土や石や水を「いのち」と捉える感覚
先日の松葉舎の授業において、言葉の固有性とでも言うべき興味深い話題がありました。
ある言葉を誰かが発するとき、言葉自体は珍しいものでは無いのに「その人っぽさ」を感じる、それは何に起因するのか。ある塾生の方はそれを「その人の体験に起因するんじゃないか」と話されました。「体験」と言っても、「イベントに参加してみました」というような体験というより、その人の人生を方向付けるほどの強度を持った「体験」です。そうした体験がその人にある言葉を発せさせ、それが「その人っぽさ」を感じさせる