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ニワカ式note リベラルは窓から投げ捨てよ!

優しいネトウヨのための嬉遊曲。 おもしろくてためになる。よむといいことがある。
ちょっと新しい切り口でSNSでもりあがった話題を取り上げます。月に1~2本の本格的な論考、2本以上… もっと詳しく
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#高度に発達したフェミニズムはミソジニーと区別がつかない

読み放題対象「ジェンダー戦士たちの黄昏」

もっと加速しないか? そんな声がきこえてきた。 後から振り返れば、2022年は、ジェンダー戦士たちの「終わりの始まり」として記憶されるかもしれない。 加速度的に、ジェンダー戦士たちの「正しさ」が色あせ、力を失っている。もっと具体的にいうとフェミニストたちとは、かつては「弱者性で守られた権力」だったが、いまでは、そんなものは剥ぎ取られた。フェミニストというだけで「社会的に正しくなく、排除すべき存在」的なものへと変容している。完全に「自業自得」とはいえるのだが、なぜ、そんなふ

【読み放題対象】どうして日本のフェミニストって非実在美少女の人権問題には熱心なのに、中国の女性テニスプレイヤーとかの人権問題には全然、興味ないんですか?

今日も今日とて、フェミニスト達は、非実在少女たちの人権問題に熱心だ。なぜフェミニストはそんな熱心なのだろう? 私は、彼らフェミニストに頭が下がる思いでこのnoteを書くことにした。 たとえば、以下の人も話題になった。 相変わらず切り口は「非実在の少女」である。 とりあえず読んでみると、精神科医の彼女のところにやってきた12歳のボストンの少年は、次のように語り始めたという。 「日本の漫画の女の子は、どうしてストーリーに関係なく制服の短いスカートの斜め下から下着が見えそうな

【読み放題対象】どうして人は「よくない表現は社会を悪くするので無くせ!」と考えてしまうのか

この世界は、じわじわと同質化している――。 そんなことを貴方は考えたことないだろうか?

【読み放題対象】「めんどくさいランキング」~セカイの中心で面倒くさいことを叫ぶケモノ~

私はよく「弱者記号」という言葉を使う。これはどういう意味かというと、「この世界で『弱者』の『記号』として扱われることと、実際に『弱者』であることは、全く別」という考え方から発している。 どういうことだろうか。以下は「弱者記号」の典型例である。 当たり前のように「僕は黒人で、ゲイで、ユダヤ教です」とドヤ顔で語るこの少年、「一体、何を勝ち誇っているんだ」という話である。たとえば「僕はオッサンで、幼女のラブドールしか愛せなくて、ハゲデブです」のほうが、よほど石を投げられ激しい迫

【読み放題対象】広告の炎上する理由がこんなにわかっていいのかしら? ~「今日の仕事は楽しみですか」も、宇崎ちゃんの巨乳に戸定梨香の乳揺れも「反感」を作られる仕組みは同じ!~おっぱいの記号論

こんにちは、今回は、広告が「炎上」する仕組みを解説しますね。「今日の仕事は楽しみですか」が炎上した法則がわかれば、宇崎ちゃんに戸定梨香もなぜ炎上したか「あ~なるほど」とわかるのです。炎上する仕組みをおさえて、この不快感が加速するSNS世界をサクッと軽快に生きていこうという企画です。でも、いきなりおっぱいの話はしませんよ?おいしいものは最後です。 最近「今日の仕事は楽しみですか」という品川駅のデジタルサイネージ広告がSNSでえらく炎上。広告主は、広告をだして一日で撤回し謝罪し

【読み放題対象】普段は人権人権いってる人々に限って、すぐに人権意識がバグる理由

今日も今日とて、普段は「人権人権!」と高らかに叫ぶ人たちが、いとも簡単に他人の人権は踏みにじる闇落ちをみる。たとえば、今月だけでも奇妙な違和感・・・「あれ???ワタシもしかして同じ数日間を何度も何度もループしてる?これ19233回目???」みたいなエンドレスで同じ日々がやってきているような不思議な感覚に襲われた。一言でいえば、

【読み放題対象】幸福の無数の断片を燃やす人々 ~パターナリズム化するフェミニズム~

今日も今日とてフェミニストたちが「幸せそうな男女」を燃やしている。どうしてフェミニストたちは、「幸せそうな夫婦や家族が許せなくて、妬み僻みから燃やしてしまう論」を自ら積極的に補強していくのだろうか。 というかそもそも、なぜ「幸せそうな夫婦(家族)」があれば、そこにフェミニスト達が来たりて、相手の幸せを否定し、自分たちの価値観を押し付ける――「自分にそんなことをいう権利がある」と思うのか。

【ニワカ式】女のまがいものを生み出すフェミニズム

さても面妖な話ではないか。「名誉男性」という言葉だ。そもそもその語感からして、「名誉白人」を連想させるような差別的・侮蔑的表現である問題などは些末な話である(いや、些末ではないが)。問題なのは、フェミニズムにアップデートされたような女性たちが「お前は女性ではない。お前は女性の紛い物なんだ!」と叫ぼうとする――論理的におかしいのだ。今回は、その「排除の論理」をメタ的に分析する。 とにかく女性の多様な価値観や、自由な生き方を拡張するのがフェミニズムのはずが、フェミニスト基準にの

【読み放題対象】「高度に発達したフェミニズムは、ミソジニーと区別がつかない」~どうして現代日本のフェミニスト達は、タリバンみたいになっちゃうの?~教えて!ニワカちゃん!~

こんにちは。きょうは、「高度に発達したフェミニズムは、ミソジニーと区別がつかない」という言葉についてお話します。

【ニワカ式】フェミニストのミラーリングが、いつも失敗する3つの理由

click abstract フェミニストたちは激怒した。必ず、かの邪智暴虐のキモヲタが愛する二次元美少女たちを除かなければならぬと決意した。フェミニストたちには社会常識も相手の気持ちも全くわからぬ。けれども二次元美少女たちの胸の大きさや乳揺れに対してだけは、人一倍に敏感であった。 そして、今日も今日とて、フェミニストたちは、かの伝説の宝具を抜き放ったのだった。

【ニワカ式】されど我らがマンスプレイニング

ごめんね。万感の思いを込めて、ごめんね。 なぜ「女性」たちは、「女は被害者だ。なんもかんも男が悪い」の定式を常に主張するのか。「女性」の権利向上を訴えているようで、むしろ実は「女性」の地位を「弱者性」に固定しようするのが現代フェミニズムではある。それを象徴する言葉こそが「マンスプレイニング」ではないかという話をしよう。 そう、「マンスプレイニング」は、「トーンポリシング」「シーライオニング」とともに三位一体で、「うるさい黙れ」「私達には好き放題いわせろ」「以上の仕組みに質

【読み放題対象】「賤業主婦」の誕生~どうしてフェミニストは、総理が「妻の手料理最高においしかったよ~」と呟いただけで、「妻を奴隷化してる」みたいなことを云うの?~

こんにちは、今回は「専業主婦を賤業扱いする言説」がなぜ生まれ、そして根強くはびこっているか考察します。そうなんですね、不思議なんですよ。日本は女性の幸福度が(男性よりも)高い国です。そしてその幸福度の高さは「働いてる女性(正社員)」よりも、「専業主婦」層に強い。これは統計上明らかな事実です。「政治的に正しくない言い方」をすれば、女性の主流な「幸せ」の形は結局、「専業主婦」にありそうなのに、そんなものは「家父長制の残滓」であり、「女性が男性の犠牲になっている生き方だ」と「賤業」

【読み放題対象】「女性が本気で怒れば自民党は壊滅します」というタグを見て、私は怒りと悔しさで涙がとまらなくなりました!~怒るものとして女性表象~

以下のnoteの応用編です。 「女性はすぐ怒り、感情的で使いにくい」のような偏見が構造的な人事上の不平等の一因になっていても、それにまた抗議するために、「私達は怒ってるぞ~!」と言い出す。なんという負の再生産でしょうか。 現代の女性問題では、「女性が本気で怒れば」「女性は怒ってもいい」なるタグによって、「怒り」の全肯定がおこなわれ、「怒り」によって連帯します。なぜ「フェミニスト」たちは「怒る」ことによって抗議するのか。「怒り」のメカニズムから、彼女たちは別に、「それが本当

【読み放題対象】「お母さん食堂」が話題ですが、それでは我々が思い浮かべる「お母さん」とはどのように発生したのか?改めて考えてみよう!

ファミリーマートの食品ブランドである「お母さん食堂」という名前について、女子高生たちが「料理をつくるのはお母さんだけですか?」と抗議の署名運動をおこして今日も今日とてTwitter世界では話題になった。 この「お母さん食堂」に関しては、いろいろの論点があるのだが、まずは、その前に、ネット上で反応をみると、(このようなお母さんに家事をおしつける固定観念の助長が許されるのは)「古い価値観が払底できてない証拠だ」「日本古来の家父長制」とかいう署名活動への賛成意見があった。 また反