さと みいふう

小学校の図工の時間、自分の鉛筆の先から絵が生まれていくおもしろさを発見。その後自己流で…

さと みいふう

小学校の図工の時間、自分の鉛筆の先から絵が生まれていくおもしろさを発見。その後自己流で描き続け、2006年から毎月、絵はがきを描くようになり、2011年からはひそやかに、共に詩も書くようになる。 絵本詩集「かぜのえはがき」

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  • noteのクリエイターさんたちみんなでマガジン

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  • つぶやき

    ふと頭に、ぽつっと、ほわっと、思ったことたち。絵は詩をつけずに描いた絵たちを、合わせています。

  • 今月の絵はがき

    毎月、新しい絵はがきと詩をかいています。絵本のような詩のような。

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    【バックナンバー】2024年6月号・みいふう書翰便

    〈2024年6月号〉のみいふう書翰便です。最新号ですが、毎月5日頃より〈バックナンバー〉となり、1回だけお届けとなっております。(〈ひと月1通×3回お届け〉便に含まれなくなります)“みいふう書翰便(しょかんびん)”は、ちいさな絵や詩をひと包み、お手紙のようにして、お届けするものです。毎日ご飯を食べるのと同じように、いつもそばにスマホがあるのと同じように、ちょっとひといきコーヒーを飲むのと同じように、絵や詩を、くらしの中に、かろやかに。なんだか落ち着かない、せわしない毎日。なんだか手紙や手書きがほっとする…もしも、そんな気がしたら…毎月、みいふう書翰がお届けいたします。6月号は…「大切なあの人に会いたくなったら」そんな思いで書いた「今月の絵と詩」 「にじかかる   わたしの上  ただ  ずっと  みあげる  流るる雲を  …………」空に旅立ったあの人が、地上のわたしに仕掛けたものは?昨日のことを忘れてしまうティコ。ねこのぽことのさんぽ日記「ティコ日記」も続いています。「月月記」は嘉祥の日。お月さま、何してる?「水無月帳」は雨の季節。美しい雨が降っています。「刺しゅうと詩と。」今月の木はリンゴ。「にこのお茶会」うさぎのにこがコーヒーを。今日のコーヒーには魔法がかかるそうです。「にことお茶会」はハーブティー付きです。包みを開けると、いろんな紙たちが。紙だからこその愉しみもお届けできたらと、思っています。※“みいふう書翰便”は、全て手作業により制作しております。そのため、細かな所が工業製品のように均一には仕上がっておりません。ご承諾の上ご注文いただき、そのようにご覧になっていただけましたら…幸いです。〈バックナンバーにつきまして〉・1回だけのお届けです。定期便ではありません。・他の商品と同包できます。・月ごとバックナンバーのページがございます(2023年分のバックナンバーは1つのページにまとめて載せています)各ページよりご注文いただけます。〈お届け方法〉・ご注文確定日より3日以内に発送いたします。・定形外郵便、クリックポスト、ゆうパック(同包商品により異なります)・同包商品により、送料がかかる場合があります。・土日祝日の配達がお休みのため、お届けが遅くなることがございます。〈書翰便内容〉今月の絵と詩・にことお茶会(ハーブティー付き)・にこのお茶会・ティコ日記・刺しゅうと詩と・月月記・水無月帳・絵はがき1枚※商品写真は、お使いのモニター、お部屋の照明などにより実際の商品の色味と異なって見える場合がありますこと、ご承諾くださいますようお願い申し上げます。※内容品の写真は参考写真です(創刊号のものです)。〈商品サイズ〉・B5サイズ 包み 縦約140×横約185×厚み約10(mm)〈ご注文便の目印〉・ バックナンバーは「ティコ」(ひと)のスタンプです。〈包装につきまして〉プラスチック包装削減に努めております。ご承諾くださいますようお願い申し上げます。
    ¥850
    みいふう書翰
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    【ご予約】2024年7月号からのご予約・みいふう書翰便

    2024年7月号からの書翰便です。ただ今、製作中です。⚠️〈ひと月1通×3回お届け〉をご注文いただいたお客様は、重複のご注文にご注意ください。書翰便の宛名面左下の黄色の枠内の数字で、今回お届けの書翰便が何回目かをご確認いただくことが出来ます。・枠内の鳥のスタンプ〈ひと月1通×3回お届け〉の目印です。・鳥の頭の上の数字をご確認ください。〈3ー1…1回目のお届け〉〈3ー2…2回目のお届け〉〈3ー3…3回目のお届け〉〈2024年7月号発売日〉 2024年6月23日頃“みいふう書翰便(しょかんびん)”は、ちいさな絵や詩たちをひと包み、お手紙のようにして、お届けするものです。毎日ご飯を食べるのと同じように、いつもそばにスマホがあるのと同じように、ちょっとひといきコーヒーを飲むのと同じように、絵や詩を、くらしの中に、かろやかに。7月号は…ただ今、制作中。「ティコ日記」7月号も、続きます。そして、おつきさまの「月月記」「刺しゅうと詩と」の7月号は「ぬ」から始まる木が題材です。「にことお茶会」にはハーブティーがひとつ付きます。さて、どんなお手紙が届くでしょう。なんだか落ち着かない、せわしない毎日。なんだか手紙や手書きが、ほっとする…もしも、そんな気がしたら…みいふう書翰からお手紙、お届けいたします。詩はむずかしい?そんなことは全くありません。絵と詩が一緒なら、これまたずいぶんと気軽。詩は時にはお薬のように、心に働きかけてくれることもあります。ご飯を食べるのと同じように、詩も日々使ってあげてください。⚠️発送は毎月24日前後より、順次発送いたします。⚠️予約商品と通常商品の同時購入はできません。予約期間の終了後は通常商品扱いとなりますので、他の商品と同時購入、同包できますが、〈ひと月1通×3回お届け〉便のみ、予約購入期間終了後も通常商品との同包はできません。通常商品は別途ご注文下さい。※“みいふう書翰便”は、ひとつひとつ手作業にて制作しております。そのため、細かな所が工業製品のように均一に仕上がっておりません。ご承諾の上ご注文いただき、そのようにご覧いただけましたら、幸いです。※〈ひと月1通×3回お届け〉の途中解約は出来ません。誠に申し訳ございません。どうしようかな?と迷ったら…〈1回だけお届け〉をご注文して、また今度、また次回検討に、してみてください◎※毎回〈1回だけお届け〉便でご注文いただいても大丈夫です。※〈ひと月1通×3回お届け〉の場合も…定期便の縛りがなく、ちょっとずつ、ちょっとずつご注文できるよう…この仕様にしております。●〈お友達宛て〉のご注文につきまして●・「ご注文の配送」ページのお届け先→「◎別の住所を指定する」をチェック→お届け先の方の、お名前、ご住所、電話番号をご入力下さい。・ご依頼主様(ご注文者様)のお名前を宛名面に記載させていただきます。(お名前のみ記載いたします)・メッセージカード(+¥150)を同封できます。ご希望の場合は〈メッセージカード付〉きをご注文下さい。※メッセージを代筆いたします。ご希望の場合は備考欄にメッセージ内容をご入力下さい。ハガキサイズにおさまる文字数にてお願い申し上げます。(手書きにて代筆いたします。ご承諾いただきますようお願い申し上げます)※備考欄にメッセージのご記入がない場合は、メッセージは書かずに、カードのみ同封いたします。〈お届け方法〉・定形外郵便(毎月24日頃より順次発送)・土日祝日の配達がお休みのため、お届けが遅くなる事がございます。〈書翰便内容〉今月の絵と詩・にこのお茶会・にことお茶会・ティコ日記・刺しゅうと詩と・月月記・文月帳・絵はがき●〈1回だけお届け〉7月号を1回お届け●〈ひと月1通×3回お届け〉7月、8月、9月までお届け※封筒内容の写真は参考写真です。月ごとに内容が変わります。※商品写真は、お使いのモニター、お部屋の照明などにより実際の商品の色味と異なる場合がございますこと、ご承諾くださいますようお願い申し上げます。〈商品サイズ〉・B5サイズ包 縦約140×横約185×厚さ約10(mm)〈ご注文便の目印〉1.“ 1回だけお届け”には、「ぽこ」(ねこ)のスタンプ2. “ひと月1通×3回お届け”には、「とんと」(鳥)のスタンプ3. “お友達宛て”には、「にこ」(うさぎ)のスタンプ〈包装につきまして〉プラスチック包装削減に努めております。ご承諾くださいますようお願い申し上げます。※???な時は、FAQページもご覧になってみて下さい。
    ¥850 〜 ¥2,550
    みいふう書翰

記事一覧

固定された記事

心の中にある庭 

絵本の最後のページを開きます。 すると、そこには、 文章のない絵だけのページ。 ふわあと広がる物語の余韻。 じんわり沁みこむ物語の余韻。 ページを開いたまま、 好き…

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音楽、エッセイ、詩、絵…日々いろいろな「いいなぁ」と思うものに影響を受けます。それは体の中に入ります。影響が「真似」にならないように、自分の絵や詩になっていくように…と思うのです…これが難しい。紙に向かっても降りて来ないので、絞り出します。出てこない時は…ねこの顔を見ておきます。

絵はがき・雨の季節に

何をお話いたしましょう こんなしずかな雨の日に こころにしずかな 雨のふる すこうし悲しい 雨のふる こんなしずかな雨の日に しずかにひとり ホウノキが 雨のしずくを…

【書翰便】お届けいたします

こんにちは。 「みいふう書翰」(みいふうしょかん)と申します。 みいふう書翰の入口は、 デジタルのオンラインショップですが、 絵と詩を集めたアナログのお手紙 【みいふ…

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絵はがき・2024年6月

にじかかる わたしの上 ただ ずっと みあげる 流るる雲を ただ ずっと 流るる涙と 「かさをたたんで」 雨が止んだのは きみの合図 「雲に乗ってきたから」 雨が止…

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遠い昔 ことばがなかったころの〈7〉

石さん、 少し聞いていただけますか? そう思って、さんぽの途中、 角を曲がって来ました。 けれど、 話したいことがまだまとまらなくて、 いったん通りすぎました。 歩き…

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日々、というところに 今日も〈11〉

買い物から帰って来ると、 買ってきた物の包装に書いてある 説明や何やらの文字を、 片っ端から読んでしまう。 というようなことを書いていたのは、 大島弓子さんだっただ…

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「また会おうね」また会えると本当に信じていて、いつ何があるかわからないから…とも本当に思っていて、本当はもう会えないと知ってしまって。私の中で本当が、どれも同じ重さで一緒に暮らしていて…先日、先に旅立ってしまった友に、今はまだ、またお手紙を書きそうです。「また会おうね」

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ととにぽてぃかんそくじょ〈2〉

風わたる 風かおる 緑をぬけて 風の中に かすかに ととにぽてぃかんそくじょ アンテナ うごかします ギーッコ ギーッコ ……………………………… 「1番後ろになっち…

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ある日の あの日〈7〉

子供達の声が、聞こえる。 チャイムが、鳴っている。 今、何時間目だろう。 そろそろ仕事に行かなければ。 アパートのある町は、駅を降りると、 昔ながらの商店街のある町…

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絵はがき・2024年5月

あるくとちゅうに  木のえだいっぽん ある日みつけた 木のえだいっぽん ひろいあげたら と・と・と・と じめんをたたいて と・と・と・と おやすみ入れて と・と・ん・と…

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かばんの中は、おにぎりと、お茶と…。自分のかばんの中に入れて、持って行くもの、歩いて行くもの、生きて行くもの。おにぎりに、お茶に、それから…絵と詩も入れる。それもまた、おもしろい。

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ある日の あの日〈6〉

ある日から、 自分のかく絵と詩に、 蝶が出てくるようになった。 2006年から毎月1枚ずつ 絵はがきを描くようになり、 2011年の6月から、 絵はがきと詩を合わせて書くよう…

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刺繍の詩集『いろはにほへ木』(いろはにほへもく)

自分の「好きなこと」が、 なにより自分自身を助けてくれる。 それは本当なんだ、と あらためて知ることに なりました。 ……………………………… ちいさな詩集をつく…

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【つぶやき】あやふや あやふや

この頃、 いろいろな方々のZINEを 見ているうちに、 私が毎月つくって発行している 「みいふう書翰便(しょかんびん)」も、 ひょっとしてZINEかな? ZINEの仲間に入れてもら…

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絵はがき・2024年4月

やわらかき芽吹きに立ち止まり あわき色の空を見上げ 鳥の声に春をおもう 君 意気あふれ 突進する群衆に 黒い雑踏に 君は 力なく かすかに はかなく けれど どうか そ…

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固定された記事

心の中にある庭 

絵本の最後のページを開きます。 すると、そこには、 文章のない絵だけのページ。 ふわあと広がる物語の余韻。 じんわり沁みこむ物語の余韻。 ページを開いたまま、 好き勝手に絵の中に入り込んで、 自分の居心地のいい居所を発見します… 時には山に向かってオールを漕ぎ、 時には月を見上げてニコニコする人になり、 時には木の枝に座ってひとり、 賑やかな下の様子を眺めます。 そんなことをしていたら、いつしか、 絵本のある1ページが、ある景色が、 自分の心の中に、 庭をつくっていまし

音楽、エッセイ、詩、絵…日々いろいろな「いいなぁ」と思うものに影響を受けます。それは体の中に入ります。影響が「真似」にならないように、自分の絵や詩になっていくように…と思うのです…これが難しい。紙に向かっても降りて来ないので、絞り出します。出てこない時は…ねこの顔を見ておきます。

絵はがき・雨の季節に

何をお話いたしましょう こんなしずかな雨の日に こころにしずかな 雨のふる すこうし悲しい 雨のふる こんなしずかな雨の日に しずかにひとり ホウノキが 雨のしずくを受け止めて あちらで すこうし ごきげんです 「我ながら上々の仕上がり」 おおきな葉っぱに しずくをのせて まあるくきれいに まるめては ころころ ころころ ころがして ホウノキ すこうし 得意気です 何をお話いたしましょう こんなしずかな雨の日に こころにしずかに 雨のふる すこうし寂しい 雨のふる

【書翰便】お届けいたします

こんにちは。 「みいふう書翰」(みいふうしょかん)と申します。 みいふう書翰の入口は、 デジタルのオンラインショップですが、 絵と詩を集めたアナログのお手紙 【みいふう書翰便(しょかんびん)】を、 毎月お届けしています。 世の中は、ペーパーレス化。 それは大事な事。 そんな中、紙をお届けするなら、 紙である事を大切にしたいと、 思っています。 環境に配慮した紙を、 開発してくださっている人達がいて、 素敵な風合いの紙もいろいろ。 紙はなんとも、いいのです。 何万、何億円の

有料
300

絵はがき・2024年6月

にじかかる わたしの上 ただ ずっと みあげる 流るる雲を ただ ずっと 流るる涙と 「かさをたたんで」 雨が止んだのは きみの合図 「雲に乗ってきたから」 雨が止んだのは きみの仕掛け 「かさをたたんで」 空うつる わたしの足もと すぐ そばに きみのいる雲 にわたずみ すずめたち きみと一緒に 大はしゃぎ 先に旅立ってしまった大切なあの人に、 会いたくなったら。

遠い昔 ことばがなかったころの〈7〉

石さん、 少し聞いていただけますか? そう思って、さんぽの途中、 角を曲がって来ました。 けれど、 話したいことがまだまとまらなくて、 いったん通りすぎました。 歩きながら… 考えているところです。 …………………………… 3人は小学校の頃からの友達でした。 3人のうちでは1番早く、 数ヶ月だけ先に誕生日がやってくる彼女。 この間、先に空へ旅立ってしまいました。 のんびりしゃべる3人なのだから、 そんなに急がなくてもよかったのに。 彼女は、 電磁波が体に悪い影響を与え

日々、というところに 今日も〈11〉

買い物から帰って来ると、 買ってきた物の包装に書いてある 説明や何やらの文字を、 片っ端から読んでしまう。 というようなことを書いていたのは、 大島弓子さんだっただろうか… のような気がする… (何しろ記憶力がよろしくなくて…) 私も時折、そういうことがあって、 今食べているお菓子の包装、 開けたばかりの薬の箱、パンの袋… 手元にあるもの達に書かれた文字を、 読みふけっている時がある。 本や新聞とはまた違う感じで、 ページを開こう、めくろう、 という意志が伴わない所で、 活字

「また会おうね」また会えると本当に信じていて、いつ何があるかわからないから…とも本当に思っていて、本当はもう会えないと知ってしまって。私の中で本当が、どれも同じ重さで一緒に暮らしていて…先日、先に旅立ってしまった友に、今はまだ、またお手紙を書きそうです。「また会おうね」

ととにぽてぃかんそくじょ〈2〉

風わたる 風かおる 緑をぬけて 風の中に かすかに ととにぽてぃかんそくじょ アンテナ うごかします ギーッコ ギーッコ ……………………………… 「1番後ろになっちゃった」 頑張ったけれど… 今日の成績が大事だったんだ… もう少しいい日もあったんだよ… でも、 今日の結果が自分の記録になるんだって。 あなたの記録…「最下位」 最下位になろうと思って、 やったわけじゃないよ。 頑張ったんだよ。 けれど… 「最下位じゃなくて良かった!」 って、みんな喜んでる。 最

ある日の あの日〈7〉

子供達の声が、聞こえる。 チャイムが、鳴っている。 今、何時間目だろう。 そろそろ仕事に行かなければ。 アパートのある町は、駅を降りると、 昔ながらの商店街のある町だった。 活気ある商店街は久しぶりだった。 店先には毎日コロッケやシュウマイが並んで、 どれもみんな美味しそうだった。 その頃、過度のダイエットをしていた私は、 それを横目で見ながら、 商店街を抜けてすぐのお豆腐屋さんで、 お豆腐ではなく、ところてんを買っては、 アパートに帰っていた。 アパートの窓から小学校のプ

絵はがき・2024年5月

あるくとちゅうに  木のえだいっぽん ある日みつけた 木のえだいっぽん ひろいあげたら と・と・と・と じめんをたたいて と・と・と・と おやすみ入れて と・と・ん・と やすみがかんじん ん・と・ん・と ととんと とんとと とととん とんとと とんとと んととと んとんと とととん わたしのからだに ととんが 入る わたしのからだに ととんと 入る わたしのあしを ととんが うごかす わたしのあしを ととんと うごかす ある日みつけた 木のえだいっぽん あたまをこえ

かばんの中は、おにぎりと、お茶と…。自分のかばんの中に入れて、持って行くもの、歩いて行くもの、生きて行くもの。おにぎりに、お茶に、それから…絵と詩も入れる。それもまた、おもしろい。

ある日の あの日〈6〉

ある日から、 自分のかく絵と詩に、 蝶が出てくるようになった。 2006年から毎月1枚ずつ 絵はがきを描くようになり、 2011年の6月から、 絵はがきと詩を合わせて書くようになった。 詩を書きとめたノートを見返すと、 2011年7月には、 もう詩に蝶が出てきていた。 いつから自分の中に、 蝶がいることになったのか… 自分でも覚えていない。 幼い頃から?… 特別に好きだった記憶もない。 けれど、嫌いだった記憶もない。 いつからだろう… 随分と大人になったある日、 仕事

刺繍の詩集『いろはにほへ木』(いろはにほへもく)

自分の「好きなこと」が、 なにより自分自身を助けてくれる。 それは本当なんだ、と あらためて知ることに なりました。 ……………………………… ちいさな詩集をつくりました。 「木」をテーマにした刺繍と詩を 組み合わせた詩集です。 こちらの刺繍、 担当は「美糸(みいと)」さん。 と言いましても、私の母ですが。 母は2019年12月、 70歳を目前に脳出血で倒れ、 右半身に麻痺が残り、 車椅子生活になりました。 デイサービスには行かないというので、 訪問リハビリを受けて

【つぶやき】あやふや あやふや

この頃、 いろいろな方々のZINEを 見ているうちに、 私が毎月つくって発行している 「みいふう書翰便(しょかんびん)」も、 ひょっとしてZINEかな? ZINEの仲間に入れてもらえるのかな? ふとそんなことを思ったのです。 見ると…「ZINE(ジン)」は、 〈個人または少人数が、 自由な手法、テーマで制作した冊子のこと〉と 書いてあります。 私が毎月つくっている書翰便は、 6編ほどの絵と詩、そして絵はがきを 集めて、ひと包みにしています。 お手紙のようで、お手紙ではなく、

絵はがき・2024年4月

やわらかき芽吹きに立ち止まり あわき色の空を見上げ 鳥の声に春をおもう 君 意気あふれ 突進する群衆に 黒い雑踏に 君は 力なく かすかに はかなく けれど どうか そのまま 君ひとりでも どうか そのまま かすかに はかなきまま 立ち止まり 空を見上げて どうか そのまま この春を 美しいままに