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HSP×完璧主義者が目指す、ストレスなく暮らせる環境


「真面目だね。頑張りすぎると、いつか潰れるよ」

「そんなこと考えてるの?誰も気にしてないよ」

「おかあさん、イライラしないで」

「一緒の空間にいると、息が詰まる」

はじめまして、nencoです。

心とお部屋の不要物を「手放して、整える。」
シンプルな暮らしを目指す、5歳女の子の母。

まずは自己紹介を、と思いましたが、
私という人物を知っていただくには、
冒頭の言葉がぴったりな相手をイメージしていただくのが一番だと思います。

「生き辛そ~…」というみなさんの心の声が、
画面越しに聞こえてくるような気がしています(笑)。


手放すことをはじめたきっかけ


小さなことでも気になってしまう繊細なHSP気質と、
完璧主義が故のたくさんの「~すべき」にとらわれ、
長いこと生き辛さを抱えてきました。

一人のときは、「それでもいい」って思ってました。
大変だけどなんとかやれてるし、
結果が出れば、評価されることも多いから。


01.HSP×完璧主義者が、子育てで感じた限界


ところが。

娘が産まれたことをきっかけに、
2倍、3倍にタスクが増えました。

少しでも目を離そうものなら、死んでしまうかもしれない。
よい環境を提供するために、最善を尽くさねば。

娘を思うあまり、神経をすり減らして過ごす日々がはじまります。


幸せが一転、灰色の生活に


愛情が発端だったはずなのに、
ストレスからノイローゼ気味になり、怒りが抑えきれずに大爆発。

娘が大泣きする姿を何度も見て、愚かな私はようやく、気がつきました。

「私が変わらなければ、娘のことも、自分のことも、傷つけ続けてしまう」


02.まずは、すぐに変えられるものから


愛と余裕をもって、娘に接するためにはどうしたらいいのだろう。

感情コントロール、思考法、内観、コミュニケーション、心理学、育児本…
自分を変えるため、多くの学びに時間とお金を費やしてきました。


少しずつ楽になってはきているものの、未だに根本的な解決には至らず。
5年経った今でも、大きな課題として残っています。


すぐに自分を変えることは難しい。
それならば、とりあえずストレスが少ない環境に身をおくのはどうだろう?

方向転換し、強いストレスがかかるパターンを考えていくことにしました。

すると、"ある共通点"が見つかったのです。


03.HSPも完璧主義も、情報の取捨選択が苦手


  • 人混みを歩くと、疲労感でぐったり。

  • 散らかっている部屋に耐えられない。

  • たくさんのことに意識が向き、ひとつのことに集中できない。

  • 他人のことを気にしすぎてしまう。

  • 過去の後悔や未来への不安でいっぱい。

これらは、私が負担になっていること…つまり、HSPの特徴でもあります。
同じ境遇の方は、当てはまる部分も多いのではないでしょうか。


一方、完璧主義の特徴はというと…

  • タスクを完璧にこなさないと落ち着かない。

  • 「〇〇すべき」にとらわれがち。

  • 優先順位をつけるのが苦手。


ここから見えてきた共通点は、
「情報量の多さがストレスにつながる」ということ。

脳や心が情報を受け取りすぎたり、
自分にとって必要な情報を取捨選択できなかったり。

「それならば、そもそも入ってくる情報自体を減らせば解決するはず!

私自身が変わるまでの、対処療法が見つかった瞬間でした。


04.心地よい暮らしを


半年前、念願のマイホームを購入しました。

72㎡の、少しコンパクトな新築マンション。
ナチュラルな雰囲気の淡い色がかわいらしく、とっても気に入っています。

どんな家具にしよう。
配置はどうしよう。

新居に思いを馳せながら、暮らし系のコンテンツを見る毎日。

私の理想と、ストレスが少ない暮らしを考えたとき、
「ミニマリスト」という生き方に強く惹かれました。

最低限の必要なものだけを所有し、大切にする暮らし。

これなら、視覚から入る情報量を減らせる。
物量を少なくすれば、やること自体も減ってくる。

私にとって、最適解のように思えました。


05.家族とどうやって折り合いをつけるか


ところが、大きな問題が浮上します。
そう、家族です。

娘も夫も溜め込み癖があり、捨てられない人たち。
おまけに、散らかっていてもまったく気にならないので、自発的に片付けるということがほぼありません。

家族の気質を無視して、ミニマリストを目指してしまったら、争いは避けられない。
心地よい暮らしを求めているのに、本末転倒です。

今は、ミニマリストの思考を参考にしつつ、
みんなが納得できる範囲で、シンプルな環境を整えることを目標に掲げています。


対処療法で終わらせないために


物を手放し、心地よい暮らしが実現されたとしても、
環境次第で心のあり方は簡単に変わってしまいます。

「外側から与えられた幸せは仮初にすぎない」ということを、
これまで嫌と言うほど突きつけられてきました。

本当の穏やかさを手に入れるには、私自身が変わる必要がある。

結局はここにつきるのですよね。

心とお部屋の不要物を「手放して、整える。」

シンプルな暮らしを目指して奮闘するnencoの記録を、どうぞお楽しみいただけたら幸いです。


- nenco -

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