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思いついた事をその日の気分で書いていこうと思います。主にクラシック音楽、読書、仕事の事、など。 車が好き。未解決事件やUMA、幽霊などに興味を持っています。4歳のオカメインコと3歳のネコちゃんを飼っています。 宜しくお願い致します。

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  • こころ惹かれる文章のご紹介

    心惹かれる素晴らしい文章をご紹介

最近の記事

待っててくれたのかな?

    • 時の記念日に寄せて

      6/10。本日は「時の記念日」だそうです。 「時」といいますと、私にとって忘れられない「時」の思い出があります。 それは「時が止まった日」の事です。 あれは、私が高校3年生の時でした。 あの日、、、眠りについた私は長い金縛りにあっていました。 今日の金縛りは少し長いようだ。。。 困ったな。。と思っていると、2階寝室横の階段を、黒い音の影が凄い勢いで走ってくるではありませんか。 (不思議なことに金縛りにあっていて見えるはずがないのに見えたのです。 人間の脳は普段、数%しか

      • 音にて云う

        この題名は、言うまでもなく宮沢賢治の「眼にて云う」のもじりです。 あの詩は、死に瀕している患者の視点で書かれた大傑作と思うのですが、 クラシックの録音にも、まさにそんな世界がひろがっているものがあります。 巨匠達のそれぞれの辞世の歌は、まるで音で書かれた眼にて云うなのです。 まず、バックハウスです。バックハウスには「最後の演奏会」という、録音があります。 この演奏を聴いていると、眼にて云うの次の部分が思い出されるのです。 「魂魄なかばからだをはなれたのですかな」 「

        • ケルテスの死因は何だったのか

          ①テル・アヴィヴの海岸を遊泳中に死去 ②高波にさらわれて死去 指揮者の本などを見ていると、上記①・②で記述されている場合が多い。 (詳しい死因を知っている方いたら教えてください) ①であれば、例えば ・急激な血圧変動による心臓発作 ・筋痙攣による溺死 ・体調不良による溺死 この時、ケルテスは43歳。生活習慣病も出始める年だし、上記の原因も確かに考えられると思う。 オーケストラを把握する際に、「政治力」が最も重要と言っていたらしいから、人心掌握にストレスをためていたことだろ

        待っててくれたのかな?

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        • こころ惹かれる文章のご紹介
          15本

        記事

          需要不足(節約↑消費↓)需給ギャップ、強欲インフレ 6月電気代、補助金終了・再エネ賦課金負担増 中小の利益増大見込めずと大企業の内部留保の(株主ではなく)労働者への還元無し 増税の正当性もない、企業の品格もない。 さて、我々はどうしたら? (画像引用:朝日新聞デジタル)

          需要不足(節約↑消費↓)需給ギャップ、強欲インフレ 6月電気代、補助金終了・再エネ賦課金負担増 中小の利益増大見込めずと大企業の内部留保の(株主ではなく)労働者への還元無し 増税の正当性もない、企業の品格もない。 さて、我々はどうしたら? (画像引用:朝日新聞デジタル)

          あるパン製造会社

          あるパン製造会社が、次々に不祥事を起こしている。 新潮社の調べによると、異物混入が2000年以降30‐40件ほど。 死亡事故は10年で4件も起きている。 なぜこの事をとりあげたかというに、ずっと前に小遣い稼ぎにと日雇いでバイトをしたことがあるからなのだ。 中傷ではなく、事実を書かせて頂く。 この会社は、本当に「危険」な会社であった。 なにが危険か。 ①まず、危険な仕事を危険と認識していない ~危険な仕事を平気で、ほとんど説明もなく日雇いの人間に「投げてくる」 ②危険

          あるパン製造会社

          素晴らしい復刻芸術~Youtubeのご紹介~良きかなワルター翁

          クラシックの録音を聞いていると、モノラルやSP録音は、復刻するマスターテープや、LPの質、リマスターをするエンジニアの感性や技術によって、かなり音に違いが出ることに気が付きます。 この音質は本当にやっかいで、この復刻の良しあしで、演奏の評価がまるで変ってしまうのです。ですから、録音状態に敬意を払わず、ひどい音質のままCDを売るということは、演奏者の名誉を傷つけることにもなりかねない繊細な問題であると思っています。 さて、CDでは例えばGURANDSLUMやOPUS蔵、Tahr

          素晴らしい復刻芸術~Youtubeのご紹介~良きかなワルター翁

          今クラシックCDを聴く意義

          どうも実に大層な題をつけてしまったのですが、これは常日頃自分に問いかけている言葉です。 タワーレコードやHMVのクラシックコーナーは縮小を続け、レコード芸術は休刊。クラシックCD好きとしては実に寂しい限りの状況となってしまいました。 こうした状況でクラシックCD収集を続けながら、なぜクラシックを聴くのだろうと、思うことしばしばです。 もっとも好きだから聞くのですが、なぜ好きなのか、クラシックCDを聴くのかと考えると、やはり理由はあるのです。 クラシックを聴くことはいわば決して

          今クラシックCDを聴く意義

          またたびで酔う あと、、ブラームスS3についてもUPしました。 https://note.com/okasira8951/n/n5e7f6b8a98e2

          またたびで酔う あと、、ブラームスS3についてもUPしました。 https://note.com/okasira8951/n/n5e7f6b8a98e2

          個人的に好きなBrahms交響曲第4番のディスク

          突然ですが、ブラームスの交響曲第4番が好きです。 老いを前に、完全な人生の冬の前に、「これから」と、「これまで」を振り返り、年を取ることへの葛藤やあきらめ、ほのかに垣間見える希望などが随所から聞こえてきます。 特に第2楽章は万感溢れる思いに、ぐっとくるものがあります。 Brahmsの冬の旅と呼びたいような、大好きな曲です。 ①個人的な好み第1位 K・ザンデルリング/ベルリンDSO 1回目のSKDとの録音も素晴らしいけれど、より個人の好みに近いのが手兵BSOとの2回目の録音で

          個人的に好きなBrahms交響曲第4番のディスク

          こんばんわ(再)

          こんばんわ(再)

          僕の好きなBrahms /Symphony No. 3

          ①アバド/SKD アバドがBPO就任後、最初に取り組んだチクルスがブラームス。 (だったらしい。間違ってたらごめんなさい。資料が手元にないのです。。) それだけ自信のあるレパートリーだったのだと思うけれど、(そう!ポリーニとのブラームスも本当に見事だった。)実際ここに聞くブラームスは見事で、74年にはもうこんな素敵なブラームスを振っていたのだと思うと感慨深いものがある。 SKDの自発性とアバドのオケの自発性を重んじるやり方がうまくいったのか、両端楽章での音楽的高揚も見事ならア

          僕の好きなBrahms /Symphony No. 3

          【戦国指揮者】・織田信長=トスカニーニ・徳川家康=フルトヴェングラー・豊臣秀吉=カラヤン・上杉謙信=ワルター・武田信玄=ムラヴィンスキー・伊達政宗=C・クライバー・毛利元就=バーンスタイン

          【戦国指揮者】・織田信長=トスカニーニ・徳川家康=フルトヴェングラー・豊臣秀吉=カラヤン・上杉謙信=ワルター・武田信玄=ムラヴィンスキー・伊達政宗=C・クライバー・毛利元就=バーンスタイン

          ラモー「レ・ボレアド」の間奏曲  (編曲:ヴィギングル・オラフソン)

          ヴィギングル・オラフソンという素敵なピアニストを知ったのはコロナ渦において、外出自粛を余儀なくされていた頃でした。 その日いつものようにYoutubeをかけながら仕事をしていた私は、聞いた事のない様な柔らかい響きに、思わず「誰の演奏かな?」とPCを打つ手を止めたのでした。 このラモー「レ・ボレアド」の間奏曲をヴィギングル・オラフソンが編曲した曲は本当に優しい世界です。(得意ではない英語なので曲名間違っていたらごめんなさい) ずっと忘れていた心の中の宝箱をそっと開くかのような

          ラモー「レ・ボレアド」の間奏曲  (編曲:ヴィギングル・オラフソン)

          洗車にお勧めアイテムの紹介

          洗車道は地獄道。。。。 このぬかるみにはまったら最後、車ごと洗車沼は我々を呑み込んでしまうのだ!! というのは嘘だが、洗車も読書と同じで、「身銭」を切らないと本当の所はわからない。思ったよりも、読書に近く、洗車アイテムは人それぞれの好みや哲学で変わってくるのである。 僕の洗車への決まり事は以下で、同じ考えの方といえども同じカー用品は選ばないと思うが、無理やり自分好みのカー用品を紹介したい。 決まり事 ①高すぎるものは買わない(買えない) ②さりとて安すぎて効果のないものは

          洗車にお勧めアイテムの紹介

          高見順 死の淵よりのご紹介

          「食道ガンの手術は去年の十月十九日のことだから早くも八ヶ月たった。 この八ヶ月の間に私がかきえたものの、これがすべてである。」 (講談社文芸文庫 帯より) 死を題材にした詩集ですが、誰しもがそうなるように、死に対して怒り、嘆き、おののき、、、というような感情を余さずに高見順が謳い上げている詩集、それが「死の淵より」です。現在、まだ絶版になっていなければ講談社文芸文庫スタンダードで読むことが可能です。 死をテーマとした詩集なら、ほかにもあるはずですが、死を受け入れた人間の本

          高見順 死の淵よりのご紹介