わたしが障害を抱え、今に至るまで ⑥~現在に至るまでの経緯 その6~ 転職活動にて、一つの会社で働き続けるということが、どういう意味を指すのかわたしは思い知ることになった。皆さんはスキルシートというものをご存じだろうか。転職を決意し、活動を始めたわたしは愕然とした。 なにも書けることがない、、、 わたしが書いた内容は、本社でのほんの少しの専門知識と、大学時代に学んだ金属加工のマシンの扱い方、ライン長経験だった。わたしがもともと入りたかった業界ではほとんど求められないス
~強い被害者意識を振りかざすことで起きること~ 最初に明確にしておく。これからわたしが述べることは、一部の人たちは受け入れることが出来ないだろう。しかし、わたしにとっては、紛れもない真実であり、わたしたち障害を持った人たちが社会で生きていくために必要なことだと考えている。最後まで読んでくれた方は、少しで良いので考えてみて欲しい。わたしたちはどう生きるべきだろうかと。 よくSNSで障害について、いろんな投稿を目にする。わたしがお門違いだな、と感じる内容は、なぜ周囲はもっ
わたしが以前の記事でも触れたように思うが、学生時代に大学の恩師に言われたことがある。 「君は悩むために悩んでいる」 当時は、そうですか?という感じでピンとこなかったのを覚えている。しかし、自分と向き合うようになった今となっては、とても的を得たご意見だったと思う。 わたしは、考えることは良いことだ、と思っていた。うーん、、と考える時間がとにかく長く、作業がなかなか進まない。プライドも高く、人にも相談しない。そして、若かったわたしは、考えることと、悩むことの違いもわかってい
~価値観と目指すべき姿~ わたしは今、紆余曲折あり、保険の営業をやっている。いや、やっているというのは語弊がある。初めて3ヶ月目の研修生だ。まだ一人ではなにも出来ない役立たずだ。しかし、資格も4つ取り、一通りの保険の販売は出来る状態なので、最近になって、お客さんと直接やり取りをするようになった。 であるのだが、わたしは今まで営業経験は皆無だ。こちらから進んで売り込むという営業に必要な商売人根性は持っていない。わたしは基本的に相手を大事にしようと思った時、相手の意思を尊重
~自分を満たしてから~ 人に親切にすることはいいことだ。わたしも当然のようにそう思う。しかしながら、過去のわたしは「人に親切にしなければダメな人間だ」それに付随し「人に親切にしない人間はダメなやつだ」という思考に縛られていた。それは「親切」だけに限らない。「他人に譲るべき」「上司に意見するべきではない」「我慢するべき」などなど。そして、それらに拘り、他人に意見を言えず、わたし自身は否定されるがままを受け入れていた。さらに、否定され続けることで、「自分は価値のない人間だ。だ
ここ10年ほどで、随分日本の仕事事情は様変わりした。一つの会社に留まり、歯を食いしばって働けば、収入を維持でき、老後を暮らすための退職金がもらえ、安泰に一生を暮らせる。もうこういった考えは、若い人たちを中心に変わっていっている。皆、転職を前提に就活をする。日本自体が不安定なのだ。必然と言えるかもしれない。 皆さんは、どういった考えだろうか。わたしは、一つの場所にこだわって働くことにメリットをあまり感じない。最初に就職した会社に10年いたが、なにもいいことはなかったからだ
~自分の成長と共に~ わたしには二人の親友がいる。高校時代からの付き合いだ。だが、親友はもともと三人いた。表題にあるようにわたしから縁を切らせてもらったのだ。その縁を切った親友とは、他の二人よりも助け助けられる良好な関係を築いていた。今回は少しその経緯を語っていきたい。 その親友は、勉強よりも作業を得意とするタイプでもともと整備士として働いていた。印象は動物で例えるとゴリラ以外にありえない。一時期は大手の企業にいたのだが、その企業がほぼ解体されたことをきっかけに転職。
人に傷付けられて落ち込んでいる方へ 人に不用意に傷付けられることは往々にしてあることだ 相手側の過失でこちらが傷付いてしまったのであれば よく話し合って譲歩し合えばいい しかし相手にこちらを傷付ける意図があったのであれば 一筋縄ではいかない問題だ あなたは心無い言葉をかけられたとき、どう反応するだろうか 言葉を返さない方が多いのではないだろうか わたしもそうだからだ それは、おそらく困惑と理解出来ないという考えから言葉を返せなくなるからだと思う
本当に大事なもの 皆さんは断捨離(だんしゃり)というのをご存じだろうか。必要でないものを出来る限り処分することで、自分により必要なものが手元に入ってきやすくなるというおまじないのようなものだ。これが本当に効果があるのかは、、、よく知らない。しかし、これを人の心に当てはめると実感で理解出来た。一つの部屋に入るものに限度があるように、人の心にも限度があるのだ。部屋に入るもの、つまり、思考、拘り、執着、他にもあるだろうが、一番重いのはこれらだろう。 一つ例え話をする。あなたがショ
地獄の一丁目 ”まだ„後戻り出来る 今から13年前の最初の休職時、わたしは「うつ状態」と診断された。 2回目の休職の時、「双極性障害」と病名が変わった。 3回目の休職の時、もう元には戻れないのだ悟った。 いや、正確に言うと、元の自分を感覚で思い出すことが出来なかった。 自分って?どこに行った? そして、4回目の休職の時、絶望した。 生きているのか死んでいるのかよくわからない。 ここは地獄の何丁目?知ったところで地獄には変わりない。 もう地獄の入り口
~他人とは俯瞰した自分自身である~ 皆さんは生きてきた過程で「こいつは許せない」と思う人はいるだろうか。わたしは片手で数える程度ではあったが、いた。 ① 母を、家族を、自身を維持するために利用する父 ② 中学生のとき、わたしを集中的にいじめた同級生 ③ 経緯で語ったパワハラをわたしに行った会社の上司2名と先輩1名 ④ 現場で部下をつぶして遊ぶ主任 そして、、、 ⑤ 今現在務めている会社の前部署の価値観の合わない人たち しかし、今のわたしは、思うところがないと
第二回お茶会企画 前回の第一回お茶会に参加してくださった方、たくさんお話ししてくださってありがとうございました。とても楽しく有意義でした。 さて、今回は第二回の企画を立ち上げようかと思います。前回、参加してくださった方も遠慮なくご参加ください。以下、参加要項。 ~参加要項~ 対象者:精神障害を抱える方、ご本人またはご家族、ご友人、関係者 参加ツール:ZOOM 予定 ※希望者の方とご相談 日時:希望者の方とご相談 お一人30分程度を予定 30分に限らない ご料金:無料 受付
~今のあなたに求めるべきこと~ 皆さんは致知という雑誌をご存じだろうか。あらゆる著名人たちがその人たちなりの人間学を語る内容だ。わたしはこんな記事を好きで書くような人間なので、好き好んで読んでいるのだが、その中である著名人の方の言葉が印象に残った。「皆、違う時計を持って生まれた」という言葉だ。世間一般に、人は皆平等だ、という言葉はよく聞くのだが、それが使い古されたきれい事であることは障害に関わっている皆さんならよくご存じだろう。そんなはずはないのだ。古い映画になるが、「フ
第一回お茶会企画 精神障害に苦しむ方たちと意見交流する場を設けたいと考え、一度企画として打ち上げようと思います。参加してみたい、わたしとお話ししてみてもいいかなと思える方は、一番下のクリエイターへの問い合わせ(https://note.com/info/n/n033f422de5bb) からメッセージをお願いします。下記、参加要項です。 ~参加要項~ 対象者:精神障害を抱える方、ご本人またはご家族、ご友人、関係者 参加ツール:ZOOMもしくはDiscord 予定 ※希望者の
自分という存在の価値をどう確認するのか~他人と比較して得られる自信はもろい~ 皆さんは人生において一番大事なものはなに?と聞かれてなんと答えるだろうか。これはわたしの偏見かもしれないが、6割以上の方は「お金」と答えるのではないだろうか。よくこういった談義をSNSでかわすと、話し合いにならないことが多い。これは人の価値観の問題であるので、落としどころというものがないからだ。ちなみにだが、わたしは最初の質問の答えは「自分の心」と答えるだろう。わたしがお金に執着しないのは、わた
うつ病で苦しむご家族はどんなご様子ですか? 部屋から出てこない? なにも話そうとしない? 話しかけてもほとんど反応がない? あまり食べようとしない? 寝てばかりいる? イライラしている? 突然怒り出す? お風呂に入ろうとしない? 避けられてる? パソコンばかり見てる? 夜更かししてる? 昼まで寝てる? 挙げればキリがないことばかりでしょう ご家族から見たら不安に感じることばかり ご家族の方々はこう思っていませんか? いつまで続くのだろう、、?