夏樹

京都在住。1989年生まれ。 趣味は読書と喫茶店めぐり。 コーヒーとパンと甘いものが好…

夏樹

京都在住。1989年生まれ。 趣味は読書と喫茶店めぐり。 コーヒーとパンと甘いものが好き。 日々考えたことや、読んだ本の感想などを綴っています。

マガジン

  • よしなしごと

    色々と考えたり、思ったりしたこと。

  • 本のこと

    本にまつわるあれこれ。

  • 仕事のこと

    働き方や仕事の悩みなど。

  • 食べること

    おやつやモーニングなど、食にまつわるお話し。

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ながめているだけで嬉しくなる本棚。

ここ数日、雨降りの日が続いてますね。 なんとなく気持ちが沈みがちだったので、気晴らしをかねて本棚の整理をすることに。 整理をしている途中で、そういえばnoteのお題に「わたしの本棚」ってあったなぁ、せっかくだし、写真を撮って記事を書こう!と思い立ちました。 本棚、といっても三段ボックスを横に置いて、その中に本を収めています。 なぜか引越しの多い人生なので、そこに入る分しか本は持たないと決めたのです。 手元に置くかどうかの判断基準は、繰り返し読みたいと思えるかどうか。なの

    • あらためて、自己紹介です。

      noteで毎週記事を書くようになってから、4か月目。 この頃は、スキやコメント・フォローをして下さる方が多くなり、驚きながらもうれしく思っています。 先日、初めて書いた記事(自己紹介)を読み返したのですが、ちょっと内容がうすいかなぁ…と感じてしまいました。(はずかしくて記事のリンクが貼れないです…。) というわけで、あらためて自己紹介をしますね。 プロフィール ・名前:夏樹 ・1989年生まれ。 ・大分県出身です。  転居歴:大分県→大阪府→名古屋市→京都市。  現在

      • ふつうの一日が、特別な一日になるとき

        仕事がお休みの日は前日は、本を読んだり、音楽を聴いたりして、つい夜更かしをしてしまいます。 昨夜も眠りにつくのがおそくなり、今朝は少し頭がぼんやりしていました。 お休み、とはいえ。 仕事の日の生活をとどこおりなく進めていくための準備に追われて、せわしなくなります。 5時には起きて、お風呂など水回りの掃除をしてから、朝ごはんをつくって食べて。 晩ごはんの下ごしらえや、野菜の切りおき、お弁当用のおかずのつくりおき。 掃除機をかけたり、そのほか細々としたことをしたりしていると、あ

        • 本との縁、10年越しの出会い。

          先日、ふと思い出したのですが、「読みたいなぁ」と思ってから、実際に読むことができるまで、10年間の歳月がかかった本がありました。 高校2年生のとき、現代文の問題集に、竹西寛子さんの「贈答のうた」の一節が問題文として掲載されていました。 勅撰和歌集や王朝の物語に記されている贈答歌について綴られたエッセイで、端正な文章に心を惹かれ、読んでみたいと思ったのです。 ところが、学校や市立の図書館、いくつかの本屋さんで探しても見つからず…。 当時は、本は本屋さんで買うものだと思ってい

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        ながめているだけで嬉しくなる本棚。

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        記事

          心からの気持ちを、言葉にのせて。

          先日、益田ミリさんの「今日の人生3 いつもの場所で」を読んだ感想を記事にしました。 記事を書き終えたあと、本にはさまれていたミシマ社編集部宛ての読者カードを手に取り、『そういえば最近、手紙を書くことってなかったなぁ。せっかく素敵な本を読んだのだから、感想を書いて送ってみよう』と思い立ったのです。 読んでいると温かい気持ちになれたこと、装丁も素晴らしくて自分にとって大切な本になったことなどを書き綴っていると、楽しくなりました。 ふと、真っ白いはがきのままだとさびしい感じがす

          心からの気持ちを、言葉にのせて。

          「これが良い」を選んで、自分の心を満たしたい。

          日々の生活は、ほんとうに選択の繰り返しだ、と思います。 朝は何時におきる? (わたしはおやすみだけど、家族は仕事だなぁ) 朝ごはんは何を食べようか。 お弁当のおかずも必要だし、たまご焼きをつくったほうが良いかな。 明日は朝はひんやりするけど、日中は暑いみたいだし、何を着ようか…などなど。 朝から晩まで、無数の「あれもしなきゃ、これもやらなきゃ」に追われると、ひとつひとつの選択に時間をかける余裕がなくなります。 「とりあえず、これでいいか」をつみかさねることが続くと、なんと

          「これが良い」を選んで、自分の心を満たしたい。

          「すみません」を減らせるように

          「そんなことで謝られると思わへんかったわー」 「別に謝るようなことやないと思うで」 今月のなかばから、新しい職場に入りました。 きさくに話しかけて下さる方がばかりで、丁寧に仕事も教えて頂けるので、働きやすいところだな、と感じています。 冒頭の言葉は、この頃、直属の上司の方によく言われること。 あらためて気がついたのですが、「すみません」が自分の口ぐせになってしまっているのです。 たとえば、仕事の手助けをして頂いたとき。 「ありがとうございます」と言えたらいいのに、時間を

          「すみません」を減らせるように

          コーヒースタンドでの一期一会

          雨降りの日曜日に、コーヒースタンドへ行ってきました。 大通りから少し中に入ったところにある、こぢんまりとしたお店。鉢植えのグリーンが店内にたくさん置かれていて、居心地の良い空間です。 壁沿いに長いベンチが据えられており、奥にはテーブルがひとつ。そちらのテーブルには先客の方がおられたので、少しあいだをあけて、ベンチに腰かけました。 雨脚の強まりつつある外をながめながらカフェラテを飲んでいたところ、「雨、きつい?」という声が隣から聞こえてきました。 テーブル席の方が、わた

          コーヒースタンドでの一期一会

          過去の自分へ〜本をたくさん読んでくれて、ありがとう。

          noteをはじめたばかりの頃は、何をどう書いて良いのか本当にわかりませんでした。 こんな内容で大丈夫かな…と手探りで書いては、伝えたいことを上手く表現できないことに落ち込むことも多かったです。 悩みながらも定期的に記事を書くことを続けていると、「なんだか、今回は良い感じになったな」と感じられるときがあり、次第に文章を書くのが楽しくなってきました。 文章で自分の感情や考えを表すことに慣れてくると、それに比例して、人と会話することが楽しく感じられるようになりました。 もとも

          過去の自分へ〜本をたくさん読んでくれて、ありがとう。

          心の中の宝箱を見るような本

          ただずまいが可憐で、読み始める前にまずは愛でてしまう本だなぁ。 益田ミリさんの新刊「今日の人生3 いつもの場所で」を書店で手に取ったとき、そんなふうに思いました。 ミリさん(友だちのように、心の中でこう呼んでしまう)の日常でおきた出来事を、漫画で綴っていくエッセイ集 の3巻目です。 ときにはたった3コマで表現される日もあれば、自身の心情の変化をコマを重ねてじっくりと表現される日もあり、緩急のつけ方も絶妙で、気がつけばあっという間に読み終えてしまいました。 引用したいところ

          心の中の宝箱を見るような本

          「本について語ること」がずっと怖かったけれど…。

          先日、わたしの本棚に並べている本を紹介する記事を書いたのですが、予想を上回るたくさんの方々にスキをして頂けたことに驚いています。 また、素敵だなぁ、と憧れていたひいろさんのマガジンに追加されたことも本当に嬉しく思いました。 (ひいろさん、この場をかりてお礼申し上げます。 ありがとうございます!) 実は、自分が好きな本について記事を書くべきかどうかすごく悩んでいたのです。 というのも、子どもの頃から読書が好きだったのですが、自分が好きな本について話をして、周りの人から共感

          「本について語ること」がずっと怖かったけれど…。

          わたしのお味噌汁、変わっているのかも?

          「食べること」について書かれた本が好きで、本屋さんで見かけるとつい手に取ってしまいます。 今、読んでいるのは「月夜の散歩」(角田光代・著) 雑誌「オレンジページ」に連載されていた、おもに食べものにまつわるエッセイの本。 "おいしいものを食べることのよろこび"が伝わってくる文章で、ときに笑いながら、ときに分かるなぁとうなずきながら、楽しく読むことができました。 読んでいてびっくりした一編が、「味噌汁の分身」と題するお味噌汁について書かれたもの。 確かにお味噌汁って、地域に

          わたしのお味噌汁、変わっているのかも?

          蜃気楼のなかを歩む

          昨日、春の陽気にさそわれて、母親と散歩にでかけました。 向かったのは、近所の川沿いの道。 昨年の夏頃に、今住んでいる家に転居しました。 引越してきたばかりの頃、所用がありタクシーに乗ったのですが、ドライバーの方との雑談のなかで、越してきたばかりでこの辺りの地理に不案内であることを伝えたところ、「これね、川沿いに植えられてるの全部桜の樹なんですよ。満開になったらすごく綺麗なんだけど、地元の人しか来ない場所なんで、穴場ですし、春になったらぜひ見に来てください」と教えてくださった

          蜃気楼のなかを歩む

          たとえばシナモンロールを食べたいとか、そんな気持ちも大切に

          このところ、スタバのシナモンロールについて書かれた記事をnoteでなぜか連続して目にしてしまい、「これはきっとシナモンロールがわたしを呼んでいるのだなぁ」 と思い、行ってきました。…というか、この記事を書いている今、スタバにいます。 はじめてヒーティングしてもらったのですが、生地がふんわり、もっちりしていて美味しい。最後に食べたのが数年前だったのですが、こんなに美味しかったかしら?と思うほど。 お手拭きの袋に可愛いイラストとメッセージまで添えられていて、やっぱり、今日来て

          たとえばシナモンロールを食べたいとか、そんな気持ちも大切に

          空に波を見たひと

          今日は街中に用事があり、朝早くにでかけました。 風は少しひんやりとするけれど、陽射しの温もりを感じる春らしいお天気。 線路沿いに並ぶ桜も咲き始めていて、歩いているだけで心地よさを感じました。 用事を済ませたのがちょうどお昼どきで、お腹もすいており、「お昼ごはん、どうしようかな…」と考えながら歩いていたところ、公園の前を通りかかりました。 その公園には大きな桜の木があって、ベンチもいくつか置かれていたので、「そうだ、この近くのパン屋さんでサンドイッチを買って、桜を眺めながら

          空に波を見たひと

          いつか光が見えるときが訪れると信じて。

          いま、実は仕事とプライベートの両方で困難な問題がおきていて、ここ数日いろいろと思い悩んでいます。 自分の来し方をふりかえると、なかなか波瀾万丈な、といっても過言ではない人生で、特に10代のころは自身の特性や家庭の問題などが絡みあって、出口の見えない状態におちいったこともありました。 この頃ようやくわかってきたのですが、渦中にいるときは、出口が見えないと思ったり、暗闇の中にいてこの先光なんて見えそうもないと思ったりする状況であっても、いつかは好転するときが必ず訪れるものなん

          いつか光が見えるときが訪れると信じて。