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経済 記事まとめ

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経済全般、金融、経済学についての記事を自動でピックアップする、公式マガジンです。
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記事一覧

金利上昇で財政悪化の誤解

3月税収5.7%増の3.6兆円 所得税や消費税がけん引 - 日本経済新聞 (nikkei.com) 長期金利上昇で利払い費が増えることを理由に、財政悪化を懸念する向きがあります。ただ、長期金利の上昇がインフレ率の上昇や名目経済成長率の上昇に基づくものであれば、一方で税収も増えるため、必ずしも長期金利の上昇が財政悪化に直結するとは限りません。 事実、日本の代表的な財政指標であるプライマリーバランス/GDP比(以下、PB/GDP)と長期金利の関係を見ると、むしろ長期金利が上が

1970年~1985年のスタグフレーション入り時と過去1年の労働生産性、単位労働コスト、実質賃金、労働分配率のデータを比較しアメリカ経済がスタグフレーションに陥るのか?それともスタグフレーションとは真逆に経済成長の加速となっているのか?を分析して行きます。経済学の基本的な内容です。

経済学と金融理論、会計、マーケティング理論の知識をベースに記事を書いてます。 またニューヨークを拠点とした全米で上位1%に評価されているヘッジファンドの分析手法を参考にしてデータ分析し予想してます。 米国の経済学者やヘッジファンドの分析レポートも日々読んで参考にしてます。 noteの月額500円の有料読者募集しています。 1記事だと300円~500円が多いですがスタンダードプランだと月額500円で過去の2500以上の記事も含め全てが読めるプランとなるので1記事購入より

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大学の危機/文系の危機

 さて奇しくも教育特集になってしまったGWの本マガジンですが...本日でひとまずのまとめであります.

産業競争力強化法で税制優遇

岸田文雄首相の基調演説要旨 OECD閣僚理事会 - 日本経済新聞 (nikkei.com) 日本でも産業政策の国際競争に勝ち抜くべく「新たな事業の創出及び産業への投資を促進するための産業競争力強化法等の一部を改正する法律案」の審議が進んでいることは注目に値します。 法律の概要としては、「戦略的国内投資の拡大に向けた戦略分野への投資や生産に対する大規模で長期の税制措置や研究開発拠点としての立地競争力を強化する税制措置」と「国内投資拡大につながるイノベーションや新陳代謝の促進

来週の見通し(5/6〜5/10)

<読了目安時間:15分> この記事では2024年5月6日〜5月10日の週における重要イベントを取り上げ、その見どころや「そもそもなぜ大事なのか?」という点を解説します。

学歴はゼロサムゲームか?

 さて...今週は大学がないため,大学についていろいろ考えてます笑 教育については,自分も含め,ついついサンプルサイズ1の俺様理論になりがちなところがありますんで普段以上に注意しつつ...  いわば...今週の配信(→■)と5/3のエントリ(→◆)は今日のお話しの準備編です.要約すると, ・教育政策を全員大卒前提で考えるのはおかしい ・全員が大学で「学びたいと思っている」という想定は誤りだ ・大学進学の私的収益率は高そう(利回りは平均7%くらいか) ・大学進学の生産性や

大学無償化論の問題点

 近年,大学授業料無償化の主張/それに対する反対論に関連して大学進学への公的な支援に関する議論が盛んになっています.そしてたいていの話が「総論賛成各論反対」という進まない議論の典型になっています. なぜか...

米雇用統計、17.5万人増で予想下振れ

この記事では日本時間5月3日(金)21時30分に公表された米雇用統計の要点を解説します。「雇用統計ってそもそも何だっけ?」という方はこちらの記事もあわせてご覧ください。

ISM統計 製造業・非製造業とも50割れ、インフレ懸念続く

この記事では、日本時間5月1日及び5月3日に公表された2024年4月分のISM景気指数の要点を解説します。「ISMって何?」という方はこちらの記事をご覧ください👇

【特典】ニコ生アーカイブについて

 2024/5/1 15:22時点でいくつかのvimeoの動画が正常に再生されない状態になっておりました.急ぎ不具合(映像が再生されない/そもそも読み込めないなど)を修正いたしました.  ...実は結構前から同じ状況だった可能性もありまして...あらためて過去の動画を再upしておきます.  申し訳ございませんでした...実は原因がわかりません.単に再upしたら解消いたしました^^ おわびに?なってるかいなか微妙ですが一時的に全会員に公開しておきますmm

【月次更新】デジタル証券(ST)市場のファクトデータ図解を公開します(24年4月)

こんにちは、プログラマブルな信頼を共創したい、Progmat(プログマ)の齊藤です。 2024年は、年次の解説ではまとめきれないレベルでのST市場急成長が予想されるため、2024年1月より、最新状況を月次でまとめて解説しています。 noteでの解説に加え、一連のスライドについてもお手元で参照できるよう、全公開しています。 ということで、通算21回目の本記事のテーマは「【月次更新】デジタル証券(ST)市場のファクトデータ図解を公開します(24年4月)」です。 ※当然ながら

借金は悪という考え方(『インベスターZ』第123話)

三田紀房による投資マンガ『インベスターZ』の連載を題材に、経済アナリストの森永康平氏(@KoheiMorinaga)が、投資・経済・お金についての理解を深めるコラム・Q&Aを連載する「お金の偏差値を上げるマガジン」 。(毎週火曜更新) 今週の『インベスターZ』第123話では、不動産会社の営業マン・秋山から「不動産は現金一括ではなく、借金して買うべきだ」とアドバイスを受ける財前。「借金は悪」と考えるのは、世界を見渡しても日本人くらいだとのこと。果たしてその理由とは…? 森永

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【特典】ミクロ経済学中締め+不完全競争へ

 さて今回でミクロ経済学講義も16&17回目.16回目は消費者理論・生産者理論・完全競争市場というミクロ経済学の前半のまとめです.このあたりまでを丁寧におさえておくと,ここからの不完全競争+市場の失敗はすんなり理解できると思います.  本講義シリーズですが,この調子で行くと...今月・来月くらいでミクロ経済学をようやく終えられるんではないかと.すぐマクロに行くか...少し財政や金融の話でもするか.何はともあれ,年末までにはひと段落させるからね!(そうするとマスタープランのコ

レーザーテック、好決算で株価急騰

半導体製造における検査装置を手がけるレーザーテックが4月30日大引け後に発表した24年6月期第3四半期決算は、累計の売上高が1572億円(前年同期比97.9%増)、営業利益が581億円(同111.5%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益が415億円(同100.4%増)といずれも前年同期比から2倍の水準となる圧巻の内容でした。 これを受けて、今日5/1の東京市場では一時17%超の上昇(終値でも14.88%上昇)。先々週にはオランダの半導体露光装置大手ASMLの低調な決算を受