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終業時間後に休日出勤命令される
終業時間が過ぎ、わたしは電車の中でぐったりしていた。外勤を終え、明日はやっと休みだと一息ついているところだった。会社のSlackをチェックする義務はないのだが、念のため、見ておく。ボスからの新規メッセージがある。
そこには、「明日の午前中に在宅勤務でいいから、○○に対応してほしい」とあった。休日出勤には従わないと、解雇理由にもなるらしい。ただ、翌日、というか二十四時間切っているところで依頼するの
後出しジャンケンに辟易する
ここ最近、疲れていた。ストレスによる不正出血と微熱のダブルパンチで、わたしの許容量がおちょこサイズになっていることもあると思うが、仕事を辞めたい病が再発してしまった。とはいえ、衝動的に辞められるほど若くはない。
(若くても衝動的に辞めるのは賢明な選択ではないが、選択できてしまうのが若さの価値である。若さとは尊大で傲慢で向こう見ずであるからこそ輝きを放つのだ。若い人よ、どんどん身勝手に生意気に生き
仕事中にプライベートの話を聞きたくない
今の会社はゆるい。これまでの、どの職場より、楽といえば楽。
しかし、そのゆるさって、独身労働者には適用されず、損をしている気分を味わうこともある。
今日は、いわゆる「子持ち様」のニュースが、彼らの話題であった。(知らない人はニュース検索してください。まあ、このネーミングもどうかと思っている)
彼らは、組織の構造的な問題もあるとはいえ、その根底には子どものいる既婚者に対する独身女性のねたみ、そ
残業すると、すべてが崩壊する
月曜日が祝日で今週は一日少ないはずなのに、やけに長かった。やっとこさの週末で、部屋は薄汚れているが片付けは後回しにして、机に向かう作業をしている。
リュ・ハンビンさんの『人生をガラリと変える「帰宅後ルーティン」』という本を読んで、時間割なども作ったのだが、どうにも何もできないことがわかった。帰りの電車は一時間半はかかるし、ちょっと残業をすれば、夕飯を食べるのは九時ぐらいになってしまう。食事をすれ
「自分の仕事は特別だ」と思いたい心理
先日、とある会議に参加し、プロジェクトリーダーの人の発言が気になった。
「うーん、その仕事は彼らには、すぐにできないと思いますよ」
わたしは心の中で「え、誰でもできると思うけど」と思いながらも、黙って聞いていた。新参者だし、目上の人の面子を潰してはいけない。
その会議が終わってから、ちょっと考えてしまった。自分の仕事を一段上に見せたり、他人の能力を低く見積もりたい、という心理は何なのだろう、