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WordでA5小説同人誌を出すので印刷所を決める

二次創作で文字を書きはじめて1年、勢いだけでイベント参加を決め、楽しすぎて小説同人誌を今年6冊出した紫色の葉野菜です。

去年の今頃四苦八苦しながら入稿データを初めてつくってたよな…と思ったのと、今年1年の振り返り、あと自分自身の忘備録としてWordでの小説同人誌のつくりかたをまとめようと思います。


WordでA5サイズの小説本にする

自分の周りでは小説の同人誌はA5サイズと文庫サイズが多いかなと思います。コミックスと同じサイズのB6サイズもいいし、新書サイズもいいよね…!

でも自分がA5サイズでつくっているので、ここではA5サイズの小説同人誌の話をします(余談ですがA5サイズにした理由は文字数が少なくても大丈夫そうだなって思ったのと、最初に買った小説同人誌がA5サイズだったからです)。


自分の制作環境はWindowsのノートパソコンで使用ソフトはWord。最初はいろいろなアプリやソフトとかも使ってみたんですけど、Wordが一番しっくりきたので、それからずっとほぼ全部のデータをWordでつくっています(ちなみに同人誌出すまでは学校のレポート書くくらいでしか使ったことがありませんでした)。




話を書く

まずは本文!

自分は長い話が書けないので、最初はどれくらいの文字数を書けば本を出せるのか本気で悩みました。

結論から言えば、何文字でもいいと思います。

自分がめやすとしているのは1冊40ページ(くらいあればなんとなくいいかなって…)。A5での小説同人誌の場合は文字のサイズとかにもよりますが、大体1,000字で1ページちょっとになります。目次や奥付などのページもあるので、自分は1冊につき25,000字~30,000字くらいのことが多いです。




印刷所を決める

「同人誌 小説  初心者 印刷所」とかで検索すると、いろんな方がいろんな印刷所さんを紹介されているので、まずはそれを参考にしました。あとは同人誌をお持ちだったら奥付に印刷所さんが書かれていることが多いので、それも参考になるかと!

気になる印刷所さんがあればWEBサイトから資料請求するのがいいと思います。見本紙とかを見てるだけでもとっても楽しい!

大体どの印刷所さんでもA5サイズは基本のサイズにありますし、PDFでの入稿も受け付けてもらえると思いますが、入稿データ形式などを確認したり問い合わせてみたりすると安心です。

自分がこれまで利用したことがある印刷所さんは以下より。少部数でもOKだったり、印刷費が安かったり、イベントぎりぎりまでOKだったり、すてきな装丁してくれるとこだったり…!どこの印刷所さんもそれぞれの良さがあります!!




〆切を決める

イベントに合わせて本を出すなら、各印刷所さんで大きなイベントに合わせて〆切が設定されている場合には、それに合わせて入稿データをつくる感じになると思います。ただイベント合わせで入稿するとイベント会場に本が届くので本の現物を自分自身もイベント会場で初めて見るということに…(これが毎回とってもひやひやする!)。


自分が一番最初に本をつくったときは、1冊だけ試しにつくってみました(ページが左右逆だったので試してみて本当によかった…)。それから本番の入稿データをつくって、イベントの3週間前には自宅に本が届くようにして、イベント会場へ宅配搬入しました。

5冊目からイベント会場に届くようにしたんですけど、楽な反面、ちゃんとできてるかとても心配だった…!


イベント会場以外に印刷した本を別送してくれるサービスを取り扱っている印刷所さんもあるので、心配な方はそういったサービスを利用するのもいいと思います。




Wordで本文データをつくる編、基本の表紙データをつくる編、表紙のアレンジをする編につづきます!





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