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記事一覧

【 短篇小説 】人を幸せにみちびく灯り。それは誰の心のなかにもある【 1万文字 】

この小説は、Xで募集したキーワードをAIにうちこみ生成されたイラストを見て書いた小説です。 …

おったろう
4か月前
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【 短篇小説 】ビールとイタリアン

梅雨があけた。 日本の未来を唯一まじめに考えている庁が、梅雨があけたと宣言した。 梅雨の…

おったろう
4か月前
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『空飛ぶストレート』

ジャイアント馬場より高い身長、朴訥な顔の彼が投げる野球ボールの速度は、160kmを超える剛速…

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『 悪意と炎上 】note創作大賞2023 イラストストーリー部門応募作品

本編 目の前にいるコイツに殺される。 次兄はコイツに殺された。父と母、長男は、死ぬよりも…

おったろう
10か月前
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ふつうが、フツウじゃなくなる時、あなたは。

どこにでもいる普通の家族。父と母、一人娘の3人家族がいました。 夏休みが終わる日のことで…

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「すごいよ、作家さんになれるよ」

「すごいよ、作家さんになれるよ」この会話をはじめて聞いたのは、公園で遊んでいたときだった…

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#2000字のドラマ ここちよい朝のじかんと朝ごはん

だんご鼻のてっぺん、ホホがほんのりと温かくなってきた。黒一色だった視界にも、ぼんやりと暖色がさしてくる。 ゆっくりと眼をあける。無骨な鉄塔の建っているが並んでいる、ゆるやかな山脈から太陽がはい出しつつあるのが、日光をさえぎるものがない東の窓から見える。太陽の光を浴びながら起床するようになってから、まぶたが自然にあがるようになった。暗くしめきった部屋で、電子的な音を轟かせる時計に起こされるよりも。 パジャマを脱ぎ、Tシャツとジャージに着替える。布団を押入れに収納しながら、天

【 小説 】4年前、2年前、現在、病原菌

青いラベル、そこに白い文字で商品の名前を書いている、日本国民の過半数が知っているであろう…

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まわっているお寿司を食べなくなったワケ【 前編 】

ぐねぐねとした山間をぬける小道。車1台とバイク1台が、かろうじてすれちがえるような小道をひ…

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まわっているお寿司を食べなくなったワケ【 後編 】

前編はコチラ。 木造の駅に彼を置きざりにしたのち、20年ほど会わなかった。 東京の会社に就…

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二十字小説 #小牧幸助文学賞参加作品

起朝に精通したら、赤黒い玉がころがりでた。 承精通をいたしたら、死ぬと医者に言われた。 …

おったろう
6か月前
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