文章を書いていたら、母の日を思い出す
ふと思い立ち、お参りに。
結婚式をやっていた。
式の最中の背中越しに、「ちゃりん、ちゃりん」と賽銭を投げる。
懐かしかった。背中越しに聞こえる賽銭の投げられる音。柏手の音。自分たちがお参りをされているような、何だかちょっと恥ずかしいような嬉しいような。
あの日から、新しい家族の形が始まって、色々あったなと…。
そして、これからも色々あるのだろうと曇り空に目を細める。
「自分の歩んできた人生はこれでよかったのか?」ではなく、「歩んできたものをよかったものにするのが人生」