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アプリ作家がハイブランドを研究してみた

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AI時代を生き抜くために必要な「感情に訴えかけるスキル」を得るには、それを主な武器としているハイブランドからヒントを得るのが良いのでは、という仮説から研究は始まった。
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ハイブランドの購入体験にアプリの売り方の常識を覆された

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以前書いたやつの続き。

AIがコンテントを無限に生成するようになった時代で生存していくには、人間味を出していかに感情に訴えかけるかが重要になると述べた。ハイブランドは機能面だけでなく感情面の取り扱いに恐ろしく長けている。そこでヒントを得るために、毎日同じ服ばかり来ていた人間が実際に身銭を切ってハイブランドに触れてみた。その体験から学んだ事を書き出してみたい。

買うまでの過程が楽しみに含まれてい

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アプリ作家は今こそハイブランドを研究すべき

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年末からファッションについて勉強している。ちょっと考えを書き留めておきたい。

Stable DiffusionやChatGPTの衝撃は説明不要だが、そういったAIが我々のいくつかの仕事を代替する事も誰もが予想できるそう遠くない未来だろう。これまでのAIは膨大な情報から必要そうなものを上手いことピックアップするフィルタ処理がメインだった。それが、今度はコンテンツの生成処理も出来るようになったという

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お先真っ暗な日本を生きるための服 ― ヨウジヤマモト

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山本耀司のパリコレ初参加は38歳。俺、今年38歳。ああ、人生まだまだこれからだって言っていいんだな、と思えた。Kurt CobainやJimi Hendrixが27歳で死んだから、その歳を過ぎたあたりから自分の人生なんて大したことなかったんだと半分諦めていた。俗に言う "27 Club"である。川久保玲のパリコレ初参加は39歳。Just wow. I assumed that they've ac

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