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RTAinJapan ex #2の視聴作品の感想

遅くなりましたがex2の感想をタイトルごとに書いていきます。
順番は実際に走った順です。

ドンキーコング トロピカルフリーズ

基本的にクランキーコングをパートナーにしてpogo(ポゴスティック。日本ではホッピングと呼ばれるのが一般的)で突き進むRTA。

RTAでお馴染みのドンキーコングだけあってやはり成熟した安定感のある走りを見れました。バグやグリッジも無くひたすら実力で突き進むRTA。

もはやRiJリスナーには当たり前のような光景ですが、90分もぶっ通しで繊細な操作を続けているであろう走者の皆さんは本当にすごい体力と精神力、忍耐力をお持ちだなあと思います。

ホッピングガールこはね ジャンピングキングダム-黒兎の姫-

まさかのホッピングゾーン第2弾
左スティックだけで操作するシンプルなアクションゲーム。
騙されるな、こういう単純操作を謳うゲームほど制御が難しいぞ!

走者の美少女さんは非常に場馴れしている印象で、繊細な操作をしつつもトークを切らさない余裕アリ。拍手を要求しては「いいねぇ!」とレスポンスを楽しむ様子が印象的でした。そしてこはねの販促をしまくる。

美少女さんといえばRiJ Summer 2021で新・北海道4000kmの旅を解説していたのを思い出します。あの作品もなかなか目を引くRTAで面白かったです。

こはねもまったく知らないタイトルでしたが、面白そうなので知れて良かったです。この作品も衣装が40いくつあるそうですが、今年発売されたEXは100には届かなかったけどレベルで大量の衣装があるらしいです。そしてこはねがDからEカップに増量した。

東京ミュウミュウ 登場新ミュウミュウ!みんないっしょにご奉仕するにゃん♥

解説がRiJの主催者
解説が○○シリーズ、どんどん新バージョンが出てきますね!!
そろそろ「解説が登場キャラ(ガチ)」みたいなのも出るのでは?

RiJを何年か見てきた中で
「そこまで有名ではないキャラゲーの採用は良ゲーであることが多い」
というイメージがあって、ここでの有名とは原作もそうですがゲーム自体がすごく売れた作品ではないことを指します。

採用しているゲームがたまたまそうだった可能性もありますが、いくら原作が好きなプレイヤーでもゲーム自体があまり面白くなかったらRTAをやるほどのモチベーションは起きにくいから、かもしれません。

ではこのミュウミュウはというと、やっぱり良ゲーですね!
制作が初期のスパロボで有名なウィンキーソフトというのもあって、メッセージウィンドゥなどが懐かしさを感じます。

エンカウントもレスポンスが良く、キャラがちゃんと魅力的に描かれている、敵キャラの動物もチープでなくモーションもしっかり描かれている、RPGとしての戦略性も高い…等、キャラゲーRPGとしてはかなりの高水準。

随所にスパロボっぽい要素も感じました。
ターゲットになると必ず回避か防御を選択するところや、溜まると火力が上がったり必殺技が使えるやる気ゲージ、HPが減ると確定で回復をするボス、倒さなくても話は進むけど倒すとご褒美が貰える強敵、量産型ヴァルシオンの如く雑に増えるコンゲン…等々、ウィンキー時代の雑に難しい要素を持ってくるところが懐かしかったです。

当時としては珍しかった効果音を文字エフェクトで表現するところも良く、難易度的に子どもでは厳しいところ以外は秀逸なキャラゲーでした。

一番の見せ所は走者の塩化コボルトさんが必殺技を叫ぶところ

ASTRAL CHAIN

開幕から画面の圧が強すぎる

このゲームは初見なんですが、もうダメだこりゃw
犬の着ぐるみで戦う主人公がシュールホラーすぎて内容がなんにも入ってこないよ!でも絵面がめっちゃ面白いよ!
ベッドから起き上がった瞬間ダッシュするこいつが怖すぎる

クイズなないろDREAMS 虹色町の奇跡

このゲーム友人宅で1回だけ遊んだことがあるんですけど、結構記憶に残ってて面白かったなー。ルーレットで止まったマスの女の子と段々親密になれるので時には牛歩になるんですが、そうするとクイズの回数も増えてコンティニューも増えていくわけで…それをアーケードでやらせるの鬼畜では?

走者のさいとさんはこのゲームのために英会話レッスンを3000分履修しているそうです。RTAをきっかけに学ぶ姿勢、ヨシ!

クイズゲームのRTAって初めて見たのですが、結構見てて面白いね!
6000問もあるので走者さんたちでも見たことがない問題がまだまだ出てくるそうで、記憶力だけではなく幅広い知識も必要そう。

久々にサキを見れて良かったなぁ~~
怪獣と戦う地球防衛隊員で、仲良くなるごとに傷が増えていくのが痛々しくも魅力的な子でした。今見てもいいデザインしてるよね。

35分台出したのにフラれる

フィスト 紅蓮城の闇

解説がリアル上司という、解説が○○シリーズのさらなるパターン!

非常にイケメンな兎が主人公のメトロイドヴァニア系ゲーム。
スピーディーで多彩なアクションを駆使して進むスタイルがとても王道のゲームで、傍目に見てもかなり面白そうなゲームでした。

背景に漢字がよくあるのに日本語の声優じゃないので不思議に思っていましたが、エンディングに中国人の名前が多数あり、TiGamesは上海のゲームメーカーのようです。こりゃ今後も注目だ。

RTA走者でも普通にラスボスに負けうる難易度もかなり歯ごたえがありそう

Noita

難易度の高いローグライト系……というイメージでしたが、何?
あまりの操作量と高速すぎるゲーム進行にヤムチャ状態です。

そしてミスをすると最初からという実質再走状態で続けなければならないという非常に恐ろしいRTA。下手するとESTを大幅に超えてしまう恐れ。
申請時点では走者さんもクリア率が1割くらいしか無かったらしく、本番では2度落ちてしまったとはいえEST内でのクリア。リハーサルではほぼミスらずクリアできていたそうなので余程の練習を積んだのが伺えます。

はっきり言って何もわからないまま終わった感はすごいですが、とにかくすごいプレイだということだけ伝わりました。GG!

A Short Hike

「走者は前髪が長いです」

午前8時という朝に相応しい、ほのぼのしつつも清々しいゲームに聞き心地の良いトーク、まるでラジオに流れる知らない曲のように通り過ぎてゆく一期一会のRTAでした。穏やかな気持で遊べそうな良いゲームでした。

ドラゴンズレア

ファミコン版しか知らなかったけど本当はこういうゲームだったんだ?
LDゲームというもの自体を初めて知りました。
アニメーションは今見てもなかなかすごい。

しかしなぜだろう、クソゲーと名高いファミコン版の方が
ゲームとしては面白そうに感じてしまう。うーん、不思議。

International Space Banana

世界には色んなゲームがあるものですね。本当に。
あれだけ太陽風を浴びたバナナが地球に帰っても普通の色をしているあたり、主人公はバナナを受け入れたようだけど本当にバナナなのか?

メーカーにセールを打診したという話だけで面白いのに
セールはしてないけど定価が77%オフになったというのは草生える。
愉快なED曲と謎のバナナダンスをありがとう!


まさかのバナナワイプ。大したものですね

スペースバナナ終了後のインターバルで手前の席にいた観客がバナナを食べ始めて、その隣に走者さん含め2名が座って4人でバナナを食べ始めたところめっちゃ好き

Soulsland 「ソウルランド」

こっ…これは…露骨なソウルシリーズのパ○リ風ゲーム!
HPやアクションのUIが潔いくらいそのまんま。タイトルもひでえや!

ザイデン卿がなぜたくさんいるのかもわからないし、ステージ12の明らかに手抜き感のある作り等、香ばしさ満点。勇敢な戦士!

Jump Rope Challenge

スイッチのコントローラーを縄跳びに見立てて3000カウントまでひたすら振るというストイックすぎる肉体酷使RTA。1日に1回しか走れない

リングフィットアドベンチャーなど、肉体系RTAも過去にいくつかありましたが…色んな意味で過酷さは際立っていると思います。
なにせやることもゲーム画面も変化がなく、その中でマスクを装着した走者がひたすら振りつつも説明や場繋ぎをしなければならず、非常に恐ろしいRTAとなっております。そろそろ休憩しませんか?

Twitchのコメント欄にて
「レース形式にしたら面白そう」
といった旨のコメントがあり、もし実現したら異様な光景を目にしそう。

THE 免許取得シミュレーション~改正道路交通法対応版~

会場が突然運転免許試験場になってしまいました。
学科試験は本当に試験そのまんまって感じで懐かしかったです。
仮免実技試験で赤信号無視したりするのはゲームならでは。
RTAの時短要素がほぼ筆記試験の速度なので、このRTAを突き詰めればリアル試験も安泰!なんてためになるRTAなんだ!

クラッシュ・バンディクー ブッとび3段もり!

割と直前になって走ることが決まったというバックアップ枠。
それなのに解説までいるのがすごい。会話からも2人の仲の良さを感じる。今回はオフライン限定?っぽいので、巻き進行で会場にバックアップ走者さんがいる場合は急に入る感じなのかも?

一応は知っているメジャーソフト&RiJでも見たことがある作品なのであまり感想らしい感想も無いのですが、2人の軽妙なトークが聞き心地良かったです。お互いで難しいと思ってるステージに相違があったり、会場の温度を下げさせる前フリをしたり。いいよね。

マリオカート7

マリオカートも毎回何かしら見てる気がしますが、毎度楽しい!
特に7は3DSの作品なので見たことがありませんでした。
マリカー激うまプレイヤーがひたすら正攻法で走る姿はまさにスポーツ。

アァーマリオカートタノシイ!マリオカートタノシイデス!マリオカートタノシイデス!

どれだけうまいプレイヤーでも4連アイテムコンボには勝てないのよ…

moon

コアなファンが多くプレミア価格になっているという噂をどこかで聞き、移植版が発売された時にいつかやってみようかなあと思いつつも結局手を出せていなかったmoon。

今回初めてゲーム画面を見て、もし自分が中学生の時に遊んでいたら全然違う人生を送っていたのかもしれないなあと思いました。なんだかよくわからないけど惹きつけられるゲーム。
ゆめにっきとか好きなのでなんとなく肌に合いそう。

「釣りの時間だあああ!」
釣りに向かうと楽しそうにしている解説のルイクさんが印象的でした。
カクンテカクンテ!

Undertale

製作者トビーフォックスさんが影響を受けたというソフトの中にmoonが入っているというUndertale。名作ですよねえ

パピルスに3回倒されると通してもらえるの知らなかった。優しい
メッセージ送りですっごいカタカタ聞こえたり、パンチカードでバグらせて色々スキップしたりとフラウィどころじゃない傍若無人ぶり。
25分プレイした末に1フレーム技を決めないと記録が狙えない修羅の道。

RPGのRTAってメッセージウィンドゥを「持っていく」等の言葉をよく聞くよね……ゲームこわれちゃーう
ラスボス戦は10分くらいあるエンディングみたいなもの

モンスターファームアドバンス2

アドバンスでモンスターファームってどうやってモンスター召喚するの?
と思っていたら文字で生成できるらしい。
今は楽曲検索でできるし色々あるんだね~。

今作は相手のカウンターがかなり危険でケアしないとハイリスク、ケアするとタイムがかかるという運要素が強そうなRTAでした。
見ている方としてはその運否天賦が面白くて良かったです。

褒めてもらえないRTAちゃん、叱られるRTAちゃん、寿命が近いRTAちゃん等モンスターの名前ならではのワードが好き。

RATUZ

ブラジル産ゲームって初めて聞いた
アレゲー枠かと思いましたが、プリンスオブペルシャやクロックタワーを思わせるキャラ描写のB級ホラー映画テイストが面白いゲームでした。

メインのエネミーであるネズミ人間が結構ユーモラスで、わざわざ車椅子に乗って襲ってきたり、タコ人間に勝って喜んでたり、車には勝てなかったり、たかいたかーいして遊んでくれてるようだったりで楽しかったです。

配信や動画にもちょうどいいボリュームの良ゲーなのでは?

Crash 'n' the Boys: Street Challenge

要するに海外版びっくり熱血新記録
RTAだけど戦術が昔自分がソロプレイしてた時とまったく同じで、当時の自分が最適解をちゃんと見つけてたんだなあと感慨深かったです。
ビル超えはちゃんとプレイしてたけどね!

「りき」にあたるキャラの顔が「とうどう」になってる等の海外版ならではの見た目的な変更点が面白かったです。やまだも戦うんだ

LIBLADE

RiJを毎回見ていると
「なんか見たことある名前」「なんか聞いた気がする声」
という方々を見ることが増えてきました。
Nore139さんは寿司や鹿、ぼぶそんさんはFF7と寿司に鹿で見ていたようです。やはり何度も参加されてる方々は場馴れしてますね。いいタッグです。

LIBLADEは右スティックで攻撃をするため、連射する時に腕撓骨筋を酷使するそうです。そのためNore139さんは専用の筋トレをしているが、筋疲労は残るので1日1プレイしか走れません

・・・ジャンプロープチャレンジでも聞いた!

「コントローラー壊れた!」
「左に斬撃出ないので右からやるしかない!」
「わかった!がんばって!」

ガーバーガーバー&トグルが折れたの悲劇ふたたび。
本番の魔物はインターフェースにも出るんですねえ……
コントローラー不調によって不本意な結果だと思いますが、視聴者的にはトラブルに見舞われても必死でなんとかする走者を見るのが大好きです。

BIOHAZARD GAIDEN

急遽ねじ込まれたバックアップ枠で、走者のソードフィッシュさんは本来バイオハザード(無印)の次にサイレントヒルで走るはずが、先にバイオハザード外伝を走ることとなりました。同じ走者の連戦って見たことない

更に解説は直前にバイオハザードを走っていたいそがいさん。

「急遽手に入れた解説」
「20分しか練習してない」

まさにインスタントRTA!
しかしこのゆるく始まった(?)RTAが予想外の面白さを発揮しており、バイオハザード外伝とホラーRTA走者の関係(要するにオプーナ扱い)、海外版の15万もするというプレミア価格ぶり、同じマップを行き来する上に練習不足で解説に攻略情報をもらう等々、非常にゆるい雰囲気で迅速に攻略していく様子が面白かったです。
会場で別のイベントも行われていたので、こんな見た目なのに臨場感のあるホラーのようになってるところも愉快でした。

ゲームの出来としては褒められたものではないのでしょうが、ゲームボーイでバイオの雰囲気を多少感じられるようなゲームを作れているところは評価点だと思いました。戦闘システムそのものはいいアイデアだと思う。

バイオハザードという超メジャータイトルにもこういう作品があったんだよ、というプレゼンとしてとても有意義な時間でした。
お前本当に偽物だったんかーい!!

ドラゴンクエストモンスターズジョーカー3プロフェッショナル

ジョーカー系ってまったく知らなかったけどこれも面白そう!
ドラクエ系の派生ゲームってハズレがないイメージ…しっかり抑えてる印象あばれうしどりのしっぽフリフリライドがかわいい

ドラクエとは思えないダメージがポンポン入ったり、1匹で全てを駆逐したり、モンスターはドラクエだけど思ったより違うゲームしてるなーって思いました。ラスボスにあるまじき最期。

ドラえもん3 魔界のダンジョン

ドラえもんのゲームって意外な良ゲーが結構あるよね!
この作品もまさかのローグライクで、割としっかりと作られている上に実は登場人物がかなり多い。しかも喋る!旧ドラの遺物として残すべき作品。

「走者のツジジさんが急用で来られなくなったため、代わりにツジえもんが走ります」
この流れも久しいね!!一時ちょっとやりすぎた感じもありましたが、これも好き。シルバーサーファーさんとか好き。

まわるメイドインワリオ

肉体酷使系RTAふたたび。キューブフィットアドベンチャー

ジャンプロープチャレンジなどもそうですが、こういう
「走者を見ることがメイン」
となるカテゴリの場合はワイプの比率を高めた方が面白いかもしれません。
特にアーカイブ7分の大回転は必見。失敗すればGC破壊の危険アリ。

最後のゲームで会場も一体となって手を右左と動かしてるのが良かったです
それに合わせてカメラを動かすスタッフさん、有能。

ソニックフロンティア

ソニックの走りはとても速いのにほとんど飛んでいるソニックRTA
スリングショットのスピードがあまりにも早すぎる。
シューティングパートがあまりにも斑鳩で笑っちゃった。解放のビーム軌道がまんまそれ。

プレイの早さに対して喋りがゆっくりと落ち着いた雰囲気で良かったです。
終了して立ち上がった時にグータッチしてたのが素敵。

最後に

今回はオフラインオンリーのイベントということもあって(?)インターバルがいつもより短く次々と進行している印象がありました。
いつもながらスタッフやボランティアの皆様ありがとうございます!

それもあって今回は全体のアーカイブをそのまま視聴しました。
全体アーカイブだとインターバルの空気も楽しめるのが好きです。
インターバルが短くてサクラチルさんの曲をあまり聴けない、という声もありましたが…!

全然知らないゲームからメジャータイトルの新作まで色々な知見が広げられるRTAinJapan。これからも楽しみにしています。

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