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note発信を継続するためにやったこと

前回の記事では「1年間noteで発信して得られたこと」について振り返ってみました。今回は、どのようにnoteを始め、この1年間でどのように約50記事を作成してこられたのかについてシェアしていきたいと思います。

noteでの発信に至る経緯

前回お伝えしたように、私がnoteを始めたのは2022年12月。独立後、約2年が経過する頃でした。様々な仕事の機会をいただき、未経験のことにもチャレンジし続けた結果、ものすごく仕事の幅が広がっていました。

ここについてはポジティブな側面が大きいものの、周りからは「三好さんってなんの仕事してるの?」「また新しいこと始めたの?」という印象を持たれており「何屋さんか分からない」という状態が続いていました。それ自体は悪くはないのですが、お客様からすると「この人から何を買ったら良いか分からない」「声をかけたいけれどどんな相談をするのが良いか分かりにくい」と、ある意味とても不親切ともいえる状況でした。

そこに葛藤を抱えつつも、当時新サービスを構築したいと思い始めていた私は、ある方にサポートをお願いしたく相談しました。

ある方のご紹介↓↓

岸本 將裕さん(通称:ぴろてぃ)
株式会社アルファ代表取締役
◎プロカメラマン
◎採用支援
◎業務リソース不足に対するサポート
LinkedInプロフィール
Xプロフィール

独立当初からプロフィール写真を撮っていただいたりと交流があったため、業務サポートをお願いしたいとコンタクトを取らせていただきました。

まずはコンテンツの整理を

新サービスを構築したいと相談する私に、ぴろてぃさんから返ってきた言葉は「新サービスの前に、みほさんの商品を商品棚に陳列しませんか?今のままだと、お客さんが何を頼んだら良いか分かりづらくなっています」ということでした。

「うぅ…おっしゃるとおり…」ということで、まずはコンテンツを整理し商品を明確にすることからスタートしました。コンテンツを整理する手段として挙がったのがnoteでした。

ちなみに、ぴろてぃさんにサポートいただいたこととしては、以下です。

・noteネタを生み出すための壁打ち
・原稿催促
・原稿チェック
・原稿への鬼つっこみ(読み手目線でのフィードバック!)
・原稿校正~公開
・その他、note以外にもLP作成やメルマガ企画などWEBマーケ全般をサポートいただきました

ここまで読むと「えっ?noteって1人じゃ出来ないの?」と思われるかもしれませんが、私の場合は前述のような流れの中でのサポートであったため、1人で始められる場合は、以下に続くプロセスをご自分と向き合いながら進めていかれると良いのではないかと思います。
また、最初の立ち上がりだけ、どなたかに伴走いただくこともおすすめです。

ネタ出し

SNSもブログも共通ですが、このネタ出しで躓く方が殆どではないでしょうか。特に私のnoteの場合は、「コンテンツを出す」という明確な目的があったため、それまでLinkedInなどで発信していた「感じていることをそのまま書き連ねる」というスタイルとは異なり、ノウハウ・ナレッジを出す発信スタイルへのブレーキが半端なかったです。

「既に世に沢山の情報がある中、私があえてそのテーマで書く必要ってあるのか?」「私よりも経験豊富なコンサルが無数にいる中、私が書く文章ってレベルが低いと受け取られるのではないか?」「そもそも、人に伝えられるほどのノウハウも知識も持っていない」

このブレーキ外しをし続けてくださったのがぴろてぃさん。

「世の中にノウハウはたくさんあります。みほさんより優秀な人もいっぱいいます。でもみほさんがその人たちと仮に同じテーマで語っても同じ記事にはならないです。だってこれまで経験してきたことが全く違うから。みほさんの文章を読みたい人がいるんです。誰に届けたいんですか?誰を見て仕事してますか?お客さんに届いたらそれで良くないですか?」

「最初はどんな記事でも良い。書いていくうちに絞られていくので、まずは発信を止めないこと。出すことが目的でOKなのでとりあえず書きましょう!」と常に背中を押し続けてくださっていました。

PREP法に当てはめる

記事を書こうと決心し、noteを開いたりドキュメントにいきなり書き始めようとすると、手が止まりました。テキストベースのツールだと最初から100%を目指そうとしてしまうので思考停止します。

そこで、PREP法を使うことにしました。スプレッドシートに「P」「R」「E」「P」の枠を作り、まとまってなくても良いので、「結論」「理由」「具体例」「結論」をとりあえず埋めていく作業からスタート。

今振り返るとテーマ1はかなり酷い…

原稿チェック

原稿チェックからの工程をぴろてぃさんにお願いしました。通常、原稿チェックというと誤字脱字の確認がメインになるかと思いますが、ぴろてぃさんの場合は、読み手の目線に立ち、どう感じるのかを常にフィードバックくださっていました。

1つの記事に1つのメッセージ。メッセージが複数になった場合は記事を分ける。アカデミックな表現ではなく中学生にもわかる言葉で表現する。届けたい相手を1人に絞る。

どうしても自分の脳内で完結してしまうと、専門用語が多くなったりメッセージが盛り沢山でピントがぼけるといった現象があると思います。これからnoteを書かれる方は、上記を意識しながら俯瞰的に読み手と自分の目線を行ったり来たりできると良いと思います。

校正~記事公開

読み手に受け取っていただきやすい表現に変われば、いざnoteへの入稿と公開です。画像選定や誤字脱字修正などもしていただき公開へ。

1つ出すとまた止まる、そしてネタ出し

やっと1記事出せたと思いほっとするのも束の間。次の原稿作成に着手。次々とネタを出すのはかなり苦しい作業でしたが、「コンテンツを整理する」「商品を商品棚に並べる」という強い目的意識のもと試行錯誤しました。(現在はnoteのサポートを卒業しているため、日々1人で産みの苦しみに向き合い続けています。※ぴろてぃさんのサポートは現在も人数限定で募集されています)

まとめ

「noteを継続するのにそんなに手間がかかるの?」と思われた方も多くいらっしゃると思います。ブログ感覚の「撮って出し」であればここまでする必要はもちろんありません。

私にとってのnoteは、これまでのキャリアを振り返り、自分と向き合い、コンテンツを作る、商品を並べる、そんな意味を込めたチャレンジであったため、ここまで自分に向き合う時間とサポートが必要でした。

約50記事を出してみて、改めて自分は、組織開発(組織で働く人と人との関係性を高め、組織のパフォーマンスを向上させる取組)を真ん中に仕事をしていきたいということに気づくことができました。

岡山に住んでいることも活かしながら、地方中小企業にて管理職育成・1on1導入・対話設計など、制度の構築と浸透の両面をこれからもサポートしていきたいと思います。

前回・今回と、noteでの発信についてシェアさせていただきましたがいかがでしたでしょうか。note以外にも、下記SNSにて発信をしていますので、是非繫がりを持っていただけると嬉しいです。最後までお読みくださりありがとうございました!

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