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青春の始まり『青春の記録』第1、2話感想

Netflixでほぼ韓国と同時に見れる『青春の記録』がスタートした。本国では21時から。日本で厳密に何時からなのかわからないが、23時過ぎにはもう見られるようになっていた。

なんて幸福。

下手したら新しいドラマを一年くらい待たなくてはいけなかった頃を考えると、時代とともに恵まれる、という感覚がぴったり。

「公平なのは時間だけ」

ヘジュンのセリフからの一言。

パク・ポゴム演じるへジュンは、容姿に恵まれてはいるが、自分の中の強い正義感のせいもあって現実に苦しみ葛藤するキャラクターだ。

家は、自分と似ているとこの多いおじいちゃんのおかげで多分かなりの借金を負っている。真面目一本槍といった堅物の父親、優しい母、兄で構成され、経済面で恵まれていないことが大きなネックなっているが、本人はそれと正面からぶつかり、実力で切り開いて行こうと思っている。
しかし、現実は厳しい。

「真面目だからうまくいくわけじゃない」

パクソダム演じるジョンハは言う。

彼女もまた、厳しい現実と夢との間でギリギリの安定を頼りに生きている。

二人に共通しているのは、日々感じる悔しさ。行き場のない焦りと苛立ち。

へジュンには兵役という逃れられないタイムリミットもまた、迫っている。


韓国ドラマの大事な要素である『青春』の、輝かしさの裏にある痛みや悔しさ、不甲斐なさにスポットを当てた1、2話。

最後の賭けであった映画のオーディションに落ちたヘジュンは、入隊するために髪を切りにジョンハのサロンにいくが・・・

ここからどうなっていくのか、楽しみだ。


お金がないことがキャラクター設定の一つであるヘジュンが、マルジェラのジャケットを着ていてあ、となったが、そうかでも、モデルだからもらったりするという設定なんだろうなと納得した。





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