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ニュージーランドでワーホリ滞在におすすめしたい街


私は、ニュージーランドを車中泊とキャンプで一周しました。

その中でこんなところに住みたい!と思えるよかった街と、ちょっと残念だった街もあります。

今回は、ワーホリに来たら絶対に立ち寄ってほしい、むしろ住んでほしい!私の主観でおすすめな街を書きました。


これからニュージーランドへ来てみたいと思う方の参考になれば幸いです。

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ちなみに、私は都会よりも断然田舎派です。
インドアより、アウトドア。キャンプ、ハイキング、海大好き。
自然がないと生きていけないくらいの自然派。

まず大前提として、大都会が大好きな人がニュージーランドにくると
大抵ガッカリします。
ニュージーランドは自然が好きな人、大自然に囲まれて癒されたい人、
ひらめきや直感力を大切にしている人におすすめです。



絶対におすすめしたい街

○Wellington(ウェリントン)

都会度:★★★★☆
自然度:★★★☆☆
フレンドリー度:★★☆☆☆
ローカル度:★★★★☆

場所:北島

『カフェ、アート、クラフトビール、ビーチ、シティライフ、ナイトライフ、自然へのアクセス抜群』

これらのワードのピンきた人は、ウェリントンがおすすめ。

ニュージーランドの首都でもあるウェリントンは、政治の中心地であり、
ローカルKiwiも多く在住しています。
オークランド、クライシストチャーチに次ぐシティで働き口もあり、レストランやカフェも沢山あります。

出会った誰もが「一番クールな街」というくらい、ローカルKiwiたちが絶賛する街でもあります。
(※Kiwi: ニュージーランドに住む人たちのこと)


雰囲気は日本でいう神戸のような印象です。

Mt victoriaからの眺め


面白いことに、ニュージーランドでは「JAFA (just another f**kin Aucklander)という言葉があるくらい、Kiwi達はオークランドが嫌い。


「オークランド大好き!」っていう人はあまり見たことがありません。(本当に)

でもみんなウェリントンはいい街っていう。そんな街です。

ウェリントンがおすすめな理由はなんと言ってもバランスの良さ。
都会すぎず田舎すぎない。丘と海に面したコンパクトな街なので、
バスだけで生活ができます。

あと、ワイナリーで有名なマーティンボロや、Wairarapa、kapiti coastなど
ホリデーで人気な場所へのアクセスもよし。街は山と海に囲まれているので、自然にすぐアクセスできます。
私はビーチまですぐの丘の上に住んでいたので、都会にもいけて家では自然に癒される生活を送れました。
ウェリントンは小さいので大体どこに住んでもビーチか山には歩いて行ける。はず。

もう一つ自然についていうと、ウェリントンは港にクジラやシャチ、イルカが遊びに来る珍しい都市でもあります。
「Zealandia」という自然保護地区がウェリントン内にあるので、「Tui」「kaka」などの鳥たちが家の庭に遊びに来たりします。

Tui


また車でシティから15分ほど運転すると、「Red Rock」という野生のアザラシのコロニーがあります。シャチの目撃情報もこの辺で多くあります。

たくさんのアザラシがすぐそこで見れます。
※駐車場から30分ほど歩く必要あり



サーフィンが好きな人は、Lyall bayというビーチがいわゆるサーフスポット。その目の前には人気のカフェもあり、週末ランチにぴったり。ちょっと暖かくなるとみんな海に入り出す、海がとっても身近な街。

◎自然が好きで、都会で刺激的な生活を送りたい人に本当におすすめです。


あとウェリントンといえば、政治家が集まるBeehyveが有名。
政治の中心地であるので、お役所系のお仕事をする人やビジネスマンも集まります。
そこで発展したのがコーヒー文化。


ウェリントンはニュージーランドで一番コーヒーが美味しい街です!
ニュージーランドを一周して再確認しましたが、ウェリントンのカフェのクオリティはやっぱり高いです。

だから多くのバリスタが集まる場所でもある。

あとは古着屋さん、サブカル系のお店も多く、
ミュージシャン、アーティストも多い街。

クラフトビールも盛んで、
「Garage project 」の「Beer」というラガービールが日本人好みの味でとっても美味しいです。

メリットだらけのウェリントンですが、
唯一のデメリットもあります。
それは、風が強い

ウェリントンはWindy Welingtonと呼ばれています。

ちなみにオークランド→Rainy Auckland
クライシストチャーチ→Cloudy Christchurch
ネルソン→Sunny Nelson

です。

みなさんはどこに住みたいですか?


◉初めてワーホリをするなら、バランスの整ったウェリントンは住みやすくておすすめです。



○Nelson(ネルソン)

Queens Gardens

都会度:★☆☆☆☆
自然度:★★★★★
フレンドリー度:★★★★★
ローカル度:★★★★★
場所:南島

Sunny Nelsonでお馴染みのネルソンは、ニュージーランドで最も晴天率の高い街
豊かな自然とタスマン海に面していて、街はグリーンが多く、夏は新緑で溢れていて美しい。

国立公園エイベルタスマンまでのアクセスも良く、週末はハイキング、ビーチ、川遊びができ本当に自然が豊かで美しい街。

ニュージーランドでリタイア後に住みたい街としても有名です。

ネルソンの良さはなんと言っても人の良さ
ローカル度が高く、小さな街なので、道ですれ違うだけで「Hi」と声をかけてくれる人が多く、とってもフレンドリーな街。

そして自然が豊か
ビーチ、山、川どこへでも行けて、
中でも街の真ん中を流れるマイタイ川を散歩するだけでいつも心が癒されます。
山がすぐ見える地形と、グリーンが多い街なのががいつ見ても美しいなと思います。

アートの街としても有名で、街の至る所にアート作品を見ることができ、また多くのアーティストが集う毎週土曜のマーケットは必見。

ネルソンマーケットはアート作品やクラフト作品が多いのも特徴。ユニークなお土産にぴったりです。

私はニュージーランド中のマーケットへ行きましたが、ネルソンが一番。

ハンドメイドコスメやアート作品などユニークなものが多く、またローカルで採れた野菜やハチミツなども種類が多くていつもわくわくします。


ウェストコースト白ワインで有名なマールボロ、ブレナム、カイコウラなどの場所へも車があれば1日で行けるし、その中でも割と街のほうなので中心地に行けばなんでも手に入ります。

•ゆったりとした環境で、美しい街並みの中で過ごしたい人。
•超ローカル環境で過ごしたい人。
•寒すぎず過ごしやすい気候で生活したい人。
•キャンプ、サイクリング、アウトドアが好きな人。
•アートが好きな人。

におすすめしたいです。

日本人の方も割といます。


◎私は移住するなら絶対にネルソンがいい!

夏になるとみんなが飛び込む自然のプール
Maitai River


○Wanaka(ワナカ)

街並み
有名なwanaka tree🌳

都会度:★☆☆☆☆
自然度:★★★★☆
フレンドリー度:★★★☆☆
ローカル度:★★★☆☆
場所:南島

観光地としても人気なワナカ。
本当に美しい街でした。

同じ南島のネルソンにある山とは違い
こちらにあるのはもう少し岩っぽく日本のアルプスに似たような
山頂に雪が積もった山々に囲まれています。

街の中心には、Lake wanaka

この湖が本当に透き通っていて、夏はみんなが湖畔浴をします。


比較的新しく開発された地域で、
最近では物件価格がとんでもなく上昇中。
コージャスなお家が多いです。


ここに住んでいるのは、比較的裕福な人々か
観光客。

隣のクイーンズタウンが洗練されたリゾート地ワナカはローカルの人が愛するのんびりした街という感じです。
なのでレストランやカフェも綺麗で新しく、どんどん開発が進んでいる様子でした。

この地に住むKiwi達は「本当に住みやすい」と言うし、
何より美しい

美しさはこの4つの都市の中で一番だと思う。


もしワナカに住めるチャンスがあれば、
それはラッキーです。


デメリットは
車がないと生活しにくいのと
冬は凍えるほどに寒い地域です。

旅行でも、クイーンズタウンまでいくならワナカは絶対おすすめです。
wanakaにあるRoys peakというハイキングスポットで壮大な景色が見れますよ。

☆Roys peak



○Dunedin(ダニーデン)

都会度:★★★★☆
自然度:★★★★☆
フレンドリー度:★★★☆☆
ローカル度:★★★★★
場所:南島


立ち寄った中で一番度肝を抜かれた街がここ。
ダニーデン。

「こんなに美しい場所だったとは」

そんな言葉が出てきました。

中でもダニーデンは街並みが美しい
スコットランドの人々が古くに移り住みはじめた
ニュージーランドの中でも歴史の長い街で、
街並みのノスタルジックさ、
スコティッシュ風建築の街並みが本当に綺麗でした。

街にはニュージーランド最古の大学、Otago Universityがあり、学生も多い町。
大学のレベルも高く、ザ海外の大学という感じで緑に囲まれたキャンパスがとても印象に残っている。
こんなところで過ごす学生生活は贅沢だろうなあと思いました。

ちなみに私が生活を共にしたフラットメイトは2人ともこの大学出身。
2人ともダニーデンについては「Love it」と言っていて、ニュージーランド人からしても美しい街だそう。

少し車を走らせると、ペニンシュラの方までドライブでき、
野生のペンギンのコロニーアルバトロスのコロニーも見れる。

のどかな自然、綺麗なビーチへもアクセスできて、
街の中心には美味しいレストランやローカルで人気のバーもあり、
ナイトライフも充実しそう。


ダニーデンスコティッシュ文化が根強く残っているので、
英語も少し他の地域と違って
アクセントが強い印象でした


ダニーデンは南島の中でも南の方に位置しているので、冬は雪が降ります。
雪が積もることはないみたいだけれど、とても寒いらしい。

私はダニーデンだったら、どんなに寒くても住めちゃいます。



日本人率は一番低かったダニーデン。
でも観光客は意外といる。

•ワーホリ2年目や3年目の人で、次はどローカルでチャレンジしたい方(もちろん一年目でも)
•ヨーロッパ風の街並みが好きな方
•英語環境にどっぷりと浸かりたい方
•週末に公園で本読みたい人


そんな方は、ダニーデンはめちゃくちゃいいと思う。


空気が綺麗で、静かで、綺麗で、自然に囲まれていて、
本当におすすめです。

ダニーデンのsandfri bay



番外編ですが、
サーフィンで有名なRaglan
クジラが見れるKaikoura

洗練されたビーチライフを楽しみたいなら
Tautanga のMt. Mounganuiもおすすめです。


旅をしていく中で、意外と残念だった街にも出会いました。笑
それはそれで面白いので、また書こうと思います。




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