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親密感の怖れ克服への道のり vol.6(最終回):怖れとともに歩んでいくいこと。「今」を生きること。

こんばんは。
ブーケアーティストの咲凜(えみり)さとです。


30後半に出会った心理カウンセラーさんのところに、本日訪問してまいりました。この方のカウンセリングは、5ヶ月に一回のペースで受け続けています。

過去の私は、なかなかに激しく壮絶な経験を乗り越えて今に至ります。


30後半の時、繰り返す恋愛の失敗をなんとしても克服したくて、このカウンセラーさんを見つけて訪れました。一度だけ、当時の恋人とのカップルカウンセリングを受けたこともありました。

カウンセラーさんと出会って、10年の歳月が流れて11年目に突入しました。二人で、「お互いに歳取るよねー」と笑い合いました。


さて、「親密感の怖れ克服への道のり」として、シリーズで綴ってまいりました。このシリーズ、今回を最終回といたします。




これまでのシリーズ


これまでのシリーズは、こちらです。


フラッシュバックへの対処法のこと


一般的に、恋愛相手やパートナーに対して、人は感情を揺さぶられることが多くなるものです。親子関係を再現することもよくあるケースです。

ここからは、私のケースです。

私は恋愛相手に対して、ストレスを感じると無意識に複数の人物を演じて接することがあります。

過去の傷に対する防衛反応として、無意識に起こす症状です。いわゆる、フラッシュバックと言われるものです。

次の状況の時に、発症する傾向が強いようです。

  • 親密な関係・とりわけ恋愛相手に対して発生する頻度が非常に多い

  • 相手に対して違和感を感じる時

  • 過労や寝不足・空腹などにより、身体的にもストレスを感じている時

  • 精神的にストレスが掛かる時

  • 恋愛相手との間で、嫌がらせの応酬になる時


無意識の反応なので、出てしまうことは致し方ないです。

今日受けた心理カウンセリングの場で、フラッシュバックは、今後も起きるもの・起きて当然のものとして扱っていくことに決めました。


「違和感」を感じた時が発生の兆候として、対処してまいります。

嫌がらせの応酬(ネガティブ・ストローク)


嫌がらせの応酬は、恋愛相手以外でも発生します。頻度やレベルは、恋愛相手よりも遥に低くマイルドですが…

これは、ネガティブ・ストロークと言われるものです。

ストロークとは、私や他者の存在を認める働きかけのことです。言葉・態度・表情などで相手に働きかけること、相手から働きかけを受けることを指します。

ネガティブ・ストロークは、ストロークのネガティブ版です。批判・非難・悪口・怒鳴る、舌打ち、しかめ面など、ネガティブな反応を投げかけたり受けることです。


私が「する側(加害)」になることも、「される側(被害)」になることも両方あります。

ネガティブ・ストロークは、する側もされる側も凄く嫌な気持ちになります。怒りも湧き起こってきます。悲しみも沸き起こります。自尊心も傷つきます。

こういった感情が湧き起こることは、人として自然なことです。どんな感情も、良い悪いはありません。

ネガティブ・ストロークは、「加害・被害」の関係を行ったり来たり繰り返します。加害者は被害者になり、被害者は加害者になります。

嫌がらせの応酬に巻き込まれないこと!


反応しない練習・自分軸を鍛え続けること。


自分自身のことを「受容」して「自分軸」が揺るがなければ、ネガティブ・ストロークはスルーできる率がグッと高まります。

ネガティブ・ストロークに反応する箇所があるならば、自分自身の中に「心の傷」があることの表れです。

自分自身でその傷を手当することが、とても大切だなぁと実感しています。


下手に出ないこと。

私は、ネガティブ・ストロークを受けると「下手に出る」癖があるようです。

相手に対して、賞賛・よいしょの嵐、そして気を使いまくります笑。慇懃無礼なほど、極端に下手にでます。これもネガティブ・ストロークの一種です…

カウンセラーさんからこんなご指摘をいただき、私は目が醒めました。

相手の質が単に悪かっただけ。相手にしなくて良いよ。

相手と同じ土俵に乗らなくて良いのです。大人として、必要最低限のお言葉を相手に差し上げて、離れれば良いのです。

すみませんでした。


自分の中の抑圧(禁止)を認め、受け入れていくこと。


私がやりたくないことや禁止していることを、相手がやっているのを見ると、私は無性に腹が立ってきます。

これも、人として普通の反応です。腹が立つものは仕方ありません。自分の中の抑圧している部分を、認めて受け入れていくように努めます。


親密感の怖れへの対処法

つながり

ちょっと前、私は、ザ・ペニンシュラ東京に対して「親密感の怖れ」を抱いていました笑。今となっては、笑い話です。


その時、どう対処したのか。

  • 過去の自分のブログを読み返しました。
    なんだ、過去にも私同じことしてた笑

  • Xで呟きましたら、同じような仲間がコメントを寄せてくれました。
    なんだ、自分だけじゃ無いんだ!怖れなんて馬鹿げた幻想だわ。

  • 窓際族業務が、半端なく忙しくなって、怖れ感じてる暇が無くなった
    →あれ??私、何に怖れを感じていたんだっけか。


自分一人で思い悩んでいると、とんでもない方向にいっちゃいます。誰かを頼ること・話しを聞いてもらうことを、肝に銘じます。


怖れと共に、今を生きること。


怖れは、消すことはできません。無くすこともできません。これからも出現してくるでしょう。

怖ればかりに意識を注ぐのではなく、「ありたい方向」に顔を向けることを忘れずにいたいです。

私の場合、大好きすぎる「ブーケ」がその鍵です。「好き」という感情は、怖れを乗り越えさせてくれる「強烈なパワー」があります。

そして、「今」を目一杯生きていくこと。今を味わい尽くして生きていきたいです。今の積み重ねが、未来につながるのだから。

ブーケも、出逢おうとして出逢ってはいません。好きなものを見つけようともしていませんでした。好きになろうともしませんでした。

その時その時を、目の前の花に無我夢中に取り組んでいく過程で、気つけばハマって今に至ります。

「好きなものが無い」
「無我夢中になれるものが無い」
「ライフワークが無い」

この状態だと、意識は「無い」が前提になってしまいます。いつまで経っても見つから「無い」のかもしれません。


「ある」前提で眺めていくことが、すごく大切になります。

成長し続けていくこと。


私は、これからもブーケ・グループセッション、心理カウンセリング活動を継続し続けて行きます。もっともっと、広げて行きたいのです。


私にとってのブーケは、「解放の象徴」です。

まるで40年近くサナギだった私が、 抑圧を解き放ち、色とりどりの華やかな蝶になって羽ばたき出す象徴です。

怖くて触れることができずにいた様々な感情を、言葉にせずとも解き放ち、癒し続けてくれるのがブーケです。

ブーケを通して、私は、自分自身を解放し続けてまいります。

ブーケを通して、私は、楽しみ・喜び・癒しを伝え続けていきたいです。

ブーケセッションに参加頂く方々にも、その方独自の心地よい自由なライフスタイルをデザインするヒントにして頂きたいです。


私は、これからも失敗をたくさん経験してまいります。親密感の怖れも、たくさん味わうことでしょう。

それでも構わないです。

怖れに気を取られる暇があったら、ブーケ・グループセッション拡大発展に力を入れるべく手を動かせ!です。


私自身が「受ける側」の心理カウンセリングも継続し続けてまいります。


セルフケアの一環として、過去から今の軌跡と立ち位置を確認するために。これからのありたい姿・方向性を確認するために。


最後に、私の大好きな言葉を記しておきます。

「自分自身をゆるすこと」は、自分を傷つけることを辞め、被害者役から自分を解放すること。自らを「被害者としての役割」から「無害者としの役割」に変化させていくプロセス。自分自身の人生を主体的に歩んでいくプロセスがトラウマからの回復に他ならない。

水島広子著者 トラウマの現実に向き合う



お読みいただきありがとうございます。明日も素敵な週末をお過ごしくださいませ。

咲凜(えみり)さと


ご案内

5月16・18日開催のブーケ・グループセッション in 神楽坂、来週14日に申込締切りです。ご一緒できますこと、楽しみにしています!