せんだいしろー

仙台戦術藩の人です。サッカー戦術ブログ『蹴球仙術』を書いてます。 ここではベガルタ仙台…

せんだいしろー

仙台戦術藩の人です。サッカー戦術ブログ『蹴球仙術』を書いてます。 ここではベガルタ仙台について感じることを書ければ。日進月歩。

最近の記事

文字の海を、船が漕ぎだしていく。

どうも、僕です。 ずいぶんとこちらの更新が滞ってましたね。 最近は、あまり物を書くことに時間とパワーを割けられないのが、なんとなく情けないと思いながら、怠惰に暮らしを暮らしています。人間そんなもんです。 物理的な時間もさることながら、意識的に時間を割こうという意識も希薄と言うべきでしょうか。魂の抜けた機械人形が、歯車の油が切れて動かなくなるまで、決められた動作を続けているという感覚すらあります。 日常に落とし込まれているといえば、そうとも言えます。表から見ればそれは表

    • ボクは、コイツが、ニガテだ。

      ユニフォームがニガテだ 01 僕には、好きな物と、苦手なものがある。 好きな物は、サッカーだ。 22人が一つのボールを追いかけまわして、相手のゴールに入れながら得点を競うスポーツだ。僕はこのサッカーというスポーツの、いわばファン…… いや、サッカー的に言うのであれば、サポーターと呼ぶべきか。 正直こんな言い方をクラスのみんなには言わない。   絶対に。 自分を『オタク』だと思われたくないからだ。 そして、僕には、苦手なものがある。   それは……  

      • 理想と現実への挑戦状

        自分の清水戦の記事を読み返してみて、まあ概ね自分が考えてる微妙な感情というものは表現できていたなと。ただ、ずいぶん頭狂ってんなコイツとはなったけれど。(笑) だってクリーンシートだし。だって相手は攻撃力の高い清水エスパルスだし。よく考えてみてよ。ケガ人だってたくさんいるんだよ?やりくりも大変だしさ。それに今年は降格も無いし、最悪最下位でも、来季に繋がる戦いができてたらいいんじゃないの?この前は救われてほしいとか言ってたのに、今はやるべきことをやれって、ずいぶん変わり身が凄い

        • 今日も、勝ちたかったね(アウェイ柏戦感想+再開後ふりかえり)

          観戦後ツイートまとめ 今日は特にないです。(笑)ひとつだけ個人的な感情を言うのであれば、みんなコロナでやられてるなって。ある意味、スタンドでの感情の爆発(正も負も)がスポーツの役割でもあって、それを中途半端な形で与えられてるから難しいよね。  結局は一方通行のメッセージを、いろんな形で咀嚼したりクッションを挟んだり、噛み砕いたり、誰かに吐き出したりして、本当に自分に残しておきたい物の選別をするんですが、それがまあできないよね。  勝ったら勝ったでこんなサッカーでいいんかい

        文字の海を、船が漕ぎだしていく。

          今日、勝ちたかったね。(川崎戦感想)

          試合後感想ツイートのまとめです。 少し落ち着いて考えたけれど、何を考えるかといったら、「どうして前半に3点目が取れなかったのか」を考えるべきなんじゃないかなと。 決して酔狂で言ってるわけではなくて。いわゆる、電撃戦を良しとするトランジショナルなチームって、前半に相手が様子見てるところを強制的にスピードアップ、テンポアップ、心拍数アップさせて決戦に持ち込むんだよね。 だから、まあ当然なのだけれど、45分間、長くても60分間で決着をつけないと、最後までこちらの強度が持たない

          今日、勝ちたかったね。(川崎戦感想)

          格の違い

          *脳内監督による試合前コメント風ざっくりプレビューです。みなさんのお好きな監督ボイスで再生ください。僕は、櫻井孝宏で。 ―――リーグ戦再開後、これまでの5試合を振り返っていかがですか。 まあ、あの、我々が取り組んでいる攻守にアグレッシブなサッカーを思い切り表現しようと、選手には話しながらこれまで準備してきましたけれど、まあ、難しい時期のなか選手が、それに応えてくれてこれまで戦ってこれましたし、まだ課題の部分はありますけど手応えは感じています。あとは、ゴール前で決めきること

          世界で一番

          大好きなサッカーを取り上げられて、どんな気分だい。 最悪?いや、もっとだろう。 いいか、君たちは、日本中で、いや世界で最もサッカーをしたくてしたくてたまらない連中なんだ。 大好きなものを取り上げられて、思う存分できなくて、もう十分に悔しい想いをしているだろう。 だから、ボールを離すな。 獲られても、すぐ獲り返すんだ。 一分でも、一秒でも長く、ボールを持ってサッカーをするんだ。 待ち望んだサッカーを、Jリーグを少しでも長く味わうんだ。 もちろん、相手だって負けじ

          あの日、僕は「関口訓充のポスター」を壁から外した。

          飛行機関口が移籍したーーー。 2012年のオフ。当時の僕が「応援していた選手」だったベガルタ仙台の関口訓充は、浦和レッズへと移籍しました。 関口は、2010年、2011年ごろから、僕が本格的にベガルタ仙台の試合を観るようになるのとリンクするように、日本代表に選ばれ、サムライヘアーであの「雨の等々力」のピッチにも立ちました。若くやんちゃ全開なキャラらしく、右サイドをドリブルでガンガン攻めるスタイルがとても魅力的で、大好きな選手でした。 よく覚えているのは、2012年、第5

          あの日、僕は「関口訓充のポスター」を壁から外した。

          つくってたのしいサッカー戦術ブログ

          導入的なアレこんばちは。アタック25の児玉清です。(CV.博多華丸) いや違う。 どうも、僕です。*写真はイメージです。 今回は何を書こうかというと、いわゆるその、僕が界隈の隅っこでぐっちゃぐちゃにやっているあの、『サッカー戦術ブログ』ってやつのことなんですけどね。覚えてくれてますかね。長引くstay home(ネイティブに言って)で、綺麗に忘れ去られて、高層マンションが建ったりしてません?僕はしてます。イオンですけれど。 スタッフにURLまで用意してもらいましたが、

          つくってたのしいサッカー戦術ブログ

          歌が世界を救うと本気で考えている君へ

          どうも、僕です。 世の中、車なのか、ビールなのか、ワールドなのかよう分からん名前のアレが跳梁跋扈しているおかげで、密集・密接・密閉なんていう、接近・展開・連続的なアレをアレしないとW杯ベスト4行けないんだ、ドラ〇もんが安心して未来に帰れない展開になっています。 まあ、先に言ってしまえば、そんなどうしようもない世界を歌ったからってなんとかなることはないです。 タイトル回収乙。 これでは記事にする必要もないと与野党超えた超党派の議員連盟あたりから署名やら連名やらを集められ

          歌が世界を救うと本気で考えている君へ

          いま、君に。

          ———————どうして君は、いなくなってしまったのだろうか。 あの時。 忘れもしないあの寒空の2月に出会って。 これからの期待と希望に満ちた時間を過ごしたというのに。 「また会おうね。」 「また今度ね。」 そう君は言った。 でも、桜が咲いても、若葉になっても、君は一向に、僕の前に姿を現さない。 もう君と過ごした日常が、毎日が、非日常のように思える。 いや、思い出せなくなってる。 先行きが見えないこんな世の中だけど、少しでも君の声が聞きたくて。 大歓声のな

          いま、君に。

          一秒、また一秒

          左足から放つ、放物線。 常田(トッキー)の期限付き移籍が発表されました。しかも、育成型。トッキーといえば、昨季のガンバ戦でCBをジョンヤと組んだのが非常に印象的です。Jリーグにおいて、キック力やパス距離というのは、そのまま優位性になったりすると考えています。たとえば、宇佐美やクリスティアーノ、中村俊輔、本田圭佑とかとか。強力なキックやミドルからロングレンジのパスというのは、近い距離での展開やゴール前でのシュート意識が希薄な点などから、日本にいっぱいるサッカー選手と一線を引け

          一秒、また一秒

          第1節名古屋戦 感想

          ーーーいよいよリーグ戦が開幕しました。率直な感想をお聞かせください。 まあ開幕戦ということで、サポーターのみなさんも非常に楽しみにされていたゲームでしたし、そのなかで我々も今季の取り組みというのを表現して、勝利を届けられたらなと思ってました。結果としては同点に追いつかれて勝ち点1でしたけど、非常にタフな、厳しいゲームで勝ち点を取ったと。今季もまた始まるぞと非常に締まったゲームになったなと。リードして追いつかれてなので、悔しい部分も大きいですけどタフな相手から勝ち点をもぎとっ

          第1節名古屋戦 感想

          2020 ベガルタ仙台 -挑み続けること-

          さあ、開幕戦が始まるわけだけど、去年はいっぱい悔しい思いをしたね。 できなこと、足りないこと、いっぱいあったね。でも、たくさんサポーターたちがほんとにたくさんサポートしてくれた。開幕戦もたくさん来る。喜ばせよう、勝って笑ってもらおう。今度は君たちがサポートする番だ。いい? でも、なにより君たちが一番楽しもう。自分たちが楽しんで、サッカーを楽しんでる姿をたくさんのサポーターたちに目一杯見せよう。 ボールを握ったら握り続けよう。誰がボールの主人かを示そう。取り上げられたら、

          2020 ベガルタ仙台 -挑み続けること-

          「君が広く攻めるなら、私はもっと広く攻めましょう。」と微笑む君。

          序 冬。 仙台。勾当台公園。 ベンチ。高校生。男女2人。 「こんな寒いところで話さなくてもいいんじゃないですか?」 「嫌なら止めてもいいのだけれど。それか、暖かいものでもあれば、少しはマシになる気がするのだけれど。そうね、たとえばホットチョコレートとかいい気がするわ。気がするだけかしら?」 「はいはい…」 自販機。コーヒー。2缶。合計240円。 「おかしいわね朗君。チョコ要素が一ミリも無いのだけれど。」 「勘弁してくださいよ…詩さんの要望通り、『真冬の外』、『

          「君が広く攻めるなら、私はもっと広く攻めましょう。」と微笑む君。

          2020ベガルタ 「トップ下」というポジション

          べがキャン△こんにちは。 ベガルタは、あったかい糸満での一次キャンプまっさかりですね。選手がTwitter上でイチャイチャしているのを(・∀・)ニヤニヤしながら眺めているアカウントがこちらになります。尊い。(オンシーズンだとなかなか見れない光景ですからね。) さて、そんなキャンプ情報で、今季の取り組みがチラホラ聞こえてきました。 まあ、この時期は戦術の落とし込みというより、フィジカルコンディションを上げていくことが主眼に置かれてますから、正直話半分ぐらいに聞いてます。本

          2020ベガルタ 「トップ下」というポジション