みくろ

もう二度と戻ってこないかけがえのない日々を つづっておきます。 <登場人物>…

みくろ

もう二度と戻ってこないかけがえのない日々を つづっておきます。 <登場人物> 夫→51歳。永遠の少年。反面教師父さん。 boy→14歳のむすこ。学校に行っていない繊細ボーイ。 babyちゃん→17歳のむすめ。バンドマン。学校を休まない子。

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へい 気にしないでくれ

もう情報をくれるな。 といいたい。 これで解決するよ、掃除のやり方 お金が貯まる人のやっている10のこと ズボラ爆速めしの作り方 40代若見えコーデ 買ってよかったものランキング 口がくさくないですか シワをのばしたくないですか シミを消したくないですか 背は伸ばしたいですよね?(お子様の) 、、、もういい! 私の中の池乃めだかが、腕をバッテンにして 空を仰ぎ、そのあと振り下ろす。 情報が多すぎる。 昔の人が一年で得る情報を、現代人は 一日で得る、と何かで読んだが、本当だ

    • みんないろいろあるのである

      美大受験予定のbabyちゃん(17歳娘)が、 初めてヌードデッサンをした、と 見せてくれた。 絵を見る限り、わりと歳がいった女性で、 おそらく経産婦かな、という印象。 ヌードデッサン、わたしはほとんど、 したことがないが、夫は学生時代は 毎日描いていたと思う。 「モデルさんは、月1で大阪からくる」 とbabyちゃんが言うので、 まあこの田舎ではヌードモデルはなかなか 居ないだろうな、 とわたしが言うと、boy(14歳息子)が、 「そんなん、全国探しても、何人かしか 居

      • noteのような、学級通信がいいな

        学級通信を読み続けて、今年で12年めだ。 学級通信は、担任の先生が発行する、 通信であり、担当しているクラスのことが 書かれている。 何日に一枚は、ださなければならない、 という決まりは特に無いようで、 ひと月に2枚くらいの先生もいれば、 毎日発行する先生もいた。 babyちゃん(17歳娘)の、小学3.4年生の時の 担任は 「学級通信を、毎日書きます」 と、まず初めに、宣言した。 あーあ、言っちまった。 と、気の毒になった。 しかし、その先生は、ほんとうに2年間、

        • どんなロマンスに巻き込むおつもり?

          インスタグラムのアカウントを持っていて、 たまーに、モノづくりの仕事のことで 写真をアップしたり、作品展のお知らせに 使っている。 どなたからもダイレクトメッセージを 受け取れる仕様にしているので、 注文を受けたりもするのだが、 少し前から、怪しいメールがひんぱんに 届くようになった。 みんな、違う人なのだが、 共通点があり、 まず、日本人ではない。 メールの内容としては、 「これはあなたが作りましたか?」 「これはどこで買えますか?」 「とてもすてきだと思います」 な

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        へい 気にしないでくれ

          絶対にできないしごと

          カップdeヤクルト、売れてるんですね。 おいしいですもんね、あれは。 今年72歳になった母に、 「絶対にできない仕事って、なんかある?」 と聞かれた。 母の質問は、いつも唐突で、話の流れに 乗ってなされないので、いつも面くらう。 そうだなあ。 私の場合、出来ない仕事の方が多そうだが、 とりあえず、絶対、なら、 医師 看護師 身体(春)を売る仕事 一日中パソコンに向かう仕事 は、無理そうだ。 あとは、検察官みたいな、事件現場を 見る仕事。 あと、ぶっつづけで休憩なく

          絶対にできないしごと

          一生に一度の経験だったんに

          6.7年前に、わたしは、 裁判員制度の、一般裁判員に、 選ばれましたので、お願いします という通知を受け取った。 え、なに? という感じであった。その制度自体は 知っていたし、でもまさか、わたし? わたしがやるんですか? と思った。 確か、裁判に公平性を持たせるために 一般人も裁判員として参加する、という ものだ。それは一般人から、ランダムに 選ばれる。 ちょっと調べてみてびっくりしたが、 当選確率は、 1410人に1人の確率だそうだ。 なんかさあ、おい。 もう一生

          一生に一度の経験だったんに

          ブヨブヨをひっぱるな

          夫がお風呂に入る前に、茶の間でまる裸、 になり、 全身鏡で自分のおしりをみながら、おしり下方のブヨブヨした、皮のたるんだところを つまんで、 わあーーーーー みろ! なんやこれ。 いややなあ。 おじいさんやないか。 と嘆いている。 誰にみろ、ゆうてんねん。 誰もみたない。 はよ風呂入れよ。 そのおしりから1m離れたところで、 babyちゃん(17歳娘)がテスト勉強を している。 全く動じていない様子だ。 まあ、いつもの風景。 さらにbabyちゃんに向かって、 おい、

          ブヨブヨをひっぱるな

          パン、半額になれ

          babyちゃん(17歳娘)の三者面談の帰りに、 2人で、高校から少し歩いたところにある、 パン屋さんに行くことにした。 babyちゃんはいつでもお腹がすいている。 このパン屋、17時になると、全品20%引き になる。 しかし高校生なら、それが半額になる。 まだ17時前なので、17時になるまで、 歩かなくてもよい道を、私たちはぶらぶらと 歩いて時間を潰した。 気がかりだったのは、わたし(大人)と babyちゃん(高校生)が一緒にお店に入って、 パンを購入した場合、20%引

          パン、半額になれ

          やあ、新しいあたりまえたち

          遠いところに、置いて行かれてしまって、 それが、新しいあたりまえだって、 知らなかった。 てことが、よくあります。 この間、babyちゃん(17歳娘)と 百均ショップへ行ったとき、カゴの中に、 ポイって、 「涙袋ライナー」 を入れられた。 涙袋を描くペン、である。 涙袋、は目の下のぷっくりしたところで、 はっきりあるひとも、無い人もいる。 わたしの中で、涙袋の知識としては、 「涙袋のある人は情が厚い」 くらいのもので(本当かどうかは知らない) それがいいとか悪いとか

          やあ、新しいあたりまえたち

          babyちゃんのおともだち

          babyちゃん(17歳娘)に、おともだち (バンドメンバー、男1.女1) が遊びにくることになった、と告げられた。 女の子2人と男の子1人で、あそぶんだなあ。 今の高校生を見ていると、昔ほど、 男と女は、遠いものでもなく、 異性をあまり意識していない ように感じる。 週末引きこもりの夫は、だいたい家にいる わけで、男の子がくる、なんて言ったら いやだいやだ、と わめきそうだな、と思っていたら、 「男の子に話があるから、 茶の間に連れてきて」 とbabyちゃんに言った

          babyちゃんのおともだち

          わらしべ長者ないちにち。

          会社に行こうとして、最寄駅の小屋のような 待合室で、汽車を待っていたら、 近所のおばあさんが来たので、おしゃべり (最近、隣の一人暮らしのおばあちゃんが、 具合悪そうだから、生協の共同購入を 勧めてみよっかな、と思っている、などの話) をしているうちに、 汽車がやってきたので、乗った。 座席に座って、スマホを見ようとしたが、 ない。さっきポケット入れてたよ? ないないない。やべえ。 わすれたんだ、待合室に。 スマホを失くした。 となって、冷や汗。 えっと、どうしよう。

          わらしべ長者ないちにち。

          お母ちゃんお母ちゃんお母ちゃん

          今年もGW恒例の、縄文人ごっこをした。 参加者は、 夫、わたし、babyちゃん(17歳娘) boy(14歳息子) と、わたしの父と母、で こじんまりとあそんだ。 待ち合わせていた海に着いて、 開口いちばん、夫は 「おせわになります」 と母に言い、全てのことに対して ぼくはがんばりません宣言をした。 母は、苦笑していた。 夫は、 BBQだし、男の出番やし、義父母いるし、 がんばらなあかんよな、 という、通常のよき義息子としての ふるまいを捨てている。 この20年

          お母ちゃんお母ちゃんお母ちゃん

          俺、何を欲しがったらいいと思う?

          なんかほしい。 あー、なんか欲しいなあ。 俺、何を欲しがったらいいと思う? と、夫が、こどもたちに聞いている。 あー また変なこといいだした。 こんなおとうさんを無視せずに、 いつも真摯に答えてくれる、優しい こどもたち。 babyちゃん(17歳娘)とboy(14歳息子)です。 インプラント。  高すぎる。ほしいけど。 かばんは。 それはこないだお母さんにもらった。 テナーサックス。 いらん。 時計。 お、ピクっときたぞ。 鍋。 うーん、まあ要るけど。

          俺、何を欲しがったらいいと思う?

          ぜんぶ聞きまつがえられた

          夜、お弁当箱を洗おうとして、びっくりした。 中身が、入ってる。。 自分の、お弁当箱だ。 食べるのを忘れて、働いていたんです。 昼を食べていないことに気づかなかった、 なんて初めての経験だった。 福祉業界事務担当の皆様、お疲れ様です。 大変な、4月でしたね。まだ続きそうです けどね。 この4月、福祉業界を震撼させたのは 「令和6年報酬改定」 だった。 福祉業界は、ざっくりいえば、 「こんだけ働きましたんで、こんだけ くださいね〜」 と国に請求し、国から報酬を得て生計を

          ぜんぶ聞きまつがえられた

          まず、ぬ がダメ。

          朝、おはよう日本 をbabyちゃん(17歳娘) と見ていると、 「この春も、信楽大たぬきが仮装した」 とのニュースが流れてきた。 平和な話題に、心がなごむ。 滋賀の焼き物の里、信楽にある、 「信楽大たぬき」 は、いつも服を取っ替え引っ替えしている らしい。 初めてみた。 でっかいたぬきだな。 「たぬきってなんかまぬけなかんじだよね」 と、babyちゃんに言うと、babyちゃんは、 「まず、名前がだめ。ぬ が。」 と言った。そうか。ぬ が、だめか。 この春の仮装テ

          まず、ぬ がダメ。

          それは絶対に日曜には観ない

          18歳まで関西に住んで、6年間は北陸にいて、それからはまた関西に住んでいる。 関西にいる間は、土曜日のお昼ごはんは、 小さいときから、吉本新喜劇を見ながら、 と決まっている。 私より、吉本新喜劇を愛している夫は、 留守などで見れない日は、録画している。 愛している、というと大袈裟なんだが、 その気持ちを言葉にすると、 「新喜劇は親戚のひとたち」 だ。 関西人にとっての、とゆうか、 うちにとっての吉本新喜劇の位置付けは そんな感じで、 新喜劇自体を、めちゃくちゃ面白いか

          それは絶対に日曜には観ない