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つくってたのしいサッカー戦術ブログ

導入的なアレ

こんばちは。アタック25の児玉清です。(CV.博多華丸)

いや違う。

どうも、僕です。*写真はイメージです。

今回は何を書こうかというと、いわゆるその、僕が界隈の隅っこでぐっちゃぐちゃにやっているあの、『サッカー戦術ブログ』ってやつのことなんですけどね。覚えてくれてますかね。長引くstay home(ネイティブに言って)で、綺麗に忘れ去られて、高層マンションが建ったりしてません?僕はしてます。イオンですけれど。

スタッフにURLまで用意してもらいましたが、別に飛んでもらってももらわなくても飛んでもらってください。大いにアクセス数が増えます。露骨なアクセス数稼ぎですが、そもそも、このお気持ち有象無象noteが目に触れる数が、ジャングルの奥地で今も暮らしている少数民族(CV.福山雅治)並みだと思うので、無問題(モウマンタイ)かと。

まあ何がどうってアレですが、アレをアレする時に何かしらのアレな言説をアレ一杯に聞いてきたわけで。とんでもないオブラート饅頭にしていますが、要するに話題にしたいのは、

戦術野郎には血も涙もかよってねえ。俺が(私が)、好きなんだからゴチャゴチャ言うな

とか、

戦術ブログとか何のために書いてるの?読み手意識して書いてるの?

など、特にTLという、魑魅魍魎が跳梁跋扈し、百鬼夜行と悪鬼羅刹の有象無象どもが天上天下している場所で、降っては湧きを繰り返す定期イベント的趣があるアレについてです。

*ちなみに(私が)を入れたのは、最近厳しくなったダイバーシティ?インテンシティ?マンチェスターシティ?トキワシティ?なアレに配慮したアレです。

分かる分かるよ君の気持ち

まずまあ、自粛期間前の僕であれば、「ええやんか」「好きにさせてくれ」なんていう、居酒屋で浴びるほど酒を飲んでる奴が吐きそうな台詞第3位と6位にランキングしそうな台詞を言う思想の持主でした。(実際にそんな台詞を吐いたことはありません。飲んで吐いたことならありますが)

それなりに、まあそれなりっていうのは、それなりでしかないんですけれど、今もそんな感じに思っています。個人の創作なんで。しかも三下の三下が「これは初心者には受け入れられない(キリッ)」とか「用語が難しいでちゅね~優しい言葉遣いにしましょうね~(バブみ)」と言ったところで、新橋の高架下だったり、多摩川の河川敷だったりするので、六本木とか銀座あたりのスタンスをそのまま受け入れるのはなかなかの無理があるなと思っていたりしている感じ的な雰囲気を纏っているつもりではいます。

ただ、この自粛期間で色んなことがありました。ネットで。もう個別の案件については関係者に直接問い合わせしてほしいので、コメントは控えますが、一言だけ言うなら、この10年、15年の間にずっと言われてたことの焼き直し、何万煎じを見たなという、おおよそ嬉しくない古参的、老害的感想しか残らなかったです。もっと違う人生を歩みたかった。でもそこで思ったのは、たしかに「好きにやりゃええ」精神なんですが、「俺はこの作品が面白いし、楽しかった。ラストの花見とネズミ君がバイクに乗って桜の中を疾走するシーンも良かった」と素直に思う派なのですが、やれマーケティングの失敗だの、裏切られただの、ワニの死に心を痛めたので思いを馳せたいだの、頼むからそのわけわからん因数分解とか微分積分とか英文解釈みたいなことを言うのは止めてほしいと思ったのが率直な感想でした。


でも振り返ってみれば、僕がサッカー戦術ブログなるものでやっていることって、この、因数分解やら英文解釈やらの類だなと。


俺は(私は)このシーンが好きだ!と言っているひとの横で、陰湿メガネをクイッとするアレをやりながら、「そのシーンはですね、くぁwせdrftgyふじこlp;@:「」なんて言われた日には、「うるせえ戦術野郎!」ってなるのも、なるほど、うるさいなと、共感してしまった次第なわけなんですね。まあ100万歩譲って、この根暗陰湿メガネオタクの話を聞こうと耳を傾けても「このハーフスペースがインテンシティでカバーシャドウのインテリオールにパラレラをゾーンディフェンス的なポジショナルプレーサンキューな!」なんて言うもんですから、「(分かりやすく)喋れよ!!!(CV.三村マサカズ)」になるわけですよね。すごく分かる。

まあこいった感覚をこの自粛期間に何度か感じるぐらいには、いろんなことが起こったネット界隈でしたが、極論すれば僕は別にそこまで深入りしていないし、ある意味表層部分、見える部分を楽しもうスタンスなので、そういう横でごちゃついてるのがうっとうしいなと感じたのでしょう。「森羅万象すべてに難癖をつけているのか?コイツ?」とすら感じた時もありました。ま、人間そんなもんです。スタンドでごちゃついてすみません。

インディーズ作品としてのサッカー戦術ブログ

どうやら、あのZUNさんが(飯尾じゃないよ)、「インディゲームは、作り手のためのもの。売れなくても、面白くなくても、作っていて楽しければそれでいい」らしい旨の発言をされたようです。

これを見てですね、ハッとしたわけです。

まあTwitterをダークモードで閲覧しているので、発光したからハッとしたわけではなくて、このツイートの言葉に対してですね。(知ってた)

ある意味表層をなぞって……いや、言い方が悪いな、純粋にパッとみて面白い、面白くないを語る人間と、こりゃあ面白いブログだぜ!(「こりゃあうまいココアだぜ」で検索)と書く人間とは別に対立構造ではないし、むしろ根っこは同じで出力方法が違うだけなんじゃないかって思ったわけです。

ナニカを分かりやすくとか、説明口調というよりは、僕的には、その「戦術野郎に俺達(私たち)の気持ちなんて分からねえ。良いと思ったんだから良いんだ」という言説は、「そうですその通りです!!!僕もそう思いましたお客様!!!」なんですよね。きっと。心の奥底では。いや正確には、そんなに共感しないシーンやポイントかもしれないし、自分の共感ポイントを押し売りしたいわけでもないんですが。(布教と宣伝は別腹だ)

「面白い、よかった」の一言では終わらせず、ブログや記事にしてしまう狂気じみたことをしているのが、僕のサッカー戦術ブログに対する向き合い方だし、それで表現したいと思っているのだなと。でも言っていること自体は、そんなに大きなことも言っていないなと。そういう文脈のなかで、「インディーズ作品としてのサッカー戦術ブログ」という言説が、今一番自分のなかではフィット感がいいです。ピチピチユニと同じくらいフィットします。でもユニはダボダボ派です。ユニワンピっぽく着る女子派です。感謝します。

僕はだから、僕が面白いと思うまでとことこん微調整したり、改良したいと思う人間だったりします。次はもっと面白いものをと。僕はよく作品作りを寝相やら寝心地に例えます。いいポジションや姿勢が見つかるまで、ごろつくタイプの人間です。さっさと寝てくれ。そういう意味では、そのごろついている時が一番楽しい時間です。構想を練ったり、文章を書いたり、材料を持って来たり、校正したり。世に出せばあとは、読み手の物になるなと思っている節があります。わりと真面目に。まあだからそれが、売れ線なのかウケるのかとか、一応自分のなかの狙い値みたいなのはありますが、基本はやっぱり自分が良いと思ったものを創りたい、書きたいと思っています。それが因数分解と捉えられてしまうなら、それはもう申し訳ないとしか言えないです。でも僕は楽しいので。

ま、なるようになるさ

ここまで3000字程度の狂文を書いてきましたが、今まであっち側だと思ってた側に、いつのまにか僕も立っていた機会があったので、それは面白い経験をさせてもらいました。そういう意味では、この自粛期間も悪い物ではなかったのかなと。いや、Jリーグが無いと死ぬんだが。この先の未来で、僕が間違って、仮にとんでもない世界線に入って商業デビューなりをしてしまった時には、もちろん売れる、ウケるものづくりをしないといけないとは思いますが、まあやっぱり三下の三下レベルがやっている怪文書なわけで、僕が楽しいと思ったこと、面白いと思ったことを追及したいなと。

内輪ネタ?そうです。

自己満足?そうです。


だって、サッカー戦術ブログなので。

またこういうこと言うと面倒くせえとか思われるんでしょうが、大丈夫です。僕もコイツ面倒くせえなと思ってます。みんなで面倒くせえことから逃げて、時々逃げずになんとか生きていきましょうという、世界平和を願う的なコメントで締めさせていただきます。では、また。

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