夏沢 ぺろみ

94年生まれ。夫と二人暮らし。街を歩きながらエッセイを書いたり写真を撮る人。【http…

夏沢 ぺろみ

94年生まれ。夫と二人暮らし。街を歩きながらエッセイを書いたり写真を撮る人。【https://gyozai.com/】|noteでは日記のような、どうしようもないことを好きなように書いています。|美味しいものを食べたり作ったりすることが好き。でも胃が弱いため胃薬が手放せません。

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  • 使ってくれてありがとう!

    みんフォト用に投稿した写真を使ってくださった記事のまとめ。ご使用ありがとうございます!

  • 【フードエッセイ】美味しいものを頬張る喜び

    『食』に関するお話たち。

  • 【エッセイ・日記】日々は手作りで

    エッセイ / 日常 / 日々のことや拙い言葉たち

  • 【家族】捨てたかったシガラミ

    私の育った家・家族のこと

  • 【写真】日々のキリトリ

    今まで撮影した写真や写真に纏わる話。みんなのフォトギャラリーにも投稿しています。

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自己紹介

はじめまして。夏沢ぺろみです。 平成6年の夏生まれ。生まれた季節を覚えてもらいたくて、苗字を『夏沢』と命名しました。 下の名前は、昔 不二家のあの子に似てると言われたのが理由です。 全然卑猥な意味とかこもっていないです。 気軽に「ぺろちゃん」って呼んでもらえたら嬉しいです。 各種アカウントはこちらにまとめてあります↓ ◇ 生まれは栃木県。一時間に一本しか電車が走らないような田舎で生まれ育ちました。 地元の人々は好きではないけれど、栃木県のことは大好きです。今でも

    • たくさんの方に読んでいただけて嬉しいです!ありがとうございます✨ 皆さんも一緒にうどん打ちましょう!!!

      • 夫の失敗のおかげで、あずきバーと井村屋への愛が増した話

        皆さんは、冷凍庫を開けっぱなしにしてしまった経験はありますか。 うちはね、人生で初めて夫がやらかしました。 完全にオープンになっていたわけではなく、ほんの少し開いていたことに気付かなかったみたいなんだけれど、そのほんの少しでも命取りなわけで。 私が大切に食べようと買ってきたアイスが全て溶けてしまったのです。 と言っても、その日はファミリーパックのあずきバーしか残っていなかったので、打撃を受けたアイスはあずきバーだけで済んだのが不幸中の幸いでした。 これがちょっと奮発

        • デートの誘いを断ってでも、おうちラーメンがいい時もある

          夫に、近所の家系ラーメンのチェーン店がセールしてるから食べに行かないか?と誘われた。 それはそれは相当安くなっているのかな?と思ったら、ラーメン一杯で700円弱だと知って、行こうとは即答できなかった。 私は、栃木県栃木市出身。田舎の生まれだ。 栃木市のすぐ横には佐野ラーメンで有名な佐野市があり、その流れで栃木市にもわんさかラーメン屋がある。 地元では600円台でおいしいラーメンをお腹いっぱい食べられるお店が沢山あり、正直言って東京のラーメンはものすごく高級に感じてしま

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        • 【ゲーム】ぺろみの遊び場
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        記事

          思いがけない別れ。今までたくさんの景色を見せてくれてありがとう。

          それは、あまりにも突然すぎる別れだった。 まだまだ一緒に居られると思っていたのに。 ◇ 今朝、パートに行こうとしたらやけに自転車が重たかった。 「あれ、なんだか自転車が重たい気がする。」 そう口にしたら、一緒に家を出た夫に後輪がパンクしているよ。と指摘を受けた。 恐る恐る見てみると、後輪がぺしゃんこに潰れていた。 こんな状態では自転車でパートに行くことは、とてもじゃないけれど出来ない。 仕方なく今日は電車で向かうことにした。 帰宅後、パンクした自転車を押しながら

          思いがけない別れ。今までたくさんの景色を見せてくれてありがとう。

          私はやっぱりデパ地下のお惣菜よりも夫ごはんが好き

          今日は休み。 パートに行く日よりも早くに目が覚めたので、早朝からさっさと支度をし母の日にお義母さんへ渡す贈り物を探しに行った。 とは言っても、ある程度の目星はつけていたので今日はもう最終確認をして、えいや!と勢いを込めて購入するだけだった。 出向いた先は、日本橋高島屋。 最寄りから40分ほど電車に揺られれば着く距離だけれども、ラッシュ過ぎとは言えパニック障害持ちの私は朝の電車が本当に苦手。 発作が起きぬよう、イヤホンと本、そして頓服薬を持ち、大都会日本橋へと繰り出し

          私はやっぱりデパ地下のお惣菜よりも夫ごはんが好き

          いつか消えてしまうもの

          お気に入りのものだって、使っていたらいつかは壊れてしまう。 美味しいものだって、食べたらあっという間になくなってしまう。 私が毎日飽きるように見ている街の風景だって一緒なのだ。 ◇ この街に引っ越してきたから、散歩をするのが好きになった。 街を歩いて、面白いものを見つけていくのはとても楽しい。 その散歩道で見つけた不思議な形の建物。 アシンメトリーで歪な形、大きなガラス張りでできていた。 光を受けると透き通って見えて、自然と目を奪われる素敵な建物だった。 もう

          いつか消えてしまうもの

          これからは地元の味覚を東京に連れて帰ろう

          先月の末、一人で地元へ帰省した。GW前半戦のことだった。 毎月、月末は祖母が施設から家へと帰ってくるので、そのタイミングでなるべく顔を見るために帰るようにしている。 祖父の時のように後悔をしてからでは遅い。 家を飛び出して絶縁状態だった数年の時間を少しでも取り戻すつもりで、会える時間を大切にしようと心がけているつもりだ。 毎度、帰ったからと言って特別何をするわけでもない。 祖母も車椅子になってしまったので、あまり遠出もできないし、行けるところも限られている。 みんな

          これからは地元の味覚を東京に連れて帰ろう

          ネパール人は日本人よりツウな寿司ネタを好むみたいだ

          夫の交友関係は非常に幅が広く面白い。 なんでそんな面白い人と知り合いなの!?羨ましい!!と謎に羨望してしまう。 とある日の夜。 夫が友人のネパール人と長電話をしていた。 私はその時間ゆっくりお風呂に入っていたので詳しいことはよく知らないが、近況報告などを長々としていたらしい。 そこで、友人の奥さんがTikTokで100円台で食べられる回転寿司の動画を見た話をしたそうで、どうやら興味を持っていると。 だったら今度一緒に回転寿司に行こうよ!という話になりお互いのパート

          ネパール人は日本人よりツウな寿司ネタを好むみたいだ

          たまには雨の日に散歩するのも悪くない

          この日の天気予報は曇りのはずだった。 雨マークなんてついていなかったのに。 冷蔵庫がすっからかんなので買い出に行こうとしたら、大粒の雨が降っている。 認めたくはないけれども、私はきっと雨女なのだと思う。 昔から外に出た瞬間に雨が降り出すことが多々ある。 さっきまで降っていなかったはずなのに、急に雨が降り出したり、小降りだったはずなのにタライをひっくり返したような大雨になったり…。 ずっと『違う。』と言い張り続けていたが、最近それが頻繁に起きるようになって雨女だと認めざ

          たまには雨の日に散歩するのも悪くない

          いつもより甘いコーヒー牛乳

          定時より2時間も過ぎたころ、ようやく今日の業務が終わり退勤することができた。 私は、ホテルの客室清掃のパートをしている。 まだゴールデンウィーク前だというのに、ホテルの稼働が上がり続けていて残業続きの日々だ。 この業界では当たり前のことなのだが、休憩時間が一切ない。 本来なら5時間程度で終わる予定なので休憩時間を設ける必要がないのだが、ここ最近は特に、定時時間内に終わる見込みがまったくない。 ずっとノンストップで動き続けているので、終わるころには体力も気力も全て使い

          いつもより甘いコーヒー牛乳

          米がなかったのでうどんを打つことにした。

          休日の15時過ぎごろだった。 そろそろ夕飯の下拵えをあらかた済ませておこうと、重い腰を上げることにした。 とりあえず、まずはお米を炊飯器にセットするところから…… あれ!?!?お米が全然ないじゃない!!!!! また私の悪い癖で在庫管理ができておらず、あろうことかその日食べる分のお米が米びつになかったのだった。 さて、どうしたものか。 家にある主食になりそうなものはパスタ、小麦粉、オートミール。 前日、記念日のランチでビュッフェに行き、調子こいて暴飲暴食してしまっ

          米がなかったのでうどんを打つことにした。

          失ったお金は稼ぎ直せても、失った時間は取り戻せない。

          夫とお休みが被ったので近くの公園にピクニックに行くことにした。 ずっと気になっていたお弁当屋さんでお惣菜のコロッケともつ煮込みを買って、自宅から手作りのおかかふりかけを詰めて握ったおにぎりを持って、るんるんで公園に向かった。 公園には小学生が遠足で訪れていたようで、多くの子供たちがレジャーシートを敷いてお弁当を食べている。 「小学生たちとお昼ご飯かぶっちゃったね。」 そんなことを言いながら、小学生に囲まれつつ私たちも持参のお惣菜たちを広げた。 変わり種のコロッケや、

          失ったお金は稼ぎ直せても、失った時間は取り戻せない。

          ナスが生み出してくれた温かな時間

          ありがたいことに私の住んでいる地域には八百屋さんがたくさんある。 たくさんあるというか、商店街が大好きな私は、八百屋さんや肉屋さん、花屋さんやらパン屋さんなど、活気のあるお店が多く並ぶ商店街が近くにあることを必須項目として家を探している。 スーパーで買うのももちろん良いのだけど、野菜は八百屋さんで購入すると、おどろくほど安いのだ。 八百屋さんの面白いところは、スーパーと違いその日の仕入れや旬のものによって並ぶ野菜のメンツが日々変わるところ。 その中からとっておきのやつ

          ナスが生み出してくれた温かな時間

          入籍して半年の記念日なので、二人でお休みとってホテルでランチしてきます。久しぶりのホテルビュッフェ!夫と一緒に行くのは初めての経験。楽しみだな🍴✨

          入籍して半年の記念日なので、二人でお休みとってホテルでランチしてきます。久しぶりのホテルビュッフェ!夫と一緒に行くのは初めての経験。楽しみだな🍴✨

          サイゼリヤで新しい扉を叩く

          とても疲れ果てている日だった。 ホテルの稼働率がぐんと上がり、2時間近く残業をしてたくさんの部屋をお掃除した。 あ、知らない方に軽く説明すると、ホテルの客室清掃のパートをしています。 もう腰から下がガクガクして脚はもつれ、ふくらはぎはパンパン。 お昼休憩ももちろん無いので、お腹はぺこぺこ。 今日はもう夕飯作りたくない、、。このまま泥のように眠りたい、、。 そんなことを心のなかで呟きながら帰路に着いた頃、夫からグッドタイミングで良い提案が。 『サイゼリヤに行くなん

          サイゼリヤで新しい扉を叩く