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【学校だより#11】つながりのタネ(スタッフ・ゆきちゃん)

NIJINアカデミーが開校してから早くも3ヶ月が経ちました。

最近、子ども同士のつながりが増えてきているように感じています。
そんな子ども同士のつながりを紹介します。

好きなことで


 共通の話題で話したり、一緒にゲームをしたりして、過ごしている様子がよく見られます。
 自由登校日にも、校舎に行くと誰かに会えるかもという思いから校舎に行き、子ども同士で集まって話をする姿を見かけます。

自然と声をかけて集まっている様子

部活動・サークル活動で


 部活やサークルの時間に集まるのはもちろんですが、それ以外の時間に、個別で集まっている姿があります。子ども同士が声をかけあって集まっていることにびっくりしました。ふとした時間に集まって、何気ない話をしたり、ゲームで交流を深めたり、お互いに見せたい物を見せあったりしているようです。
 サークルのチャンネル(子ども同士がメッセージのやりとりができるツール)で「おはよう」「こんにちは」と挨拶を交わすこともあります。そんな些細なやりとりが、一人ひとりの安心につながっているかもしれません。

サークルで集まる様子

スタッフで


 スタッフを介してこれまで話したことのない子ども同士がやりとりをする場面もあります。
 朝ごはんに何を食べたのかというクイズを出し合ったり、住んでいる地域について話したりしていることがありました。
 タツロー校長がいるソファにたくさんの子どもたちが集まって話している姿は、登校日の朝にはいつも見られます。

授業や学習で


 授業を受けた後に、活動の続きを子ども達が集まって一緒にする姿があります。
 また、自由進度学習では友達の投稿を見合ったり、コメントし合ったりすることで、互いに高め合い、さらに学ぼうとする意欲につなげています。
 子どもがパドレットを見て、「⚪︎⚪︎さんの投稿すごい。」「真似してみようかな」とつぶやいていることもありました。
 話したことのない友達の投稿からも刺激を受けているようです。

自由進度学習

イベントやプレゼンで


 朝のHRでは、時々子ども発信のプレゼンが行われています。
 サークルを作りたいとプレゼンをしている姿を見て、次の日に同じようにサークルを作りたいというプレゼンを行った子どもがいました。頑張っている姿は、また別の子どもの頑張る姿へとつながっているのです。
 先日も修学旅行の行き先を決めるプレゼン大会がありました。そのプレゼンを見た子ども達から「すごかったね。」「どこに投票しようか悩むなあ」と言った声が聞こえてきました。また次の誰かの挑戦につながるのかもしれません。

クラスで


 クラスでのつながりも強くなってきて、クラス会議以外の時間にもクラスの友達といる姿が見られるようになってきています。
 それぞれのクラス会議で共に刺激し合って、つながってきているからだと思います。

クラスで集まる様子

 わたしの担任するクラスでは、低学年の子どもが頑張っている様子を見て、周りの子どもに変化がありました。これまであまりクラス会議に積極的に参画していなかった子どもが、プレゼン用の資料を作成したり、カメラオンに初めて挑戦したりすることができました。
 クラス会議の回を重ねるごとにクラスの仲間への安心感が高まり、頑張っている仲間の姿から刺激をもらい、またちょっとしたきっかけ(名前を呼んでもらった)から、そのような姿になったのだと思います。
 異年齢だからこそのつながり合いや刺激が、さらなる成長へとつながるのだと確信しました。

子どもが作成したプレゼン資料より

つながりのタネはさまざまなところに・・・


ある日のランチタイム

子ども同士のつながりが増えてきたことで、NIJINアカデミーが居心地の良い場所だと感じている子どもが多くなっているように思います。
 NIJINアカデミーのすごいところは、居心地が良いだけでなく、刺激がたくさんあり、成長することができる場所でもあることです。
 これから、まだまだ子ども達同士のつながりは増えていくと思いますし、増やしていけるようにしていきたいです。
 明日もどこかで ”つながり”  ができるかも・・・

スタッフ ゆきちゃん
 
 

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