神宮外苑イチョウ並木の枯損・建国記念文庫の森の終焉・建国記念文庫解体さる 2023/8/17
神宮外苑イチョウ並木の状況(2023/8/17)撮影
ロッシェル・カップさん投稿
イチョウの一部が枯れ始めている
皆さん、神宮外苑に足を運んで、枯れ始めているイチョウの異変を確認して写真を撮り、
#イチョウの異変を無視した環境アセス のハッシュタグを付けてSNSでシェアしてください
カップさんの提案に従いまして、神宮外苑の樹木の状況の写真を撮ってきました。
関連情報リンクとともにまとめます。
日本イコモス要請書
より p25p26イチョウ並木の枯損(きそん)状況
伊藤忠SDGSスタジオ
正面入り口付近の伊藤忠SDGSスタジオは改修しています
ロイヤルガーデンカフェ青山
ロイヤルガーデンカフェ青山付近。ここはいいのですが
秩父宮ラグビー場入口のイチョウ並木
秩父宮ラグビー場入口に入る側道のイチョウ並木。146本のうちの18本。ここの18本は神宮球場がどーんとできますのですべて取り払われてしまいます。
これらは新神宮球場の外野席側、広場前に移設されるとのことですが、これだけ年季の入った大木の移設が果たして無事可能かどうか。
SHAKE SHACK前A11
問題の、SHAKE SHACK前の完全に枯れている一本
イコモスの番号でA11となっているものです。
「著しく枯損」と判定されています。
円錐形の樹形を回復することはもはや困難。
SHAKE SHACK前A11-2
この枯れ木は非常に目立ちますね。
A16~A18
イコモスの番号でA16からA18となっている3本。「要注意」の判定。先端部の枯れが進行しており、新芽も吹いていない状況。
A22
イコモスの番号でA22となっている1本。やはり「著しく枯損」と判定されています。
円錐形の樹形を回復することはもはや困難。
A22-2
A22の足元部分。対策?で土を寄せる措置が取られています。
再開発計画ではこのあたり広場と文化施設なるものがつくられます。人流の動線がイチョウ並木を横切ることになります。
A24
イコモスの判定では健全だったA24 が、枯れが目立っていて怪しい状態。
新芽も吹いていますが。
伊藤忠本社ビル
伊藤忠本社ビル。現在高さ80m。これが190mになる。
東側樹列
東側の樹列は、すべて健全な成育です。隣接した建物との間に緩衝地帯が15m強十分な距離がとれており、この効果が大きい。
わずか4m
これに対し、西側樹列は建物から十分な距離が取れていません。
恐るべきことに、再開発で新神宮球場ができると、西側の樹列との間の距離はわずか8mになります。根が生育できる距離はわずか4m。もちろん景観の圧迫もひどいもの
「SDGsに逆行する神宮外苑再開発」シンポジウム 2023年8月5日より
https://www.youtube.com/watch?v=HfgPceKSoBs
ロッシェル・カップさんがBerman Architecture & Designに依頼して作ってもらった、CGモデルでみる神宮外苑再開発計画。やばさが実感していただけると思います。
神宮外苑まちづくり 不都合な実像
What they don't want you to know about the Jingu Gaien redevelopment plan
フリーペーパーGAI-EN FUTUREさん
「どうして、片側だけ枯れているの?」
https://gai-en-future.com/
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