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音にまつわる話

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「レコード」「オーディオ」「ライブ」「シネマ」「楽器」など、音に関する事をまとめています。
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記事一覧

🎥トノバン - 加藤和彦のドキュメンタリー映画 -

話題にはなっていますが(たぶん)、メジャーな映画ではないので上映している映画館も少なく、大阪駅にある大阪ステーションシティシネマまで観に行きました。 劇場へ入ると結構な人数。 さすがに年齢層は高かったです(笑) 映画はドキュメンタリー形式で、個々のインタビューがメインとなっていますので、当時を知らない人にとってはまったくつまらないと思います。 実際、隣の人は前半ずーっと寝ていました。 でも、還暦を超えていて、私のように10代前半の頃から音楽漬けだった人には楽しめる映画で

💿LOOKING INTO YOU - A Tribute to JACKSON BROWNE -

2014年3月28日発売の、ジャクソン・ブラウンとしては初のトリビュートアルバム。 良いアルバムですが、ダン・フォーゲルバーグのトリビュートアルバムが良かっただけに、ほんの少し裏切られた感が。 Disk① 1曲目はDon Henley で始まり、Disk② 11曲目のラストはJ.D. Souther で終わります。 これだけで期待しないほうが無理ですよね。 そして、見出し画像の裏側が下の画像です。 この画像を見てしますと、私の好きなアルバム For Everyman

🎥Bob Marley 「One Love」 - 流れてくる曲だけで満足 -

生きていれば79歳だったのか。 もっと多くの曲を作って、そして、歌って欲しかった。 2012年、近くの映画館で上映していないので、梅田まで行き「ボブ・マーリー ルーツ・オブ・レジェンド」を観てから12年も経ったのですね。 今回、「ONE LOVE」の試写会を申し込むも予想通り外れましたので、5月17日封切り数日後の月曜日夜遅く、近くのイオンシネマ四條畷へ。 先の映画と同様、ボブ・マーリーを観に来る方は独特ですね。 「ルーツ・オブ・レジェンド」の時はドレッドヘアの方もおら

💿ジャケ買い① - The KENNY DREW Trio -

昨年書いていた記事、能登半島地震でアップする機会を失っていました。 不思議なジャケットです。 倉庫の中でしょうか、2人の少年に奥は木製の何か?そしてゴミの落ちているマンホールのある土間。 レコードを選んでいると、くすんで地味なジャケットにひきつけられました。 私がひきつけられた理由も分かりませんし、そもそもこの写真がジャケットに採用されたことが不思議です。 それでも、「スイングジャーナル」誌選定ゴールド・ディスクとのことですので、そんなにひどいアルバムではないだろうと

📺NETFLIX「SEX EDUCATION」に感動 - 「LET IT BE」を最初に世に出したのは? -

セックス・エッデュケーション、訳すと性教育。 2019年に公開すると世界中で評判を呼び、どんなものかと見ることに。 LGBTQや障がいについて、多様性と言えばいいのかな、自然な感じでドラマの中にたくさん出てきます。 「お互いが意識することなく・・・」知らないうちに勉強していました。 実際のところ、シーズン3まではふざけた内容を面白く観ていただけで、友達に薦めることもないドラマでした。 しかし、2023年公開のシリーズ最後となるシーズン4で、こんな感動が来るとは思っていま

💿Dan Fogelberg - トリビュートアルバム -

2007年12月16日、前立腺がんにより56歳で亡くなったダン・フォーゲルバーグ。 そのダンのために、7年近い年月をかけて作られた2017年発売のトリビュートアルバムです。 知らないアーティストもいましたが、素敵な曲ばかり。 選曲は参加アーティストによるものです。 テクニックがどうのではなく、感覚だけで素人評価をしてみました。 最高は、星5つ★★★★★ 最低は、星1つ★☆☆☆☆ A Tribute to Dan Fogelberg01)Phoenix Garth Br

💿智内威雄 ライブ2023 - 左手のピアニスト -

10月7日、今年も楽しみにしていたライブを聴きに、四條畷市のホールへ。 智内さんについては、以前に私が書いた以下のリンク先を読んで下さい。 上のリンク先で細かいことまで書いたので、今回の記事はあっさりと進み、直ぐに終わります。 今回も、新しい試みが色々とあり、楽しいライブとなりました。 ライブ終了後、CDを今年も購入。 紙ジャケで、開いた箇所に日付とサインをその場で書いてくれます。 CDの収益は、左手のピアノ音楽による芸術振興事業、片手演奏による教育福祉事業として

💿追悼 Randy Meisner - The Eagles -

20年ほど闘病のために表舞台で見ることのなかったランディが、2023年7月26日に77歳で亡くなってしまいました。 亡くなってから、すぐに何かを書こうとしましたが、二月近く経ってしまいました🙄 私が、一番最初に洋楽のアルバムを聞いたのは、The Eagles「Hotel California」で、この時のメンバーが私にとってのイーグルスです。 ですので、ベースはランディ・マイズナーでないとダメなのです。 ホテル・カリフォルニア以降イーグルスはアルバムを出し続けますが、

💿追悼 David Lindley

2023年3月3日、78歳で亡くなりました。 個性あふれるギタリスト、ヴァイオリンをはじめ弦楽器なら何でも弾けるミュージシャン、残念です。 Stay1980年11月、Jackson Browne の追加公演、 大阪府立体育館で聴いた Stay 。 途中の高音なヴォーカル、レコードでは誰が歌っているのかわからなかった。 友達と、Jackson Browne の子どもかな、そんな話をしていたと思う。 ネットで簡単に検索できる時代では無かった。 曲の途中、スチールギターか

💿Kris Kristofferson 祝!87歳 - 「Me And Bobby McGee」って曲が好き ( Willie Nelson / Janis Joplin) -

Kris Kristofferson の死亡説が流れるが、1936年6月22日生まれですので、今日が87歳の誕生日。 死亡説はデマだと信じて今日の誕生日に記事をアップ。 Me And Bobby McGee何の変哲もない曲。 Me And Bobby McGeeって曲が好きなのである。 40数年経った今でも良く聴いている。 Willie Nelson 最初にこの曲を知ったのは、見出し画像の「Willie Nelson sings Kris Kristofferson

💿吉田拓郎「ah-面白かった」 - レコードを手に入れるまで7ヶ月 -

ah-7ヶ月まった拓郎が引退を宣言し、そして、これが最後のアルバム。 2022年8月10日発売です。 売り出された時、ネットで買おうとするも完売。 それから約半年、たまたまヤフオクやメルカリを見ると、未開封の新品がたくさん売られているのを知りました。しかも、定価より安い商品も結構あります。 中古のジャズレコードばかり買っていた数十年。最後に買った新品のアルバムタイトルは、Bill Evans Trio「Waltz for Debby」です。 2007年4月25日(画像か

🎸Jackson Browne「JAPAN TOUR 2023」 - 1階4列目で数十倍の感動に感謝 -

3月20日にフェスティバルホールへ。 2017年10月23日以来、6年ぶりの来日です。 フェスティバルホールグッズ 入場する前に、まずはグッズです。 何が売っているのかわからない中を30分ほど並びました。商品の前に辿り着いた時点で、これは欲しかったと思った右上5番のトレーナー(デザインはファーストアルバムのジャケット)は売り切れでした。 結果、いつも通り7番のツアーパンフ、せっかくなので8番のトートバック(デザインはサードアルバムのジャケット)も購入しました。 ホー

🎦映画「BLUE GIANT」 - 大音量で楽しむには映画館しかない -

映画化を希望していた「BLUE GIANT」、やっと観に行けました。 コミックと比べて 音が聴こえてくるような臨場感のある漫画です。 それでも、実際に映画館で爆音が聴こえてくると違いますね、全く漫画とは別物に仕上がっていました。 上映時間 少し遠方の劇場まで調べましたが、どこも上映は一日一回。 自宅から歩いていけるところでは、平日が夕方4時30分からでとても行くことはできません。そして、土日は夜の9時55分スタートで終わるのが0時5分。 ありえない時間帯ですが、いつ

📀亡き姉が浩則に与えた偉大なる影響⑦ - フォーリーブス・荒井由実・赤い風船・マイペース -

前回の続きです。 思いで7私には姉(1958年生まれ)がいましたが、9年前、56歳で亡くなりました。 実は今日が命日です。 姉はフォーリーブスの大ファンで、レコードは全て保存用と聴く用の2枚を買っていました。 私自身、嫌でも多くの曲を覚えてしまいましたし、今でもフォーリーブスの曲は、カラオケで流れると全て歌えるかも知れません。 メンバーの中でも、特に青山孝(ター坊)のファンで、ター坊の家でお手伝いさんを募集しているからと母に行く様に、僕にはジャニーズに入る様にと、無茶