「プロ意識のある編集者」って? そっとあたりを見回し考えてみた
出版社で書籍編集をやっている、マルチーズ竹下と申します。働くうえで時にモチベを上げ、時に我が身を苦しめる魔法の呪文「プロ意識」について書こうと思います。
というのも、先日、見て(聞いて)しまったんです、こんなやり取りを。都心郊外のドトールで。
「プロなんだからさ、ちゃんとしようよ!」
声のほうを見ると、隣のテーブルに、黒ジャケット姿の女性ふたり。ぱっと見40代前半くらいの女性と、ぱっと見20代前半くらいの女性がいます。仮に前者をAさん、後者をBさんとします。「プロなんだ