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ニワカ式note リベラルは窓から投げ捨てよ!

優しいネトウヨのための嬉遊曲。 おもしろくてためになる。よむといいことがある。
ちょっと新しい切り口でSNSでもりあがった話題を取り上げます。月に1~2本の本格的な論考、2本以上… もっと詳しく
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#れいわ新選組

「弱者権力衰亡史」

abstract ご存知、自称「車椅子インフルエンサー」の人が、イオンシネマの対応に抗議してSNSに晒したら、逆に自分が金属ナトリウムのように激しく燃えていた。 この中嶋涼子氏は、しばらくSNSを非公開(鍵垢)にしていたが、またも復活した途端、再度、燃えていた。彼女はイオンシネマの幹部数名に面会して「建設的なお話することができました」「企業と直接話あうことができて本当に嬉しかったです」と、誇らしげに宣言したからである。まるで「(私を攻撃する愚かしいネット民と違い)イオンシ

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読み放題対象「降伏実現党は窓から投げ捨てよ」

今日も今日とてネットでは、不穏な言葉が産声をあげた。「降伏実現党」である。この誰が最初に言い出したかわからない詠み人知らずの言葉は、またたくうちに燎原の火のように広まり、哄笑をもって迎え入れられた。 降伏実現党!? もちろん、あなたは、たちまちにして了解するだろう。 そう。武力で恫喝された挙げ句に、一方的に軍事侵攻されているウクライナにむかって、「国民の命を守るために早く降伏した方がいいよ」みたいなことをいって悦んでいる人たちである。ウクライナの戦争が発生して以来、毎日

【読み放題対象】差別意識は「除外」できるのか ~アンイストールされる思考回路~

れいわ新選組の国会議員の舩後靖彦氏は、次のように述べた。 子供の頃から、潜在意識の領域、さらに深く無意識の領域にまで存在する「差別意識」を除外する倫理・道徳教育は必要と考えています。 私は、それについて次のように反応した。 >これ完全にアウトな発言。絶対的不可侵の「内心の自由」を奪う思想矯正を求めている。とんでもないディストピアだ。 一応、舩後靖彦氏の発言の全文を引用しよう。 舩後:全ては教育にありと考えています。日本の30年前を考えれば、時代も変容し、国際障害者年や

【読み放題対象】福祉の臨界点 ~ひとりの障害者が労働するために、ひとりの健常者がつきっきりで介護(労働)する意味を考えてみた~

※れいわ新選組(以下、レシン)の主張から考えたシリーズ第二弾となります。第一弾はこちら レシンの特定枠で当選した二人の国会議員が、まず国会に行くまでにおきた騒動は、「福祉はなんでもありなのか?」を明確に考えなければ解決できない問題ではないか。私にはそう思えた。ところが、今回の問題は、レシンの国会議員の戦い方の賛否に始終し、「なぜ障害者が外に働きに出て、その間に公的な訪問介護サービスが適応されてはいけないのか」について殆ど論じられてこなかった。 それについて考える。 論点整