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読書から自分を高める

さて、これまで自分の読書ライフについて書いてきました。
どんな変遷を辿ってきたのか、
自分のことを振り返ってみるとなかなか面白いですね。

あんまり自分の趣味について振り返ることはないので、
なかなか感慨深いものがあります。

読書で言えば、自分の成長に合わせて、読む本も変わっていくんだな〜と。

ここにも書きましたが、はじめに読んでいた真保裕一さんは結構「ハードボイルド」系なので、
高校生の自分にとってはワクワクしてよかったのだろうし、
その後にハマった宮部みゆきさんとか、有川浩さんなんかは、女性目線の感情の機微がしっかりと描かれていて、
大学生とかその後の自分の人生に凄く活きている気がする。
人間関係の中でも、いろんな人がいるっていうのがわかったし、
本の中で起きたことを実生活に反映させることもできる。

そして、東野圭吾さんの本の中では人間の本質について考えさせられたり、人生をどう生きて行こうかってことも考えさせられたりする。

つまり、自分の「今」を形作ってくれているのは本が多く、
小説によって多くの人生を垣間見ることができたから、
それをもとに「考える」ようになったのだな〜と感じました。

小説以外の本から学ぶこと


自分の人生の中で切っても切れない「読書」ですが、
小説だけではありません。
上にも書いた通り、多くの本に影響を受けています。

その中でも20歳前後の自分に影響を与え続けてくれたのが、
故・野村克也監督の著書です。

言わずと知れたボヤキの大監督(大野球選手)笑
だったわけですが、とにかく含蓄に富んだ表現が多い。

「プロ野球選手になるのは一握り」
「野球選手以降の人生の方が長い」
「野球選手としてではなく、社会人として育たなければならない」
こんな信念を持ってチームづくりをしていたことから、
まだまだ社会の中で成長したい自分にとっては凄く物事を教えてもらった師匠?というふうに勝手に思っています。

野球ファンの中ではとにかくこの野村ノートが有名。

「来た球を打つ」
という本能全盛のスポーツの時代に、
「何がくるかを予測する」
というデータを導入していったのは、紛れもなく野村監督でしょう。

この本は野球好きにはたまりませんが、
やっぱり野村監督のスゴいところは「人間育成」を中心としたところです。

こんな風に、人生論、組織論、育成論などもどんどん展開していくので、
非常に面白い。

「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」
「人間は無視・賞賛・非難の段階で試される」
など、わかりやすく、納得してしまう表現も多く全てが血肉となっていきました。

あまり叱ってくれる人がいなくなった現代だからこそ、
自発的・能動的に自分の言動を振り返っていく必要があります。

本を読みながら、自分自身を振り返る


そんな中で読書は内省するためにはとにかく都合が良い。

どこでも、どんな時でも、自分の都合で、振り返ることができる。
振り返る内容は、本を読んでいれば、勝手に頭に浮かんでくる。

それを、今本を閉じたこの瞬間から、実際に生かすことができる。

たくさんの本を読んで、また自分を高めていきたいですね〜。


ここまで読んでいただいてありがとうございます!

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