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ああよかった、この働き方で│支援級の子を持つ私の仕事

ブログ記事制作代行&方眼ノートトレーナーのなみです。

3人の子を持つ母でもあります。

今回は、2番目の息子と私の仕事について。

息子は今、中1です。

幼稚園時代から

  • 言葉が遅い

  • 自分の頭を床や壁に打ち付けるクセがある

  • 集団にいるときの指示が伝わらない

というお困りごとを抱えていました。

病院では、発達障害の診断を受け、小学1年生から支援級に在籍しています。
学校、先生方にお世話になりましたが、事実として親の私も動かなくてはいけない時期もありました。

上の子もいて教育費がかかるので、本当は私も働きたい。
でも、いつ呼び出されるかわからず、外で働くのはむずかしい……。

ということで、自宅メインで働くという選択肢を選びました。

この働き方で「よかったな」と思えたことを2つご紹介します。

午後1時の呼び出しでも対応可

昼の1時が過ぎると、スマホに着信が入ります。
学校からの連絡です。

息子が小学校4年生くらいの頃、よく学校から電話がきました。

息子が体調を崩した、もしくは「ご相談できませんか?」という内容。

当時、息子は普通級(通常級)の授業が増えたせいか、体調を壊しがちでした。

がんばり過ぎてストレスを感じていたのかな?

支援級の先生と月1,2回は会って話しをし、普通級の授業数や対処法を探っていました。

でも、先生はお忙しい。
だから、私側で時間の融通をきかせられる、自宅メインの働き方だと話が早いのです。

柔軟に時間を調整できるので、こまめに先生と連携を取っていました。

もちろん、月に何度も親とやり取りをしない先生もいるし、親のサポートが必要のない子もいます。

ただウチの子の場合、先生がまめに見てくださったおかげで大きく成長できました。
現在、全科目の授業を普通級で受けています。
(在籍は支援級のままです。)

帰ってきた瞬間の姿を見られる

「在宅ワークをしているママのメリットは、子どもに『おかえり』と言えること!」
SNSで見かけるフレーズです。

まちがっていません。
私も、子どもが下校時に自宅にいるので「おかえり」と言っています。

しかし、私はそんなにロマンティックなメリットは感じていない。

おかえりと言うよりも、帰ってきてすぐの姿を見ることのほうが大事。

家に帰ってきてすぐって、大人でもホッとしますよね。
子どもも同じで、帰ってきて、ホッとした瞬間の表情・動きに本音が隠されていると思っています。

口では「なんにもないよ」と言っていても、感じるナニカ。

ナニカを感じても、知らんぷりして
「今日はママも仕事休憩しておやつにしよーーっと。いっしょに食べよっか!」
とか言いながら、テーブルを片づける。

そうすると
「ママ、あのね…」
と話がはじまったら、作戦大成功です。

帰ってくる時間も、少しだけ気にしています。

下校時って、非言語の情報が詰まっているのです。

違和感に気づいても、うまくいかないこともありますけどね。

ちなみに私は「おかえり」と笑顔を作りながら、2番目の子に限らず、わが子たちをこっそりガン見しています。

母という役割を楽しんでいるだけ

ここまで言っといてなんですが、ぜんぶ私の自己満足かもしれません。

学校の先生と連携を取らなくても、下校時の姿を見られなくても、子どもは元気に育ったかもしれない。

私は、せっかく「母」という役割を頂いたんだから、たっぷり楽しみたい!後悔したくない!とやっているだけ。

後悔しない1日を積み重ねるって大事ですからね。
まちがえてしまうこともあるけれど、「後悔しないであろう」選択をしていたら、今のような働き方になりました。

在宅ワーク……フリーランスの仕事は、会社員やパートとは、違った悩みや苦しみもあります。
それを差し引いても、私にとって、今の働き方はあっている。

もうしばらく、母と在宅ワーカーという役割を楽しみながら人生を歩んでいくつもりです。


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