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これから鍵になるのは『ゆるい繋がり』

これから鍵になるのは、
『ゆるい繋がり』
なんだと思っています。

今後、『組織』という概念が
どんどん、あいまいに
なっていくような
気がしているからです。

何らかの組織に
属していようがいまいが、
プロジェクトが立ち上がった時に
それぞれの分野の
プロフェッショナルに
声がかかって一時的に組織化する。

プロジェクトが終了したら解散。
また、それぞれの仕事や
組織に戻っていく。

プロジェクトが立ち上がるたびに
それに必要な専門知識などを
持つ人たちが集まって
プロジェクトを進めていく。

そんな流れが今後、
もっと、当たり前になって
いくような気がしています。

そんな時代に必要不可欠と
なるのは『ゆるい繋がり』
なんだと思います。

声をかけてもらいやすい
人間でいるために必要なのは
『人とゆるく繋がっておく』
ということ。

逆に自分が何かプロジェクトを
始めようと思った時などは
必要な人、キーになる人に
いつでも、声を
かけることができるような
『ゆるい繋がり』をいかに
多く持っているのかが鍵になる。

そのために今、
意識しておくべきなのは
地域、ジャンル、年齢や性別などの
枠を超えた幅広い分野の人たちとの
『ゆるい繋がり』

そのために必要なのは、
『日々のちょっとした
何気ないコミュニケーション』
やブログやSNSなどでの
発信なんだと思います。

『ゆるい繋がり』があるからこそ、
プロジェクトが立ち上がった時に
声をかけてもらえますし、
逆にプロジェクトを立ち上げたときに
必要な人に声をかけることが出来る。

やりたい事を達成するために
必要な人たちを集めて一瞬で、
組織化することができる。

今や一人で乗り越えていけるような
時代ではありません。

総務省が2018年に発表した
『情報通信白書』によると、
2017年度における、20~70代の
オンラインコミュニティに
参加している人の割合が
全体の80%近くに上ることが
分かっています。

『人とつながっていたい』
『何かに属したい』
『認められたい』
『成長したい』
は人間が元々持っている
本能的欲求です。

『つながり』は強すぎても、
まったくなくても
いろいろと問題が出てくる。

村社会のように
強過ぎる『つながり』でもなくて、
都会で良く言われる
『つながりがまったくない』
わけでもない。

そのちょうど中間あたり
に落としどころが
あるように思います。

これから、ますます、
小規模コミュニティが
主流となっていっていくと思います。

限られた存在の人が
中央集権的に力を持つような
世界ではなくなりました。

一つに組織だけに
とどまるのではなくて、
必要に応じて、行きたい時に
行きたいところへ
自由にいろんな
コミュニティを行き来する。

野球も好きだけど、
バスケットも好き。

旅行も好きだし、
音楽も好き。

食べることも好きだけど、
読書も好き。

その都度、好きな
コミュニティに
好きな時に自由に参加すればいい。

一つの組織に一人の人間を
囲い込むのはもはや不可能です。

『この人たちには好かれよう。
 その代わり、この人たちには
  嫌われても仕方がない』

そういう感覚で
いいんじゃないですかね。
むしろ、そんな感覚が
必要不可欠とさえ思っています。

みんなとは仲良くなれません。
みんなと仲良くする必要もない。

これから鍵になるのは、
『この人と繋がりたい』
『この人と繋がっていたい』
いかにそう思って
もらえるかなんだと思います。

いろんな地域、ジャンル、
年齢や性別などの
枠を超えた幅広い
分野の人たちとの
『ゆるい繋がり』は
『強い安心感』を
生み出してくれる。

『誰かと繋がっている』
それだけで人は
安心感を感じるものです。

一生繋がっていたい。
そう思わせてくれるような
人たちとの時間は
ものすごく有意義な時間です。

自分の人生を豊なものに
してくれています。

結局、なんだかんだ言っても、
人は誰と繋がっているのかが、
その人の幸福度に
一番、大きな影響を
与えているんじゃないですかね。

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