文字を持たなかった昭和 続々・帰省余話21 おまけ~自転車
昭和の鹿児島の農村を舞台に、昭和5(1930)年生まれのミヨ子さん(母)の来し方を軸にして庶民の暮らしぶりを綴ってきた。このところは、先月帰省した際のミヨ子さんの様子をメモ代わりに書いたあとおまけの話題を追加してきたが、本項で最後だ。
17 おまけ「こんにちは」で「思い立って郷里の町まで足を伸ばした。あちこち回る中で、母校の小学校にも足を踏み入れた。」と軽く触れたが、じつはこの日の「足」の確保には難儀した。
人口約26,000人と小規模ながらいちおう市とつく地方自治