DJ.プラグマティクス

The Jazztechnoiseとして主にネット上で音楽と映像活動をしています。 こ…

DJ.プラグマティクス

The Jazztechnoiseとして主にネット上で音楽と映像活動をしています。 このNoteではメタバースについての論考や、都市部と田舎の二拠点生活の模様、お薦めの映画、音楽、本などについて書いていきます。

マガジン

  • アマゾンプライムお薦めビデオ④(151ー)

    アマゾンプライムビデオで公開しているお薦めビデオを紹介しています。シリーズ第4弾となります。

  • アマゾンプライムお薦めビデオ③(101ー150)

    アマゾンプライムビデオのおすすめ映画を紹介するシリーズの第3弾です。過去の第1弾、第2弾と合わせてお楽しみください。

  • SF名作を読もう!

    SF小説の名作と言われるものを紹介しています。

  • 二拠点生活日誌

    関西地方の某都市と、東北地方の田舎町での二拠点生活について書いていきます。 基本は関西で仕事をし、月に何度か田舎に帰るという形です。

  • DJ.プラグマティクスの「偏好音楽」

    Web based musicianであるDJ.プラグマティクスが個人的に好きなアルバムやミュージシャンを紹介するマガジンです。

最近の記事

アマゾンプライムお薦めビデオ④ 151:生き抜くことをたたえる文化とその尊さ。サバイバルSFの傑作!『オデッセイ』

あまりステレオタイプ化はしたくはないが、日本という国や文化が「いかに死ぬか」(生き抜いたとしても最後はどう死ぬか)を重視するのに対し、やはりアメリカという国は「生き抜くこと自体」をたたえる国であり文化であると言えよう。ここでは決してどちらがいいとか悪いとかを言いたいのではない。それぞれにはそれぞれの良さがある(というかこの二つは単なる視点の違いであろう)。しかし、ちょっとメンタルが弱っている時、観て力になる、観て励みになるのは、やはりアメリカ型、ハリウッド型サバイバルものであ

    • SF名作を読もう!(25) 科学小説にして痛快なエンターテイメント!『火星の人」のアンディ・ウィアーの現時点での最新作『プロジェクト・ヘイル・メアリー』

      これぞ正統派SF小説!あの映画『オデッセイ』の原作である『火星の人』の現時点での最新作(第3作目)『プロジェクト・ヘイル・メアリー』は化学好きの人はもちろん、そうでない人でも十分に楽しめるエンターテイメント作品となっています。すでに映画化も進んでいるようで、これがどう映像化されるか、それを考えるだけでもいまからワクワクです。 SF小説とは、「もし〇〇の状態になったら、それをどう科学の力で乗り切るか」というのがその基本構造です。そしてこの「もし〇〇になったら」の部分が常識では

      • 田舎暮らしで土地(耕作放棄地)はある。さて、この土地をどう使おうか。

        さて、そろそろ、私も人生のネクストステージを考えてもいい年齢に差し掛かってきたのですが、この田舎の土地をどう使うか、を考えることが今の楽しみでもあり、悩ましい問題でもあります。既にあれこれ妄想して楽しむ段階でなく、実現可能な計画を考える段階に来ています。 まずは、この下の方の部分ですが、ここは重機を入れて耕し直し、畑にしたいかなと考えています。あくまで市場に流すために何かを作るというよりも、個人消費やお世話になっている周りの方々に配るためのものです。周囲を見てみても、やはり

        • ほったらかし多肉日記(2024年6月)

          基本的にほったらかしているプランターの多肉ですが、今はこんな感じです。 しっかりと根を張っているものはこの季節ぐんぐん成長しています。 茎挿ししにしておいたものも根付いたようです。 一方、葉挿しのほうは、残念ながら、発芽していません。ただ、しおれているわけでもないので、これはこれでもうちょっと様子を見てみます。 ということで、今回は、茂り切って、これからの雨の季節、蒸れてきそうなものを間引きして、別のプランターに茎挿しにしておきました。 また、一応多肉植物扱いされるも

        アマゾンプライムお薦めビデオ④ 151:生き抜くことをたたえる文化とその尊さ。サバイバルSFの傑作!『オデッセイ』

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        • アマゾンプライムお薦めビデオ④(151ー)
          1本
        • アマゾンプライムお薦めビデオ③(101ー150)
          50本
        • SF名作を読もう!
          25本
        • 二拠点生活日誌
          84本
        • DJ.プラグマティクスの「偏好音楽」
          62本
        • メタバース関連雑記帳
          55本

        記事

          グランドカバー実験:その3(6月1日時点)畑はここに来ての大成功!一方前庭は、、、。

          さて、グランドカバーの報告もこれで3回目ですが、なんと畑にまいていたシロツメクサの方は、ここまで広がりました! はっきり言って大成功です! しかし、よく見るとシロツメクサ以外の雑草も混ざってはいます。が、畑の方はいずれ耕して緑肥とするのでこれでいいでしょう。 一方、前庭は、というとこんな感じです。 一見緑で見た目は悪くないですが、その実はシロツメクサよりも雑草の方が多いです。まあ、やはりしっかりと耕していたわけではなかったので、土の中に根が残っていたものが気温の上昇と

          グランドカバー実験:その3(6月1日時点)畑はここに来ての大成功!一方前庭は、、、。

          もはやソロアーティストでもバンドでもなく一種の劇団の主催者、といっていいのではないか。椎名林檎の最新アルバム『放生会』

          『放生会』と書いて「ほうしょうえ」と呼ぶらしい。仏教用語らしいが、まさに生き放つ会であり(殺生を戒めるという意味があるらしい)、アルバム全体にその力と熱がみなぎりあふれている(と書いたところで改めて調べてみたところ確かにこの漢字の本来の読み方は「ほうしょうえ」であるがアルバムとしては「ほうしょうや」と読ませるようである)。 一応、椎名林檎個人名義のアルバムであるが、他のアーティストとボーカルをコラボしている曲も多く、また、バンドというよりも「楽団」という言い方をした方がふさ

          もはやソロアーティストでもバンドでもなく一種の劇団の主催者、といっていいのではないか。椎名林檎の最新アルバム『放生会』

          「sono」に刺激を受けてVR音楽バーを作ってみた!

          フォローさせていただいているmimyさん主催のsonoの作戦会議をXのスペースで聞かせていただきました。 期待のVR化はまだ先になりそうですが、レーベルづくりやイベント開催などの企画は進んでいるようです。期待は膨らむ一方です。 具体的にどんな形のVRとなるのか、VR上のクラブやライブハウスのような単体のワールドなのか、いくつかのワールドから構成されるいわゆるメタバース形式なのか、まだ見えてきませんが、外野からの発言で申し訳ないですが、既にいくつかの既存のVRプラットフォー

          「sono」に刺激を受けてVR音楽バーを作ってみた!

          アマゾンプライムお薦めビデオ③ 150:戦後における混乱と復興。その点では日本もイギリスも同じだった。『ブリティッシュ・ロック誕生の地下室』

          エレクトリック・ブルース、エレクトリック・ハーモニカ。なんと魅力的な響きだろうか。チャーリー・ワッツがそこにいた。そしてミック・ジャガーもそこに加わった。そう、ブリテッシュ・ロックのルーツは戦後にアメリカから急速に取り入れられたブルースでありジャズであった。これはある意味日本と同じである。急速にジャズの歴史とも言える様々なジャンルが一気に流れ込んだからこそ、そこでクロスオーバーが生じた。日本でも日本なりのクロスオーバーは行われたが(あのクレイジーキャッツは全員がジャズメンであ

          アマゾンプライムお薦めビデオ③ 150:戦後における混乱と復興。その点では日本もイギリスも同じだった。『ブリティッシュ・ロック誕生の地下室』

          DJイベント「LIFELINE」に行ってきました!

          今週もSonoさんで紹介されていたDJイベントに行ってきました。「LIFELINE」というイベントで「リアルとヴァーチャルをを越境する関西発ハウスオンリーイベント」と銘打たれているとおり、リアルワールドで活躍されてDJさんたちだけでなく、普段はVRワールドで活躍されているDJさんたちもリアルワールドに降りてきて参加するという趣旨のイベントです。 会場となったのは、大阪は梅田にある「House Bar MUSE」というバーです。クラブというよりは名前通り普段はバーなのでしょう

          DJイベント「LIFELINE」に行ってきました!

          アマゾンプライムお薦めビデオ③ 149:Best of the Best 『岸辺露伴は動かない』第4期(1)「密漁海岸」

          世間はこの二人、高橋一生氏と飯豊まりえ氏の結婚の話題で持ちきりですが(私個人としては祝福以外の何物でもありませんが)、個人的にはドラマ『岸辺露伴』シリーズの第4期がこの1作だけなのかがどうかが気になります。正直、映画版の『岸田露伴ルーブルに行く』は今一つだったため、今後はどうかな、と思っていたNHK制作のドラマ『岸辺露伴』シリーズですが、ここに来て、これまでの作品群も含む「ベストオブベスト」というものを作ってくれました。それがこちら、『岸辺露伴は動かない』第4期「密漁海岸」』

          アマゾンプライムお薦めビデオ③ 149:Best of the Best 『岸辺露伴は動かない』第4期(1)「密漁海岸」

          神戸「RINKAITEN」でのクラブイベント

          Sonoさんで紹介されていたプログレッシブ・ハウスのイベントに行ってきました! 場所はこちら、神戸にあるRINKAITENという音楽イベントスペースです。 このネオンがまさにこの店の看板(でも店の内部にある)です。雑居ビルの3階なので出せる音量に限界があるのでしょうか、正直もう少し音量が欲しかった気もしますが(前方だけでなく後方にもスピーカーがあるとよい)、そもそもがクラブというよりも音楽イベントスペース的なところなので、それはそれでいいのかもしれません。ソファーなどもあ

          神戸「RINKAITEN」でのクラブイベント

          アマゾンプライムお薦めビデオ③ 148:ファンタスティックとは驚きでありためらいであり衝撃である:伝説のアニメ作品『ファンタスティック・プラネット』

          今回お薦めする作品はこちら。奇作にして怪作にして傑作!『ファンタスティック・プラネット』です。 ファンタジーがいわゆる愛らしい夢なのであれば、ファンタスティックはむしろ「悪夢」といっていいでしょう。この映画、フランス作品ということもあり、その絵や雰囲気からいわゆるシュルレアリスムを連想される方も多いかと思います。 しかし、この映画が制作されたのは1973年で、輝かしいシュルレアリスムの運動はもはや過去の話となってしまった時代です。この映画も、ある意味、それがメタファーとし

          アマゾンプライムお薦めビデオ③ 148:ファンタスティックとは驚きでありためらいであり衝撃である:伝説のアニメ作品『ファンタスティック・プラネット』

          アマゾンプライムお薦めビデオ③ 147:これぞ韓国映画!:『私の頭の中の消しゴム』

          さて、今回お薦めする映画はこちら。韓国映画で、日本でも大ヒットした『私の頭の中の消しゴム』です。 この映画、素晴らしことは間違いないですが、判断が難しいです。というのもおしゃれ映画なのか、感動ものなのか、ラブコメなのか、そのジャンルの判断が難しいからです。しかし、そのようなジャンルという枠の中で、逆に言えばジャンルという枠を利用してこその不思議な魅力のある作品だとも言えます。好き、嫌いは分かれるかもしれませんが、私は好きです。この魅力に引き込まれました。 ストーリーとして

          アマゾンプライムお薦めビデオ③ 147:これぞ韓国映画!:『私の頭の中の消しゴム』

          アマゾンプライムお薦めビデオ③ 146:鬼才による傑作にして奇作にして大作: 『アンダーグラウンド』

          今回お薦めする作品はこちら。鬼才エミール・クストリッツァ監督が母国ユーゴスラビアの歴史をいわゆる歴史ものとは一味も二味も違う形で描いた傑作にして名作『アンダーグラウンド』です。 ユーゴスラビアの歴史を描いた作品、しかも3時間近い大作と聞くと、恐らく皆さん、シリアスな映画を思い浮かべるでしょう。ところがこの作品、ギャグ満載のとんでもブラックコメディーです。そんなの不謹慎だと思われる方も多いでしょう。確かにこの作品1995年にカンヌ映画祭でパルム・ドーム賞を受賞していますが、そ

          アマゾンプライムお薦めビデオ③ 146:鬼才による傑作にして奇作にして大作: 『アンダーグラウンド』

          今年もやってくれました!『神戸メリケンパークプロレスフェス 2024』

          昨年は真夏の暑いさなかに行われた『神戸メリケンプロレスフェス』ですが、今年は、5月の気持ちのいい季節に開催されました。ただ、情報を得るのが遅れてしまい、今年は2日目だけの観戦となってしまいました。しかも雨がぽつぽつとふっていたためか、予定より少し早く開始されたようで、ついたときには既に第1試合がちょうど終わるところでした。 今年も2日目はプロレスとレゲエの融合ということで、レゲエ好きのレスラー"brother"YASSHIが大会の趣旨をアナウンスします。神戸の街をプロレスと

          今年もやってくれました!『神戸メリケンパークプロレスフェス 2024』

          XANAの現在(と期待)

          メタバース「XANA」の土地(ランド)を購入したのはいつのことだっただろう。はっきり覚えていないが、もう2年ぐらい前(少なくとも1年半は前)ではないだろうか。 もちろん今でも土地は持っているし、ワールドも作っている。しかし、メタバースとしての「XANA」が順調に軌道に乗っているかというとそうとは言えないのが正直なところだろう。本来、というか当初の予定であれば、既に今頃はVRとしてのメタバース空間が完成していたはずである。 しかし、だからと言って決して停滞しているわけではない

          XANAの現在(と期待)