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大人になったなぁと感じる瞬間

昼間からビールを飲んでいる時

 何よりもこれが一番。
 これをやっている時が一番大人になったなぁと思うし、大人になって良かったなぁと思う。外出していて空き時間がちょっとできたらすぐに居酒屋に駆け込むようになってしまった。ダメ人間。
 同じビールでも昼間に呑むと開放感が上乗せされるのでより美味しい。というか気分がいい。ビールは味だけでなく爽快感を飲んでいるみたいなところもある。他の酒よりも爽快感の量が大きい気がする。刷り込みだろうか。
 そもそも1杯580円のビール、学生の頃なんかはなかなか頼めなかったしねぇ……


うどん屋で無料の天かすをトッピングしなかった時

 安く腹をいっぱいにすることが重要だった頃はてんこ盛りにトッピングしていた天かす。うどんを食っているのか天かすを食っているのか分からなくなるようなものを啜っていたこともあります。
 最近では「別に天ぷらつけてるしな……」みたいなアレも相まってネギくらいしかトッピングしなくなりました。
 表面的、感覚的なコストパフォーマンスを追うよりも、自分の受容する体験を最適化するための選択が出来るようになった、というとめっちゃ成長っぽい。


ラーメン屋で大盛りよりもミニチャーシュー丼を注文する時

 ラーメンの大盛り、今でも量的に食えないわけではないんです。
 ただ、多くの場合は大盛り分に差し掛かったあたりから飽きが来て、美味しく食べるという気分ではなくなってしまいがち。注文しちゃったから食べなきゃな……みたいな義務感で食べるのはよくない。正直学生の頃からそうだったんですけど、それは安く腹をいっぱいにすることが以下略。
 腹のキャパを目いっぱいに使うとしても、より多様な味を楽しめるミニ丼点けたほうがいいよね! みたいな大人の選択ができるようになりました。そもそも腹いっぱいになるまで食べないのが大人である可能性については見なかったことにしたいと思います。


 飲み食いの話ばっかりじゃねーか、と思ったけど、それ以外で大人になれた要素があるかというと………………いうと…………………
 食べ物に関しても、まだ揚げ物はどか食いできるし、焼肉でもカルビが美味しいのは変わりなく。意外といけちゃうのが体重的には困りものですが。
 まぁ顔が老けたり腹回りの肉がアレでアレだったりそういうアレは、大人というよりもオジサンになっただけという要素だし。趣味やらなんやらは大人に“なれていない”ことを自覚する鏡みたいなものだし。

 大人なるもの、いつかなってみたいもんですねぇ。

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