ねこますが""2018年2月に""Viewpointのインタビューを受けた経緯の説明

概要

統一教会系メディアとVtuberがズブな件( https://note.com/faqfaqyou/n/n21d79f41b548 )という記事が妙に話題になっているので、この件について自分から補足しようと思います。
(追記 2022 / 7 / 13)
本記事の執筆後、Viewpointの記事を書いたライターと、統一教会系メディアとVtuberがズブな件を書いたライターの2者に対して、質問状を作成した上で音声通話による2~3時間のヒアリングを行いました。(2者の合計で5~6時間)
統一教会に関する知識が一切無かった事もあり、本記事以上の情報について言及するには大量のファクトチェックが必要と判断し、これ以上の言及を行っておりません。
何か指摘したい点などありましたら下記問い合わせフォームよりよろしくお願いします。
問い合わせフォームhttps://vrxr0.com/contact/

3行まとめ

・ねこますは統一教会と関わった事はありません。また、将来に渡って関係を持つ事はありません。
・Viewpointからインタビューが来た時点ではそもそも統一教会という存在を知りませんでした。(今回の一件で知りました)その点については私が不勉強だったと思います。
・公の場で宗教の善悪について論じたり批判する事は非常にリスクのある行為です。それを踏まえた上で執筆した記事である事をご理解ください。

前提条件

まず、2017年末にバーチャルYouTuberというコンテンツに火が付きましたが、その時までの私は無名な絵描きをやてったり、独学で3Dモデルを作ったり、にっちもさっちもいかない作品を黙々と地方で作ってるいちオタクのいち素人でした。

そして、2017年末はそんな売れない素人オタクに対して、色々な会社から案件の依頼、インタビューの依頼、出演の相談など、本当に色々来ました。突然忙しくなりました。
(1人で作ったLive2DでアニメーションするノベルゲームをHPで公開しても、Facerigを使ってLive2Dアバターでニコ生をしても、そんな事にはならなかったのに…)

そんなわけで自分にとってこの2017年末~2018年というのは「突然いろいろな仕事の話が舞い込んできて、忙殺していたし、未経験の事が多かった」という事を念頭に入れてほしいです。経験が浅いなりに、色々頑張ろう!となるのが人間だと思うんですよ…。
(一応、この前提条件が嘘ではない事を証明する方法としては、昔から交流のあった友達が証言者として居ます)

経緯

私は小さなチャンスでもあるに越した事はないと思っていたので、WIXで無料HPを開設してコンタクトにはGoogleフォームに飛ぶようにしていました。(現在は停止済み)
Viewpoint様はそのGoogleフォームから連絡を頂き、以降メールにてやりとりをさせて頂きました。

また、このような流れで案件になったり、インタビューになったり、雑誌に記事を書くことになったり、打ち合わせをさせて頂いた企業様は他にも何社もあります…なので、Viewpoint様だけ特別にインタビューを受けたというわけではなく、何社もご連絡を頂いたうちの1社という事です。

そして、前述したような前提条件もあります。
色々作ってにっちもさっちもいかなくて…そんな中、私に対してインタビューが来るわけですから、1人の人間として1人の人間から頂いた依頼を誠実に真っ当しようという姿勢で取り組ませて頂きました。
インタビューではありのままの自分の言葉を言っただけです。
(当然ですが「コレを言ってください」みたいな指示もありません)

そして、Viewpoint様とやりとりがあったのはこの記事の作成の1件のみで、それ以外にその後のやり取りも関係もありません。

それが今になって「統一教会系メディアの取材を受けるのはダメ」と言われたらそうなのかも分かりません。
ただし、生半可な知識で宗教の善悪について公の場で論じるのは非常にリスクのある行為です。なので、この場では統一教会について深く論じたりできません。察してください。

また、これは言い訳にしかなりませんが、当時の私はアルバイトをしながら全部1人で動画を制作し(企業の方はどんなに少なくても3人以上はプロジェクトに関わります)地方で作品を作ってるだけのいち個人が、事務対応もし、東京と地元を往復したりしつつ2月の引っ越し作業の準備をしていました。

なので「メディアの母体が何であるかを確認し、受けるかどうかを吟味する」という発想にも至りませんでしたし、その余裕もありませんでした。これは自分が未熟な人間であったと思います。
もちろん、会社概要や会社の沿革や最新の記事を一通り見たりはします。おそらく(社会的なニュースを扱ってるメディアだな)ぐらいに感じたのだと思います。社会的な事全般を扱ってるので、Vtuberという新興の文化についてもインタビューが来たのだろうと思ってインタビューを受けたのかと思います。

以上が私の認識する事の経緯と事実です。

思うこと

確かに…陰謀論とか、○○の闇!とか、そういうゴシップは心をくすぐられて面白いと感じるのが人間の性だと思いますし、人間の好奇心として仕方のない事だと思います。
(個人的には1次情報より第3者の発信や陰謀論じみた面白い発信の方が信じられやすいと感じます。)

ただ、取材も事実確認もしないまま、読んだ人に誤解を与えるような記事を書くのは、その内容の正誤以前に道徳的に如何なものかと思います。
仮に事実確認をしていない発信が正しかったとしても、事実とは異なる事を広めるかもしれないというリスクを軽視してる行動だと思うので、事実確認のとれてない事はその旨を記載するか、事実確認を行うのがメディアとしての責任だと思います。

そして、色々な事に言える事なのですが、1つの出来事でも「業界から見た場合・当事者から見た場合・第三者がある事ない事言ってる場合」で全然、認識が異なるな。と思います。
特に陰謀論的な事は第三者からすると面白く見えるのでしょうが、当事者からするとそんな陰謀論チックな事はない普通の出来事だったりしますし。
逆に、世間からの見え方と当事者で起こってる事が全く違うなんてのも見てきました…。

結局の所、現実で起こった事がなんであれ、その人が現実だと認識する事が現実として認識される。というのが認知の限界なのだと思います。

それはそれとして、言いたいこと

『バーチャルのじゃロリ狐娘Youtuberおじさん』ねこます氏にインタビュー! アバター文化は世界を変えるのか?の記事でVR技術やアバター文化について「(VRは)今一番安く買える「未来」だと思います」と言ったのはそのままの意味です…。

そこに政治的、宗教的、陰謀論的な意味は一切ありません。
ただただ純粋に自分の言葉で事実を述べたんです。

この言葉を揶揄されるのは「自分が」というより、今のVR文化を繋げてくれた技術者の方々がけなされてるようで悔しいので、自分で補足します。

元々、コンピューターは高価なものでしたし、CGは色々な叡智が組み合わさってできています。
VRもモノ自体は結構前からあったものの、数百万数千万とかする業務用のシステムだったのが、コロンブスの卵的発想で安くなって、個人でも手が届くようになって…OculusRiftもOculusJapanの設立の経緯を知ってると、そこで尽力してくれた人の事が浮かびますし、そういった先人たちの努力があって、安価にVRという技術に触れられるわけです。

まだまだVRの一般化までは道のりは長いものの、今それを買うのは言ってしまえば未来を知る(買う)のと同じ事なので、今一番安く買える「未来」だと思いますと表現しました。

実際、VRSNSではVRゴーグルの無かったときには想像しなかった文化やコンテンツが日々うまれています。そういったものが未来の常識の一部になると思います。
だから、この言葉には変な意味はありません。ありのままの意味です。

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