nobuko fj

人間の成長は、回り道だらけの螺旋のようだ、と昔よく話し合った。 隙間の狭い私の螺旋。 …

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人間の成長は、回り道だらけの螺旋のようだ、と昔よく話し合った。 隙間の狭い私の螺旋。 成長したかどうか長いこと見えなかった。 今 好きなのは読書と散歩。 詩について考える日々。 言葉を紡いでいきたい。

マガジン

  • 読書感想文・図書館

    読んだ本のまとめです

  • ヨガ教室・健康問題

    健康を考えたり考えなかったり楽しんだり。 図らずもいろんな猫が表紙を飾っています。

  • 遠足 旅行 美術館

    ちょっと遠出したり、旅行の記録。美術館巡りもここに入れました。

  • 来し方行く末   詩と 詩人 時々俳句

    詩を書く という自覚ってどんなものなんだろう と時々思います。 何を書いても「詩の形式」で書いてしまいますが、自分なりの「詩」とは分けています。

  • 映画・ドラマ・ステージ

    映画やドラマについて書いたものをまとめてみました。 年に数回レベルのコンサートや芝居も。

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独居の敵

一昨日息子が旅行土産をもってきて そのまま二時間 喋っていった 一緒に暮らしていた時は それは日常だったのだろうが いまでは「珍しいこと」になった その夜 いつもより眠りが深かったような気もするが 気のせいに違いない そんなふうに人恋しさを自覚してしまうなんて どうしたものだか ちょっと困っている とはいえ一人の快適さは換えがたいのも事実である

    • 祖母は、晩年小火を出した事があるそうだ。 火を使っている時にそばを離れてはいけないが、煮込み料理ならあり得る。 祖母の頃にはタイマーもなかったかもしれないし、それさえ忘れたかもしれない。 我が家のガス台は時々私を呼ぶ。良い機能だ。 大丈夫。タイマーもかけてるから。今のところは。

      • 献灯使

        究極のディストピアである、と評する声もあるそうだ。 短編集であるが、ちょっと連作っぽい感じもする。 地震や原発による汚染で済めなくなった東京。 鎖国している日本。外来語も使わない。政府も民営化。 日本列島の位置さえ、今よりだいぶ大陸から離れているような。 百歳の死ねない年寄りで作家の義郎は、曾孫の『無名』と暮らしている。 放射能を浴びても老人は死なないが、子どもはどんどん弱っていく。 『無名』は噛むのも飲み込むのも着替えるのも歩くのも大変なのだ。 『無名』という名は義郎がつ

        • パラサイト難婚時代

          子育て支援という掛け声だけが大きい昨今である。 団塊の世代の子女が就職するときの就職難を解消できず その世代が結婚しづらい状況を放置してしまっていた政府の責任は重い。 筆者が「希望格差時代」を書いたのは2004年だったとか。 今や格差は「確かにあるもの」と認識されているのではないか。 認識しないようにしているのは政府だけである。 離婚した母子が貧困なのは、夫が必ず養育費を払うようにしていないからであるし、母子福祉手当も足りないし、非正規労働者の収入も少ない。 手を付け始める

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        独居の敵

        • 祖母は、晩年小火を出した事があるそうだ。 火を使っている時にそばを離れてはいけないが、煮込み料理ならあり得る。 祖母の頃にはタイマーもなかったかもしれないし、それさえ忘れたかもしれない。 我が家のガス台は時々私を呼ぶ。良い機能だ。 大丈夫。タイマーもかけてるから。今のところは。

        • パラサイト難婚時代

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        記事

          雨が空から降れば

          Noteを始めて間もないころに、小室等さんのコンサートに行った記事を書いた。 当時は、ユーチューブを張り付けるなどというワザを知らなかったのであった。

          雨が空から降れば

          郷ひろみの「SONGS」を見た。紅白はそんなに見ていなかったので、片手逆立ちをしたとは知らなかった。 がんばってるなぁ なんとなく、亡くなった西城秀樹を思い出した。 彼ももっと歌いたかっただろうなぁ

          郷ひろみの「SONGS」を見た。紅白はそんなに見ていなかったので、片手逆立ちをしたとは知らなかった。 がんばってるなぁ なんとなく、亡くなった西城秀樹を思い出した。 彼ももっと歌いたかっただろうなぁ

          かしわばあじさい

          葉の形が柏みたいなので、カシワバアジサイというそうだ。 写真を撮っていたら、知らない人が教えてくれた。 ピンクの花もあるらしい。

          かしわばあじさい

          証拠写真とか覚書とか

          夜中 雨が止んだので 外に出て撮った。 夜中に写真撮ってる私自身が不審者だった。 クレームもも疲れるのですよ でも上下見比べたら。 そういうことなのですよ。

          証拠写真とか覚書とか

          真っ暗な集合住宅

          ちょっとクレーマーしてみました。 私が住む集合住宅の、共有廊下の蛍光灯(LEDではなさそう)が、 日に日に消えて行って、今は一階から三階まで、9~10ヶ所のうち、 点灯しているのが二階の1個だけになったのである。 もう少し消え残っていた連休明けにメールしたが音沙汰なく 先週は電話したが、自動的にメールに回された。 つまりメールは見ていないわけで。 しょうがないので不動産屋さんに言いに行った。 こんなんじゃ 事故や事件を誘発しませんか と。 共有スペースの電気とか、基本中

          真っ暗な集合住宅

          #真相をお話しします

          昨年の本屋大賞にもノミネートされていたというミステリー短編集。 五編の作品が載っている。 その内の三編に、小学6年生が関係している。 ミステリーだから、人間関係を書いてしまうこと自体がネタバレになってしまうのだけれど、窃盗、パパ活、殺人 と小学生が当事者であると考えると、なかなかに恐ろしい。(窃盗はここでは万引きではない) 最後の作品では 自分の子どものごく小さいときから離島で育てて、純粋培養的に育てているのをずっと動画投稿、時には生中継で拡散していた三組の親子。 子ども

          #真相をお話しします

          家を出る前にはレーダーでは我が県には雨雲はなかったのだが、予報どおりに雨は降って、傘を差した人が歩いているのが見える。 予報どおりにいくならば、1時間ほどでやむらしいが、さて。 台風が去るまで、低気圧からくる頭痛、不定愁訴に悩まされる。 皆さん、頭痛はだいたい台風のせいです。

          家を出る前にはレーダーでは我が県には雨雲はなかったのだが、予報どおりに雨は降って、傘を差した人が歩いているのが見える。 予報どおりにいくならば、1時間ほどでやむらしいが、さて。 台風が去るまで、低気圧からくる頭痛、不定愁訴に悩まされる。 皆さん、頭痛はだいたい台風のせいです。

          香子 源氏物語

          ちょっと頑張って読了した。 紫式部の物語は、「源氏物語」を執筆する香子の物語だった。 だから、最初の「桐壺」を書いた時の心境とか、母や父が読み終えて何と言ったか、また父とともに越前に行った時の様子、音楽を合奏したこと、 そんなことが書かれているのだけれど、ほぼ、源氏物語の訳だった。 読んだ母が、これはあの和歌からこの物語からか と言い 父はあの漢詩の場面を下敷きにしたのか と的確に当て、 そして「それらよりすばらしい」とほめてくれる。 それから、登場人物の今後はどうする と

          香子 源氏物語

          詩 泣き声

          子どもの泣き声が私を追ってきて それから自転車に乗った母親とともに去って行った 少し甘えるような泣き声を懐かしむ 泣かせたまま走らなければならない日もある 走って 走り続けて  やがて 懐かしむ日がやってくる どうかその日まで母子ともに健康で と願ってやまない

          詩 泣き声

          愚かなりわが心 My Foolish Heart

          愚かなところはたくさんあって 愚かなところしかないのかもしれないけれど なぜ音楽にするとこんなにきれいなんだろうか 言葉にはならないのである。 願い事をかなえてくれる、あの「ジン」が出てくる話である。 この本の中に、一つだけ叶えられる願いをずっと考えながら 生きている人が出てくるのである。 読んだ後で頭の中に残ったのはこの人のことばかり。 本当に一つだけかなえたいことってなんだろうか ということ 人の一生は、それを考えるだけでも十分なのかもしれない。 たまに転生特典はな

          愚かなりわが心 My Foolish Heart

          玉ねぎ丸ごとのスープを飲みたいと思い、小さめの新玉ねぎの袋を買った。 何となくトマトとコーンを入れた。好物ばかりである。 レシピも見ずにとりあえず煮込んでいる。 まだかな〜 異常気象で食品が値上げというニュースをやっている。 軍事費上げている場合ではないと心から思う。

          玉ねぎ丸ごとのスープを飲みたいと思い、小さめの新玉ねぎの袋を買った。 何となくトマトとコーンを入れた。好物ばかりである。 レシピも見ずにとりあえず煮込んでいる。 まだかな〜 異常気象で食品が値上げというニュースをやっている。 軍事費上げている場合ではないと心から思う。

          ヨガ教室と防災訓練

          ヨガ教室をやっている時間帯に、スポーツセンターの防災訓練があった。 もちろん、 「職員」の訓練なので、受講生には関係はない。 流れてくる放送を聞いていたら、 火災現場が我々のいる武道場という設定だった。 どうやったらヨガ教室で火災が・・・と思ったのは私だけではあるまい。 まぁ 何があるかはわからない世の中なのではある。 我が町にいれば、ちょっと遠くても我が家にたどり着けないことはない。 そんなことを「防災」意識の足りない言い訳にする。 遠くの美術館にいたりしたら、どうし

          ヨガ教室と防災訓練