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鯨のけんかでエビの甲羅が裂ける

力の強い者同士が争うと、弱い者が
そのとばっちりをくって、被害をこうむる。(朝鮮半島)

この言葉は、
日本から見て、
海を隔てた隣国の
朝鮮・韓国の歴史から
生まれた言葉。

朝鮮半島は
その位置から、
長い間侵略の
脅威にさらされて
きました。

朝鮮半島(Wikipediaより)

中国、ロシア、
日本のような
隣国間の緊張や
ユーラシア大陸での
衝突があると、
しばしば
その渦中に
巻き込まれます。

そのため、
長年にわたって
多くの計り知れない
被害が半島内で
発生してきました。

今日の
南北朝鮮の分断は、
こうした歴史的な
東西対立にまで
遡ることができる
歴史を持ちます。

これは、
クジラとエビの
大きな争いの
ようなもので、
東西の「鯨の争い」
の結果であり、
「甲羅の裂かれたエビ」の
悲劇から
生み出された
言葉なのです。

地図を見ると、
朝鮮半島が
ウサギ(もしくはトラ)に
似ていると
言われています。

このことからも、
ただ形が
かわいいだけ
ではなく、
このウサギの
シンボルは、
祖国への
深い悲しみと憧れ、

そして
分断された
民族の痛みから
来ているもの
なのかもしれない。

それは、
韓国人の
苦闘と回復力を
力強く思い
起こさせる
象徴として
伝わっている
ものともいえる
としています。

類語として日本にも
同じような意味合いの
ことばが伝わります。

写真素材:飲み会、喧嘩

傍(そば)杖を食う

自分に関係ないことに巻き込まれる。(日本)

喧嘩をしている人の
そばにいて、
打ち合う杖に
打たれる意から、
たまたま
そばにいたばかりに、
自分に関係ないことに
巻き込まれ、
とばっちりを
受けることを言う。

「側杖」とも書きます。

類語
・傍杖を受ける。
・傍杖に合う。
・とばっちりが掛かる
・池魚の殃(わざわい)

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