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マーケターを生業として20年超、化粧品や生活雑貨のカテゴリーで豊富な経験と実績を積んで…

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マーケターを生業として20年超、化粧品や生活雑貨のカテゴリーで豊富な経験と実績を積んできた。 ビジネスでも人生でも、マーケティングの原理原則を学ぶことが極めて有用、いや不可欠だ。 そんな信条の下、noteで毎日発信を継続中。

マガジン

  • 自己キャリア開発

    自分自身のキャリアをより良いものにするためには、「刃を研ぐ」必要がある。 そんな、「刃を研ぐ」のに有用な情報を書いた記事をまとめた。 各種セミナーに参加した折のレポートも多数含む。

  • DAF

    ドラマティックアカデミーフェス、通称「DAF」に関連する投稿を集約しています。

  • マーケティング事例集

    具体的な商品(製品/サービス)の成功・失敗事例に関する記事を集めてみました。

  • 意思決定基準たち

    仕事や生活をより充実したものにできる、あるいはより効率・効果を高められる、そんな「意思決定基準」を日々打ち立て、あるいは改善していく。

  • 読書日記

    読み終えた本の備忘録ならびにアクションアイテムを書き留めた記事たち。

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見晴らしの良い地図を手に入れる

マーケティングを学ぶということは、 ビジネスにおける地図を手に入れる ことだと言っても良さそうです。 ビジネスを成功させる上では、 様々な課題をクリアしていく必要が あるわけですが、マーケティングは その課題解決に大いなる力を発揮する ことは間違いありません。 マーケティングというカタカナ、 横文字にアレルギーのある人は、 今やかなり希少人種だと思いたい ところではありますが、 普段使っていない言葉だとすると、 耳にスッと馴染まないのは致し方の ないところです。 しかし

    • プロと素人の境目

      突然ですが、質問です。 プロフェッショナルか否かの境目は どこにあるのでしょうか? そう訊かれたら、 何とお答えになりますか? 訊き方を変えると、 プロフェッショナルとは何ですか? という質問となります。 この質問に対する答えは、 様々な人が様々な形で答えており、 唯一無二の正解があるようなもの とは言えないかもしれません。 それでも、自分自身で何をもって プロフェッショナルというのか、 その定義を心の中に持っておく ことは、非常に大切なことなのでは ないでしょうか。

      • 十人十色、百人百色

        TVを観る機会が極めて少ない私も、 Amazon Primeのお陰で、話題作に ありつけることが時折あります。 例えば、5月6日に行われた世紀の一戦 「井上尚弥 v.s. ルイス・ネリ」が もしTVだけでの放映だったら恐らく 観ていなかったのですが、Primeで ピンポイント視聴できるのを知って、 しっかり堪能させてもらいました。 また、『ゴジラ -1.0』も、たまたま GWにタイミングが合ったので、 アカデミー賞視覚効果賞をアジア映画 として初受賞したとのニュースに 影

        • 学内木鶏会の増加がもたらす希望

          私の愛読雑誌である『致知』は、 「人間学の学ぶ月刊誌」 とのテーマを掲げています。 この『致知』をテキストにして、 勉強会を開いている人たちが 全国各地にいらっしゃって、 その会を「木鶏会」と呼称して いるのは、ご存知の方も多いかも しれません。 この木鶏会を、高校や大学の運動部で 実施する動きが、最近増えて来ている 印象があります。 単に、『致知』でそのような動きを 紹介する頻度が増えているだけなの かもしれませんが、取り上げるに足る 実績が出て来ていることの裏返しと

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          『営業の科学』とSFA/MA

          高橋浩一著『営業の科学』のさわりを 一昨日ご紹介しました。 上記の記事で書いた通り、 「さわり」とは「要点」のことです。 あくまでも、要点を簡潔にご紹介した だけにとどまるので、より具体的に、 詳細かつ精緻な行動にまで落とし込まれた 数々のアドバイスは、是非とも実物にて 確認してください。 今日は、少しアプローチを変えて、 実際に読んでみて気になった点を 軸に、自分の頭の整理をしながら 書いてみます。 本書の冒頭付近に出てくる 「SFA」 はご存知でしょうか? 「Sa

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          トンネルを抜けると、そこは、、、

          川端康成の小説では、 それは「雪国」でした。 本物のトンネルではなく、 比喩的に「トンネル」という言葉を 使うときがありますよね。 その場合だと、「雪国」の代わりに 色々な言葉が入れられるような 気がします。 長い、暗い、トンネルのような毎日。 そこを何とか通り抜けて、明るい出口が 見えてきたそのとき。 一体何に遭遇できるのか? それはきっと、トンネルの中を 走っていたときの自らの態度や 心構えによって、かなり変わって 来るのではないでしょうか? 客観的に見ても「不

          トンネルを抜けると、そこは、、、

          『営業の科学』のさわり

          『無敗営業』という強烈な本があります。 かれこれ20年程購読しているメルマガ、 「平成進化論」発行人の鮒谷周史さんが 発売当初に激推ししていたので、 間違いないだろうと即買いしたのを 覚えています。 それから4年半ほど、著者の高橋浩一さんが 更に進化した決定版をお出しになりました。 それが、『営業の科学』です。 まだ全部を読み切ってはいないのですが、 とても再現性の高い、効率的かつ効果的な 営業を実践する上でのバイブルとなる本 だと断言できるでしょう。 私自身はマーケ

          『営業の科学』のさわり

          美しい日本を守るには

          先般の衆院補選結果を見て、 日本のこれからの行く末に 益々不安を感じる今日この頃。 自民党が勝たなかったこと自体は、 昨今の岸田政権の行状を考えると、 確かに良かったと言えなくもない でしょう。 しかしながら、立憲民主党系が全勝 という結果は、日本国民の民度が 本当に大丈夫なのだろうかと心配に ならざるを得なかったというのが、 正直な気持ちです。 結局のところ、選挙結果というのは その時点における国民の民度が そのまま表れているだけだとも 言えるので、徐々に徐々に、 地

          美しい日本を守るには

          「ド密着」戦略で勝つ沖縄のファミマ

          日本国内におけるコンビニの店舗数は、 およそ60,000店と言われています。 1位はご存知の通りセブンイレブン、 20,000店強あります。 2位がファミリーマートで、 1万6000店強。 3位のローソンになると、 1万5000店弱。 店舗あたり売上高で見ても、 セブンイレブンが頭抜けており、 日販平均65万円~70万円程。 ファミマとローソンは50万円台 半ばにとどまっています。 そんな中、沖縄への進出が遅かった セブンイレブンを寄せ付けない、 沖縄ファミリーマートの

          「ド密着」戦略で勝つ沖縄のファミマ

          進化心理学から考えるホモサピエンス

          ゴールデンウィークの前半が 終わりましたね。 ゆっくりお休みできている方、 ガッツリ仕事をされている方、 お立場によって過ごし方も色々 異なると思いますが、 皆さん充実した時間を過ごして いらっしゃることと思います。 私自身の今年のGWは、 カレンダー通りに出勤し、 お休みを頂くスケジュール。 なので、土日月と3連休を満喫し、 今日から3日間はしっかり働いて、 後半の4連休を迎える予定。 今回の3連休と4連休の計7日間、 友人が主宰する読書勉強会が 朝の8時から10時まで

          進化心理学から考えるホモサピエンス

          まいばすけっとでPB販売の実験

          絶賛増殖中の「まいばすけっと」。 イオンが展開するミニスーパーです。 コンビニと同じような規模の店舗に、 生鮮食品も品揃えすることで、 スーパーとコンビニのいいとこどりを 狙ったような業態と言えるでしょう。 もう2年前になりますが、 丁度1,000店舗突破してすぐの頃に このnoteでも取り上げました。 この「まいばすけっと」で、 イオンが新たな実験を始めているとの 記事が、月初の日経MJにて紹介されて いました。 なんでも、PB(プライベートブランド)の 構成比を50

          まいばすけっとでPB販売の実験

          倦まず弛まず

          月初に届いた『致知』2024年5月号の 巻頭特集は、「倦まず弛まず」が テーマとして設定されていました。 「倦む」というのは「飽きる」こと。 「弛む」というのは「心が緩む」こと。 なので、何か一つのことを始めたら 飽きずに根気よく、心を緩めることなく 努力を継続しましょう、ということを 説いた言葉です。 私自身は、この努力を継続することに おいては、比較的得意なのだという 自覚がありますし、実際色々なものを 続けている事実もあります。 このnoteは1600日近く毎日投

          倦まず弛まず

          「TikTok for Business Japan Awards 2024」グランプリはマクドナルド

          去る4月18日(木) 渋谷のヒカリエホールにて、 2023年の広告実績を表彰する 「TikTok for Business Japan Awards 2024」 授賞式が行われました。 広告主の一社として出席して来たの ですが、そもそも出席確認の時点で 「一社2名まで」と制限されるほどの 人気ぶり。 かなり広いホールが一杯になるほどの 来客で、TikTokが今いかに熱いかが 分かるイベントでした。 アメリカでは、バイデン大統領が 「TikTok禁止法案」に署名したばかり。

          「TikTok for Business Japan Awards 2024」グランプリはマクドナルド

          幅広いシチュエーションで思い出してもらう

          昨日紹介した、バイロン・シャープの 『ブランディングの科学』を応用した おやつカンパニーの事例が日経MJで 記事になっていた件を続けます。 昨日出て来たのは、 市場浸透率が低いブランドは 顧客の購入頻度も低く、 結果ロイヤリティーも低いという 「ダブルジョパディの法則」 でした。 日経MJで、「もう一つ紹介したい」 ものとして取り上げられていたのが、 「CEP(カテゴリーエントリーポイント)」 というものです。 例えば、「朝食」を思い浮かべた時に パンやシリアルを連想す

          幅広いシチュエーションで思い出してもらう

          いかにブランド接点を増やすかが重要

          おやつカンパニーのロングセラー、 「ベビースターラーメン」。 誰もが一度や二度は食べたことが あるのではないでしょうか。 割と最近、1年とか2年ほど前に、 何を血迷ったのか、そのベビースターが スニーカーを出した!というニュースに 驚いた記憶があります。 まだ僅かに在庫が残っているようで、 リーボックのECストアでセールを していました。 この一見不思議な動きにも、 深淵な意図があったということが、 当時のマーケティング責任者である 高口氏へのインタビュー記事にて 知

          いかにブランド接点を増やすかが重要

          本の読み方の極意

          昨日は、noterの方々とオフラインで お会いできる貴重な時間を過ごす ことができました。 そもそもは、既に直接面識のある 「酒好きコピーライター」の まりさんが、銀座で時折スナックの ママさんをやっていると聞き及び、 「銀座でママになる」なんて そんな簡単にできることなの? それはまた一体全体どんな仕組み? と興味津々になったことがきっかけ でした。 彼女が月一位の頻度でママさんを されているのは、スナックデルソーレ。 オーナーの恵さんが、日替わりママの 仕組みを採用し

          本の読み方の極意