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時間を計る時計は、便利な道具なはずだけどね

時計を見て、え!
もうこんな時間

あぁ〜まだ5分しか
過ぎていない

これ時計があるから
感じることができる感覚

時計がなかった時代
ほぼほぼ
太陽が昇って沈むまでの間
活動していただろうけれど

時間の経過を
太陽が昇る頃、
太陽が沈む頃、
とか
自然の摂理に従って
生きていただろうに
時間を意識するとしたら

明るくなってから
暗くなるまで
この感覚はどのくらいに
感じていただろうか?

日本だと、干支で
時刻を表していた
時代があった

いつから始まったかは
定かではないらしい

ネット検索では、

干支がいつ日本に伝わったかは
はっきりしていませんが、
推古天皇の時代には
年や日を干支で示すことが
一般化していたようです

その後日本では、
それぞれの動物の特性にちなんだ
迷信や俗信が生まれ、
生年による性格判断などに
使われるようになりました。

ネット検索

時間の経過を計る事は、
太古の昔から必要な事
だったのだと思う

この便利な時計
でも、この時間を
意識すれば意識する程に

時計を意識し過ぎて
時間がない時間がない
って思ってしまう

こんな便利な時計があるのに
時計はとても便利な
道具なはずなのに
時計を見ると
追われる感じがする

だからと言って
時計を見ないで
過ごすこともできない

本当は時計があるからこそ
時間どうりに事が上手く進み
短縮されて
余裕を作る事ができたはず

人は便利な物を手に入れ
使いこなす事ができると
そこに予定を詰め込み
余裕をなくしていく感じがする…
ふとそう思ってしまった

まぁ便利なものは時計だけに
限った物ではないのだけれど

道具を上手く使って
自分の有意義な時間を
作る方法を
考えるのもいいなぁ…

と思った昨日の事

ミヒャエル・エンデの
「モモ」を読んで
そう思ってしまった。

この物語の主とするものは、
時計の使い方ではないですけどねw


モモ
ミヒャエル・エンデ(著)

廃墟となった円形劇場に
住みついた、
粗末な身なりをした少女モモ。
街の人々は相談をし、
モモの面倒を見ることになります。

モモに話を聞いてもらうと
硬くなった心が柔らかくなり
悩みが消えていく……。

不思議な力を持つモモは、
街の人にとって
かけがえのない存在に
なっていくのでした。

ところがある日、
街に「灰色の男たち」
が現れます。

「時間を貯蓄銀行に
貯めると命が倍になる」
と言う彼らのせいで、
町の人々から「時間」
が奪われてしまい――。

「時間」がテーマのお話。

本書の副題は
「時間どろぼうと
ぬすまれた時間を
人間にかえしてくれた
女の子のふしぎな物語」。
小さな女の子であるモモが、
灰色の男たちに
奪われた時間を
取り戻そうと奮闘します。

モモ
ミヒャエル・エンデ(著)
ネット検索より


私は、昨日初めて
この書籍をオーディブルで
聞いたのだけれど

1970年代初期の頃に
書かれた児童書
自分の「時間」を
見直すきっかけになります

灰色の男たちに時間を奪われた人々は、
少なくなった時間を
なんとか生きようと、
余裕を失っていきます。
これは、
現代世界にも置き換えられる事

灰色の男が言う
「必要なのはただ1つ成功
成功すれば、お金、地位、名誉が
手に入り幸せになれる」

でも

丁寧な仕事をする余裕、
誰かとゆっくり話す余裕、
日々を生きることの余裕。
これらがなくなってしまったら、
楽しくないですね

本作は、
毎日を忙しく生きている
現代の人々のための
本と言える作品

Kindle版

Audible版

………………
自己紹介
noteがスキ
❤️になってきた。より


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