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恋の病は薬で治せず、真の悩みは酒でも解けぬ

恋の病はどんな薬を飲んでも治らないし、
本当の悩みはいくら酒を飲んでも消えはしない。(中国)

風邪を引いたり
お腹が痛くなったり
するのは、
細菌のせいだと
誰もが知っている
とおりです。

それらの細菌は
気分が悪くなる
小さな虫のような
ものです。

しかし、
私たちを
動揺させたり
心配させたり
するものの中には、
細菌が原因ではない
ものもあります。

写真素材:悲しむ女性

本当に悲しいときや、
何かに悩んでいる
ときのように、
薬を飲んでも、
お酒を飲んでも、
そのような感情は
あまり改善されません。

肉体的な病気とは
根本的に違います。
落ち込んだり
悩んだりして
いるときは、
他の方法で
気分を良くする
方法を見つけなければ
なりません。

写真素材:海を眺めるカップル

日本では、
恋煩いに効く
薬はないと
言われています。

好きな人がいて、
その人のことを
考えずには
いられないときの
ようなものです。

写真素材:草津温泉 湯もみ

「お医者様でも草津の湯でも惚れた病は治りゃせぬ」

と、このように
医者でも
お風呂でも
恋の病は治らないと
歌にも詠まれています。

あなたが恋という
特別な病気にかかったと
想像してほしい。

咳や熱とは違う。

この種の病気は、
あなたが誰かを
とても好きなときに起こります。

では、あなたが
あらゆる種類の
病気を治すことができる
医者だと仮定してください。

あるいは、
草津(または有馬)
という場所にある、
人々を元気にすることで
有名な魔法の温泉の
ようなものがあると
想像してみてほしい。

たとえあなたが
世界一の医者でも、
世界一の魔法の温泉でも、
この恋の病を
消すことはできない。
恋に落ちた山を
治そうとするようなもの。

写真素材:お花 ストレス イメージ

つまり、
この言葉は、
恋のように、
薬や温泉が
どんなに強力でも
直せないものが
あることを
思い出させてくれる
物語のようなものなのだ。

恋愛感情を治すのは
本当に難しいということに
つきるわけですね。


恋のせいで
ひどく動揺している人を見て、
あなたは冗談めかして、
その人のことを
しょうのないやつだと
苦笑交じりにいう場合や、
いつも悩みを
抱えている人を心配して、
ちょっと飲みに行こうと
提案したりします。

このように、
悩みごとにくよくよして
やけ酒をあおっている者を
いさめるときにも
使われる言葉です。

よろしければ、応援のほど、よろしくお願いします! それにお答えできるよう、がんばります!