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渡辺真知子というひと。

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これは、渡辺真知子というひとりの歌手・女性を様々な方向から研究し、わたしの勝手な感想(妄想?)も散りばめた文章です。
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渡辺真知子というひと。(17)

少し前になるが―― 真知子さんが2022年6月12日の「渡辺真知子 現在・過去・未来」で、 「デビュー前に友達と行った『神津島(こうづしま)』の民宿で寝転んでいたらUFOを見た」 と、不思議体験の話をしていた。 当時風にいえば「未知との遭遇」…… わたしもDVDを持っているから、時間の余裕があればまた観よう。 「ブルー」の『あなたは優しい目 だけど とてもブルー』という歌詞は、 「未知との遭遇」に出てくる宇宙人からの連想かもしれないとのことなので、観るときには、そのあた

いんでっくす:渡辺真知子というひと。

noteに書き始めてから2022年の4月末でちょうど1年となり、それなりに記事が増えて雑然としてきましたので「渡辺真知子というひと。」シリーズだけを簡単にまとめたインデックスページを作りました。 プロフィールに固定しておきますので、ご活用いただければ幸いです。 (今後も懲りずに書く予定です) サブタイトルが小見出し兼リンクになっております。カッコ内はサブタイトルに使った真知子さんの曲名です。下に簡単な説明を。 渡辺真知子というひと。(1~5)(1)オーバーチュア~「真知

渡辺真知子というひと。(16)

夜って怖いですね。とめどなく思いついて、忘れたくないから書き留める。しかも書き出してしまったら、収拾がつかない。仕事に詰まったから気分転換しようと思っただけなのに。ちょっとメモしておくだけのつもりが、相当長くなってしまいました。 というわけでいつもより、妄想が多めになっています。 ――いつも妄想まみれだろって?はい、そうかもしれません。 あと今回、サブタイトルは、あえてつけていません。 「そうやって歌ってほしかった」 こんなニュアンスの言葉を、後年、伊藤アキラさんに言わ

渡辺真知子というひと。(15)

このシリーズ自体は(14)以降、ずいぶんごぶさたではあるが、真知子さんに絡むネタなら、別タイトルの記事でもチラチラ書いている。 「リップスティック」は、2021年に読んだインタビュー記事について。 「どっか遠くに食べに連れていけ」では、ラジオでの食べものトークや以前出演されたグルメ紀行番組ネタをとりあげた。タイトルは「好きと言って」のワンフレーズをもじったもの。 我ながら「ひっどい崩し方」って思いもしたけど、真知子さんも昔から「お腹がすいていては仕事できないの(「週刊ポス

渡辺真知子というひと。(14)

「永世名人の名誉のため、ボツはなかったことにィ~~!」と無情な紙吹雪が舞う「プレバト」の俳句コーナーではないけれども、かつて存在していた横須賀の「WATER TAXI」って、なかったことになっているのでしょうか。 それとも、あくまで「公的ではなく一般企業が行っていた事業だから、市の歴史上は関係ない」という位置づけなのでしょうか。 ――ところで、前回書いたアメリカチックな「コーヒーショップ108」があったのは、もしかして「臨海公園」じゃありませんよね?現在「ヴェルニー公園」

渡辺真知子というひと。(13)

前回は、西城秀樹さんと一緒にやっていたラジオ番組について書きました。子供向け番組ではあるものの、案外、真知子さんの人柄や考え方がわかる放送だったなぁと思います。 理想の男性として挙げていた「目的を持っている人」……そういえば「ワインとあなたと(3rdアルバム「遠く離れて」ラスト曲)」でも「あなたと同じ夢を追いたいの」と歌っていましたね。 今回はTBSテレビ「ザ・ベストテン」と真知子さんの話題を。あれもこれも書きたいことがたくさんあるのに、以前から取っておいているネタ候補が

渡辺真知子というひと。(12)

ウィキペディアで「渡辺真知子」のページを見ると、職業欄に「シンガーソングライター、ラジオパーソナリティ」と書いてありました。 すっかりそういう認識になっているのか……確かに言われてみれば、真知子さんは昔から「ラジオパーソナリティ」でもあるなあ。 今回は真知子さんの「ラジオばなし」を中心に進めてまいります。そんなわけで、この「渡辺真知子というひと。(12)」は、マガジン「ラジオばなし」にも入れておきます。 日曜日の夜は「渡辺真知子 現在 過去 未来」 前回触れたTBSラジ

渡辺真知子というひと。(11)

先日「金沢ゴーゴーカレー」のレビューを見かけて、わたしも大好きなので思わずコメントしてしまいました。別名で某動画サイトにはよくコメントを入れますが、noteでほかの方の記事にコメントを書いたのなんて初めてです。 地元のスーパーで見かけて買ったことがありまして。ゴーゴーカレーのレトルトはルーが2袋入って600円ぐらいで――さすがにカツなどのトッピングは入ってませんが――コスパいいなァと思いました。味もコクがあってわたし好み。またそのうち買ってこよう…… 自分でトンカツとキャ

渡辺真知子というひと。(10)

これまでたくさん某動画サイトのお世話になって真知子さん動画を拝見しましたが、今回は「かもめが翔んだ日」に限定してお気に入り動画を3つ選びました。 ※スタジオライブなど、音声だけの動画は入れていませんのでご了承ください。 「唇よ、熱く君を語れ」「迷い道」なども多いので、そのうち選んでみましょうかね。 ところで……カラオケの採点モードって以前より甘くなりました?先日久しぶりに「うたスキ」でひとりカラオケしたら、90点超えが多くて驚いたんですが。5年もブランクあったのに、点数

渡辺真知子というひと。(9)

「今はどのあたり」は京急で作って、あとからピアノでコードをつけたというのはファンの方が書いていたのを読んで知りました。「Machiko Premium 1975-1982」のブックレットに色々コメントがあるようで。読みた~い。 悔しいことに当時(2010年)は仕事が忙しく、発売していたのを知らなかったため、残念ながら「Machiko Premium 1975-1982」を持っていません……えっ?今なら買えるって?さっさと取り寄せねば……!(ここまで、2021年8月30日あた

渡辺真知子というひと。(8)

普段の話し言葉もそうだけれど、いつからだったか、けっこう前から楽曲における詞の女性らしさが薄れ、中性的になっているなと感じていました。 たとえば、現代の中高生や20代女性あたりが「~かしら」「~だもの」って言うのは聞かないから、彼らをターゲットとした曲にはそのような言葉遣いはないのでは? 「今じゃオカマしか使わないわよアンタ(マツ○・デラックス)」 とかいう声がどこかから聞こえてきた気もするけれど、いわゆる「女言葉」が、わたしは好きです。 今回の大まかな流れとしては、真

渡辺真知子というひと。(7)

ああ、いつのまにか ああ、時はすぎて ああ、季節はもう秋です これから「季節の翳りに」が似合う季節になりますね……まだまだ残暑を感じる地域もあるのでしょうが、わたしの住むところは暑さのピークは越えてしまったようです。これから寒暖差が激しくなっていくとのこと。まだ「秋」は感じませんけどね。 女心と秋の空。女性の心は移ろいやすいと言われますが、男女関係なく、占いやジンクスなどに左右されやすい人は多いかもしれませんね? わたしは、以前ほど占いに固執していませんが、真知子さんは

渡辺真知子というひと。(6)

案を練ったまま、ほったらかしにしていたネタ候補がいくつかある。それらに一切手をつけないまま、まったく違う曲から新たなネタ候補を思いついて書き進めていたが、導入がないのも寂しいと思った。 じゃあいっそ、ほっといていたネタでちょうど良い長さの文を導入部分に使ってしまえ。と書き足していたら、これがまた予想以上に長くなり、どちらも大差がなくなってしまった。 今回はそんなわけで、短いのを2本まとめて。 不便だからこその恋愛模様「ガラスごしの言葉」「ガラスごしの言葉」は、1982年

渡辺真知子というひと。(5)

これまで「渡辺真知子というひと。」と題して4つのコラムを書きましたが、サブタイトル(テーマ)には、どれも真知子さんの曲名を絡めています。 (1)のきっかけエピソードはスタートなのでオーバーチュアと、やや強引ではあるものの語呂がいい「かもめが翔んだ日」。真知子さんの表情をあれこれ勝手に考える(2)では「いろいろな白」という2008年のシングル。 真知子さんがほかの人の楽曲を歌った際の感想を書いた(3)の「あなたの歌」はファーストアルバムのラスト曲で、1979年付近を考察した