Sakico.H

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最近の記事

私が富士登山をリベンジした意味Part4

寝息が聞こえる静かな空間、疲れているし眠いのに、グルグル目が回るような気持ち悪さで眠れない。 気持ち悪さの波も大きく揺れては、頂上に行ける希望が見えたり、見えなくなったりしながら、「ふぅ〜」と息を吐きながら、寝袋の中で呼吸を整える。 起床時間より15分早く身体を起こすと、あれ?なんだか少し気分の悪さが減ってる。 (「行ける。大丈夫だ!行ける。行こう!」)ゆっくり準備をしながら集合場所へ。 ガイドさんにも、昨日よりも顔色が良いと言ってもらい、行ってみないと分からないけれ

    • 私が富士登山をリベンジした意味Part3

      真夜中に起こる父と母の激しい喧嘩に、過呼吸になり大泣きしていた幼少期、 父の暴力、姉の暴力に震えては過呼吸になり、いつしか感情を殺すことで感じないようにして、生き抜くために自分を守っていました。 息を吐いても吐いても、苦しくて吸い切ることができない。呼吸が苦しくなって、気持ちも弱くなり諦める。八合目を超えて感じる幼い頃からの胸の締付けや、今までの在り方。 「はい、呼吸を整えて〜。息を口から吐いて、胸を張って顎を上げて鼻から息を吸って(複式呼吸)」 ガイドさんの言葉に反

      • 私が富士登山をリベンジした意味Part2

        富士登山一週間前まで九十九里のペンションにて短期アルバイトをしていた私の体は、ほんの少しだけ絞られ動きやすい状態になっていました。 これなら、きっと大丈夫だ。数年前に参加した山伏修行での経験もきっと生かされるはずだ。 ほんの少しの不安と大きな自信、そして全ては自然にゆだねる柔らかな心持ちも大切に当日を迎えました。 新宿にて大型バスに乗り、富士五合目スバルラインへと出発。席の隣に座る女性、私と同じく一人参加の方だと感じて話しかけようと悩んでいると、イヤホンで音楽を聞き始め

        • 私が富士登山をリベンジした意味Part1

          正確に何年前だか思い出せないくらい、十数年前の富士登山での苦い思い出から、お話は始まります。 七合目付近でバテ始め気持ち悪くなり、またたく間にツアー参加者から遅れて一番後ろになりました。 「自分の命は自分で守りましょう」 富士山を登る上で、ガイドさんより登山開始で前に大切なお話がありました。 思い出される言葉と共に、これは自分に無理のないペースで登らないとヤバい・・ そう感じて休憩後は、ゆっくり最後尾で歩こうとすると「そこのあなた、前を歩いて。」ガイドさんから言われ

        私が富士登山をリベンジした意味Part4