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Kagura古都鎌倉奇譚【壱ノ怪】星月ノ井、千年の刻待ち人(5)

(前回のあらすじ)教職につく佐竹神楽(25)は冬休み前にひょんなことから怪異などに巻き込まれ、年末に鎌倉に来ることとなってしまった。怪異によって、与えられた冬休みの2週間の内1週間を振り回され現在年の暮れも31日!まだごたごたに巻き込まれていた。なんなら、年明けにも何かしなければならないというのに、荼枳尼天のお使いである「狐」という少女が現れて、事象がちらかるばかり、となっている。


5:かぐら、古都鎌倉に酔う

「神楽よ。私はお前に話したいことが沢山あるんじゃ。教えねばならんことも沢山ある。だがしかし、お前の性格を知っているからこそ、今ここで話すわけにはいかんのだ」

目の前の艶やかな少女はそう少々困り顔で言う。
おちょこ片手に落ち着いた声で言う彼女からは少女らしさは皆無だ。



コスプレ少女



自分はそうカテゴリー分けをして話を合わせた。
もういい。こうなったらとことん何かが出て来るまで掘り進めてやる。
怒りにも似た闘志が沸き上がってきた。



ー・・・できる。




自分なら理路整然と、

順を追って、

冷静に、

この状況をさばける。

凍てつく思考というやつだ。
咳ばらいを1つする。


「貴女は突然現れたように思いました。一体自分の事を小さい頃から知っているとはどういうことですか?今言えないなら、せめて教えられない理由と、名前だけでも教えて頂けませんか?」


彼女は酒を一口飲んで、自分の目をまっすぐ見てきた。



金色の瞳が
とても綺麗であり、
見透かされている恐怖も感じる
不思議な視線だ。


が、


「だってお前、キャパが狭い…と言うんだったか?すぐ無駄なことをアレコレ考えるじゃろう。いい、いい。そういうの私は面倒なのじゃ」





酷いことを言われた。

心の傷は、相当のものだった。

これ以上ないというほど、本当に嫌そうに言われ侮辱され傷ついたというのに、彼女は更に自分を混乱の崖に突き落としに来た。



「あと、名前と言うたか?これから私はお前の護衛としてあの猫の姿で傍におるのだから、ぺっと感覚で良い。名前はお主が付けろ」

「えぇっ?!こ、これから…ずっとですか?!」



彼女は 
何、可視化するだけじゃ。いつも通りよ。 
などと分けの分からないことを言いながら
また簪の金の細かい短冊状の飾りを揺らしながら酒を飲む。

心の傷も癒えない、事情もよく呑み込めない。そんな状況なのに、
「猫になるコスプレ少女」というパワーワード満載の、
良く分からない容姿と形態の生物からディスられた挙句、
「ペットになるから名前を付けろ」と、酒を飲みながら言われる…。




自分は分別ある教職の、大人の、25歳の男。




思考は凍てついている。

数々の特殊な珍獣が集まる、学校と言う密林で
自分はこれまで5年間、さまざまな修行の果てに
辿り着いた「スルースキル」と、
「要点を押さえる」というスキル、
「如何に楽に辿り着き、尚且つあらゆることに巻き込まれないスキル」、
「やんわりまとまった感じを出すスキル」

を習得したではないか。


あの世界ではマスターレベルであると自負している。




大丈夫だ。
冷静に、大人として対処すればよいのだ。




・・・しかし、少女には初めてだ。




「君は漫画やアニメの影響を受けているようだ。そんなことをしたら大人である自分が犯罪者として捕まってしまう。愛には色んな形があるが、君と言う人間の尊厳をないがしろにする愛はあってはならない。自分を大切にするんだ!とりあえずは、ご両親の所へ帰ろう!お家はどこなの?」









ぶっ!!






まずおじいさんが腹を抱えて笑いだし、
小舞千が耐えきれずに爆笑をし始めた。



いや、爆笑じゃない。



大爆笑だ。




そう来るかと、笑っている。


転げまわって。







きっと、今年最後の大笑いになることだろうよ…。






真面目に言ったことがこうも受けるとは思っていなかったが、何がそんなに面白いのかが分からない。ただひたすらに恥ずかしい。



良く分からないが。




「な?お主は生真面目というか、融通が利かんというか…。よく言えば純粋ではあるのだが…。これだから今、口頭で説明できんのだよ。お主は見て、感じた方が早い」
「それにしたって…」



酷すぎる。



それに…この疎外感。

周り全員分かっているのに自分だけ分からない。この状態が辛い。
今すぐ家に帰りたいぐらいだ。

「何がそんなに可笑しいの2人とも。真面目で純粋で良い方じゃない。小舞千の相方の殿方がこんな信頼できる方で本当に良かったわ」
「いっ?!」
「相方?」

藍子の発言に小舞千が先ほどの笑いを引っ込めて、顔をこわばらせた。
急にまたあの気まずい空気が流れだす。




だから、さっきからこの空気は一体何だと言うのだ。





「神楽」





少女は目の前で瞬きの内に姿を変えた。



着物を着た少女から、

着物を着た2尾を持つ白い狐となった。








驚きすぎて、眼鏡をかけ直すというベタな行動をしてしまった。


全く頭も目も追いついておらず、
頭なんか「今夢を見てるのかもしれない」ぐらいに処理し始めている。



「お前には力がある。それも、脈々と受け継がれてきた華絵巻師以上の力だ。年が明ければ更にその力が増すだろう。お主には使命がある。故に邪からいらぬちょっかいを出されたりするだろう。これまでの比ではない故、小笠原の血筋の者でも正直心もとない部分もある」





彼女は隈取のように引かれた朱の線の上の、美しい形の目を細めた。






「力もつけず、護衛も付けず、1人ふらふらすれば、
命を落とすぞ。それも、醜く惨たらしい死だ」






彼女がそう言い切った瞬間、

あの神社の常闇が目の前に広がった気がした。



氷のように冷たい空気

だが、物理的な問題でも気温の問題でもない
恐ろしい寒さだ。




そして、自分のものではない、



憎悪


孤独


無常さ


悲しみ





この世の全ての「負」の感情が、

質量を感じるほど渦巻き、重い。






「深淵を覗く時、深淵もまたこちらを覗いているのだ」







この不気味な一説のように、



人ならざるものの目がこちらを見つけ、



見られている感覚。



俗に例えるなら・・・






巨大な廃墟の病院など荒れ果て、埃やかび臭い心霊スポットに、






たった1人





帰る手段も無く立ちすくんでいる…









そんな感覚に似ているだろう・・・。










「お遣い様…。もう其処らへんで勘弁してやってください」

おじいさんがそう狐にやんわりと声を掛けると、また瞬きの間に少女に戻った。

「すまん、荒療治であった。しかし、ここまでしないと小奴はとんでもない鈍感でのぅ…。命を護るためであったのだ。許しておくれ、神楽」






もういいです。



そう言おうと思った。

何だか皆、自分を相当気遣ってくれているみたいだし、

このすまなそうに謝る稲荷さんの声音がとても優しく、

心からすまなそうにしているものだから、何だか悪い気もした。






まあ、見た目少女なので罪悪感も相まっていて正直ずるいとは思っているのだが。







この流れに身を任せよう。

おみくじにも書いてあったではないか。







「もう…」








そう言いかけた時、
華絵師のまっさんが手を叩いて立ち上がった。

「おう!もうこんな時間だぞ!!?支度しないと!藍子!神楽君に正装させんと!!」






・・・なんと?

正装・・・?








「まあ大変!遅れるわけにはいかないわ!!」


ここの住人がこれほどドタバタしているところを見たことがあったろうか?

どこかほんわりしている彼らが、こんな素早い動きをするとは。

「神楽。小奴らの個性は半端ではないからの。あまり気にするでない。ぼっとしていると轢かれるぞ」





轢かれるまでは大げさにしても、本当に手早く彼らは準備をしだした。
あまりに忙しそうなので、部屋の隅に避難をしていた。
藍子さんが正装と呼ばれた服を持ってきて、着るのを手伝ってくれるという話だったが、忙しいだろうからと少女が別室で正装と呼ばれる着付けをしてくれる運びとなった。

 正直少女とはいえ女性に着替えの面倒を見てもらうのは…と、遠慮をしたのだが彼女は「私は齢千年を超えておる」と、衝撃的事実を口にした。
それに驚いているとあっという間に洋服をはぎ取られ、着物をぐるぐると着せられてしまった。





純情を失うのは、あっという間であった・・・。





正装とやらを着た時、正直「虚無僧」になるのかと思った。

全身末黒な着物に、白い脚絆、黒い甲掛。
狐の少女曰く、虚無僧は紋なしの衣だがこれは華絵巻師の着物なので、
紋付きなのだとのこと。確かに家紋が入っている。

ただ、見たことが無い家紋だ。
白抜きのひし形の模様の中に、
「黒田月に水紋」の黒い月が牡丹の花になっており、
その横を左右対称の鳥が踊る様に飛んでいる。「鴛鴦紋(おしどりもん)」と言うらしい。
そしてそれらを下から支えるように巻物がV字になって左右に広がっている。
なんとも奇妙な紋だ。

さらにそこに自分は濃紺だと思ったのだが、深い藍色の羽織を着た。
なんとそれは内側がまるで古典のような艶やかな色とりどりの花が刺しゅうされており、袖口と裾から微かに折り返して覗いている仕立てとなったいた。一目で自分の給料1か月分では到底足りない値段だと分かる代物だった。

そして、それにも家紋が入っているのだがこれは裏はしっかり家紋を中央にでかでかと刺繍されていたが、背中には生地と同じ藍色の刺繍で目立たないように背の中央に刺繍されていた。



ー裏が派手なのに対して、表はとても地味だな・・・。



着せられるがままになっていると「行けば分かる。全てつながる」と、
顔の上半分が隠れる、鳥のような仮面を渡された。白い面の額から眉間にかけて縦真っすぐに朱の線が入っている。その上から金で下向きの勾玉が1つ描かれていた。

これにも意味が?

と、問うと狐の少女は笑いながら襟を直しつつ、

すべての物事には由縁があり、因果がある。それをゆめゆめ忘るるな。

と答えた。

難しいことを言う。

着替えが終わるとすぐに玄関に向かったのだが、そこにはコートを着た小舞千と藍子、益興が。小舞千はコートの下からのぞく服の感じから巫女のような格好かと思われる。

ただ、自分と違って何かを風呂敷に包んでいる。
そして、綺麗に化粧をしていた。

さきほどもしていたのだが、これほどはっきり紅は引いていなかったし、印象もくっきりはしていなかった。ほんわかしていた彼女が、きりっとしたように思える。別人のようで正直目が合った瞬間ドキリとした。

だが彼女は怒っているかのように、すぐに顔をそむけてしまった。

「お!似合うなぁ神楽君!!歌舞いた火消みたいにカッコいいなぁ!あ、いやこうなると歌舞伎の二枚目…」
「あなた!さ、佐竹さんこの一升瓶を持って神様方に新年のご挨拶をしに参りますよ。それから、これから重要なことを言いますのでこれだけは絶対に守ってくださいね」
「は、はい」

藍子さんが珍しく鬼気迫る低い声で言うものだから、身構えた。

彼女が言うには合図があったら仮面を被ること。
被ったら合図があるまで何があっても外さないこと。

ということだった。
そんなに重要な仮面だとはいざしらず、片手で持っていたのを慌てて懐に仕舞った。

「小舞千が護衛をしますが、万が一には神様方や眷属方、稲荷様のお力をお借りするかもしれません。その場合はそこから動かず、身をゆだねてくださいね。佐竹さん。約束よ?」
「え?小舞千さんが護衛を?」

彼女は小さく左手に持つ細い布を持ち上げた。
まるで刀のようだが…。こう頭の高い所で髪を結っている彼女を見ると、沖田総司のような見目麗しい若武者に見える。

とはいえ普通逆ではないだろうか?


「神楽、目に見えない世界には役割があり、力は腕力ではない。お主の仕事は別にある。言うとおりにせんと」





狐の少女は髪飾りを揺らしながら自分を見上げた。







「狭間に堕ち、人でなくなるぞ」







その大きな金色の目の黒い瞳が細く絞られたように感じた。

それが、彼女が「人間ではない」という印象を強くする。




「わ、分かりました。大丈夫ですから、その真顔でソレ、やめてください」




 こうでもせんとお主は分からんだろうが…。と、ぷりぷりと狐少女は頬を膨らませた。齢千歳越えのばーちゃんとも呼んでいいか分からない、化石のような妖なのに、これはまたずるい。形容する言葉が「可愛い」以外見当たらない。

ー兎に角神社を巡る・・・んだったな?

そう思いながら、羽織の裏地と同じ鮮やかな花の刺繍に金糸が入った風呂敷に、一升瓶を入れたものを自分が抱えて家を出た。

大きな庭を出て、裏路地を歩くとすぐに鶴岡八幡宮があった。
家は雪の下という鶴岡八幡宮近くの住所にあるのだが、兎に角ここらへんは寺社仏閣がひしめいている。
そして、
いい感じにワクワクする裏路地がひしめいているようだ。


だが今はそれどころではない。
小笠原家の方々はしずしずと大通りに向かっていった。



小町通りですら騒がしいが、鶴岡八幡宮の前の参道、若宮王子ともなるとさらに騒々しい賑わいを見せている。

しかし、流石日本の初詣3本の指に入る混雑する神社だけある。
人の波だ。イモ洗いとはまさにこのこと。

若宮王子の灯篭が輝いていて、
歩行者天国になっている道の両脇に、店や出店がわいわいと食べ物などを売っていて、とても楽しそうだ。


雪がちらほら降っているが、積もるほどじゃない。


上を見上げるとどこの群青とグレーの夜空からも白い綿がふわふわと
地上に舞い降りてきている。


それを甲掛で受け止めて眺めていると、肩にぴょこんと猫が…
いや、猫の姿をした狐少女が乗ってきた。


「お主は本当に自然が好きじゃのう。よう精霊に好かれておるし」
「え?せいれい・・・?」

何の事か全くわからずに聞き返すと、藍子さんが足早に近寄ってきた。

「佐竹さん。仮面を被ってください。あと、お酒の準備も」
「ええ?!ここで、ですか?!流石に…」

そう、鶴岡八幡宮に通ずる若宮大路の、第二の鳥居。
丁度狛犬が両脇にいて、灯篭が並び始めるど真ん中に今自分たちは居る。

スクランブル交差点になっている小町通りとも繋がっているそこは、
とにもかくにも人が特に多い場所だ。

そこにこんなのが居たら、テレビの撮影かイベントかと注目を浴びてしまう。職場的にも、自分的にも非常に宜しくない。

だが…




「大丈夫よ、佐竹さん。ここから違う道になるから」
「はい?」




こんな大通りで「違う道」と言われても…。





まごついていると耳元で悪魔のささやきが聞こえた。




「狭間に堕ちて…死ぬぞ」
「耳元やめ…!」




肩の猫を押し返し、
ええいもうどうにでもなれだ!!



と、年の瀬何度目かの自棄を起こし、仮面を被ると



「おう。道通ったぞ。皆おいで!」



楽しそうに益興さんが軽快に、深支子(こくちなし)色と言っていた金にも見える鮮やかな黄色の羽織を翻し、先頭を歩いて行く。





誰もいない、若宮王子を。







「?!え?!ここ・・・え?!人は?!」






挙動不審にも周りを見回してしまった。




若宮王子から、鶴岡八幡宮まで灯篭の明かりが金色に輝いている。





空は夜空に星が瞬いているのだが、





金の紙吹雪のようなものが舞っていて・・・とんでもなく美しい。



しかし、それだけではなく



空飛ぶ船とか・・・


龍とか・・・




お香のような、花のようないい香り。
それに混じる、お酒の香り。




楽し気な音楽も聞こえる。




空から雪は降ってきているのに、少しも寒くない。





ほのかに明るくて、

色々な声や、飛び回る何かに気を取られて

開いた口が塞がらない。





人間だけがいない





ぱし。





誰かに手を掴まれた。




正面を見ると、まるで静御前の白拍子のような女性が。




「えっと、小舞千さん・・・ですよね?」





巫女の服の上に、ベールのようなものを羽織っていて、
胸元に赤い組ひもが飾られている。
お揃いの鳥の仮面に、頭には金色の烏帽子。
腰にも白地に金の唐草のような装飾が入っている太刀を佩(は)いていた。



鳥の仮面の下から赤い口がちらりと見える。



「コートの下、そんな風に…」



言いかけると、紅い唇が「シッ」と小さく動いた。




「仮面をつけるということは人間ではなくなったと意味するから、あまり喋らない方がいいよ。面倒なことになるしね」




来て。と、彼女はそのまま自分の手を引いていく。
どういうことかと思案しかけるが、自分の手の温度よりかなり冷たく白い手の感覚に改めて気が付き、1人で焦りだしてしまった。




『こ、これはどうしたらいいんだ!成すがままでいいのか?!
ここに来てから俺ずっと情けないぞ!?』




大人の余裕で平気なふりして引かれるままになるか?!
大丈夫だから、と己のメンタルの為に優しく解くか?!





「あ、ちなみに…」

狐少女が灯篭の柔らかい明かりの前で、艶やかに微笑みかけてきた。

「私は猫の姿も人型も普通の人には見えないからね。神楽。用心するんだよ?」




「・・・はい?」





自分の中の時が止まる。

この狐少女が猫になって自分の傍に来た頃から、

走馬灯のように一気に脳みそが回想をした。




思わず額に手を宛がう。





「え。何で今さら・・・?もっと早く言ってもらわないと駄目じゃないですか?それじゃあ、ここ来た時の小町通りの入り口からの貴女への猫扱いも…え?死亡。ヤバ。まじか。えー・・・」

「皆お主を避けてて面白かったぞ」

「・・・カミングアウトの遅さにドン引きなんだが?つかじゃあ俺…幽霊的なものが見えるように・・・?!」



言いかけると小舞千が手を引いて口の前に人差し指を立てる。
結構な至近距離だ。




仮面さえなければ。




「しー!!静かにしてよ!!」
「幽霊などと下等な者と同等に扱うな!たわけ!!無礼者ッ!!」




猫が肩に上ってきて、耳元で叫んでくる。




前から刀下げた、鳥面の巫女コスプレ。
横から千歳を越えるBBA(バ○ア)若作り妖狐。






ー違う。俺が望んだのはこういうモテ期ではない…。





冬休みからの己の不運を恨めしく思い、回想した。が、




はたと、ある事実に気が付いた。




ー俺もモッサリドタキャン野郎じゃねぇか。




おまけに、花柄コスプレ野郎だ。



モッサリドタキャン花柄コスプレ野郎



・・・お似合いだ。


非常に。



なぁんだ。と、1人心の中で呟きながら

早く家に帰って1人でゲームしてぇ…。と、泣いた。

ご興味頂きましてありがとうございます。書き始めたきっかけは、自分のように海の底、深海のような場所で一筋の光も見えない方のために何かしたいと、一房の藁になりたいと書き始めたのがきっかけでした。これからもそんな一筋の光、一房の藁であり続けたいと思います。どうぞ宜しくお願い致します。