほうが良い。

勝つためのポイントに気づかなければ、きっとしんどい思いをし、
俺のような、やるせない気持ちになるときが遠からず来ると思う。

身体を酷使して挑む戦いではなかったと思う。

同じ会社のエリアが違うだけで、サポートも無し。
むしろ、応援の気持ちさえ一切なかった。

みんな、組織の成長を願うのだけではなく
各々のポジションの店だけを考えて、目の前のヴィジョンしか見えていない。

当然彼らも自分たちの生き残りを考えているわけだから当然ではある。

ただ、俺自身があまちゃんだった。

そういう結論に至った。

身体はそう良くないが、まだまだもう少しやれる・・・
ただ、それはココではないということだ。

自分自身の最大の難門で難敵は、加賀エリア。
あそこに挑むのが一番楽しみながらできるのかもしれない。

よく考えて、行動しなくてはね。

ココで終わる俺ではない。

諦めが悪いんで・・・


悩んでおられる業界の関係者の方々…もしもですが、私でよろしければご相談とかお伺いさせていただきます。そこで何か「光」が見えるかもしれません。メッセージ等、お気軽にどうぞ。