金利上昇機運の中の”実効金利” 〜今後の資金調達は、ますます困難となる〜
経営者なら分かっている事ですが、表面金利と実効金利は違います。
2023年10月31日の日銀の植田総裁の1%容認発言から、市中金利が上がってゆくことは間違いないでしょう。
経営者にとって、厳しい経済環境ではますます金利の負担は大きく経営を圧迫するものです。
融資と預金、その両方を行っているところから、実効金利の考え方を実例で解説します。
実効金利の計算式は、次のとおりです。
(支払利息-受取利息)÷(融資総額-預金総額)×100
が会社にとっての”実効金利”です。