谷川万次郎

読書が好き|日本史が好き|世界史も好き|ときどき登山に出かける|ときどき美術館にもいく…

谷川万次郎

読書が好き|日本史が好き|世界史も好き|ときどき登山に出かける|ときどき美術館にもいく|映画を観るのも好き|その他個人的におおおっと思ったことを書いてます。

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最近の記事

高野秀行(著)『謎の独立国家ソマリランド』を購入。

ソマリランドという国をご存知でしょうか。 ソマリランドは聞いたことなくても、ソマリアという国の名前は聞いたことがあると思います。 紛争が起こっていて、ニュースでも度々取り上げられているので、きな臭いイメージが強いのではないかと思われます。 ソマリア連邦共和国は、日本の外務省が、国家として認めているのですが、ソマリランドの方は国家として認めていません。 しかし、実際には、ソマリランドは独立国家として運営されているようです。 『謎の独立国家ソマリランド』は、著者の高野秀行さ

    • ラテン語さん(著)『世界はラテン語でできている』Geminiの語源は?

      ラテン語さん(著)『世界はラテン語でできている』という本を読んでいます。 この本には、現在の言葉の語源がラテン語であるという例が、たくさん書かれています。 そんな中で、星座の「双子座」は、英語でGeminiであり、そのGeminiの語源は、ラテン語のgemini「双子の人たち」であると書かれています。 では、あのGoogleのAI「Gemini」も、ラテン語のgeminiが語源なのでしょうか。 わからないのでそのままGoogleのGeminiに聞いてみました。 すると、

      • 【読書】岸見一郎・古賀史健(著)『幸せになる勇気』を読了。

        先日、『嫌われる勇気』を再読し、続いて『幸せになる勇気』も読了しました。 どちらも、岸見一郎さんと古賀史健さんの共著です。 岸見一郎さんはアドラー心理学の第一人者であり、古賀史健さんはライターです。 『幸せになる勇気』を読んでいる途中で感じたのは、この物語りに登場する哲人は岸見一郎さんで、青年が古賀史健さんをイメージしているのではないかということです。 当然、古賀史健さんは、青年のような言動をする方ではありません。 それでも、古賀史健さんが岸見一郎さんに疑問を投げかけてい

        • 本屋さんの在庫検索システムを使ってみた。

          気になる本がありました。 本体価格が2,280円、税込みで2,508円です。 最近、本も値上がりしてきていますが、そんな中でも少し高い目の価格設定だなと思いました。 Amazonで検索してみて、サンプルをダウンロードして読み、レヴューを読んでもやはり面白そう。 しかし、なぜか購入には踏み切れない何かがあります。 それは、価格の問題だけではない、何かです。 どうしても、手にとって現物を確かめてみたいのです。 ベストセラーの本なら、ほぼ間違いなく、本屋さんに行けば手に取ること

        高野秀行(著)『謎の独立国家ソマリランド』を購入。

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          ラテン語さん(著)『世界はラテン語でできている』を読んでいるところです。

          雨が降った時に羽織る「合羽(がっぱ)」若しくは「カッパ」の語源をご存知でしょうか。 意外と思われるかもしれませんが、ポルトガル語の“capa”「外套」が語源です。 そしてそのポルトガル語の”capa”は、ラテン語の”cappa”にさかのぼれるのです。 私はてっきり日本の妖怪、「河童(カッパ)」が語源だと思っていました。 ラテン語さん(著)『世界はラテン語でできている』には、このような事例がたくさん掲載されています。 まだ第3章「ラテン語と宗教」を読み進めているところなので、

          ラテン語さん(著)『世界はラテン語でできている』を読んでいるところです。

          『梅田 蔦屋書店』さんの、終わりのない本棚

          『梅田 蔦屋書店』へ行ってきました。 蔦屋書店さんは、どこのお店に行っても、本当にオシャレな本屋さんです。 私にとってはTDLやUSJのような、夢の世界です。 『梅田 蔦屋書店』さんの特徴は、なんと言っても店内をぐるっと囲む形で設置されている、丸い本棚です。 フロアガイドを見ると、まるで陸上競技場のようです。 この丸くなっている本棚を1周するだけでも、存分に楽しめます。 当然、内側のカフェと外側が通れるように何ヶ所かは切れてはいるのですが、永遠と続く本棚のように感じます。

          『梅田 蔦屋書店』さんの、終わりのない本棚

          【読書】岸見一郎・古賀史健(著)『幸せになる勇気』を、読み始める。

          岸見一郎・古賀史健(著)『幸せになる勇気』という本を、読み始めています。 『嫌われる勇気』でのバトルから3年後、青年は再び哲人の書斎を訪れます。 青年は中学校の教師になり、哲人に教わったアドラーの思想を実践しました。 しかし、どうも上手くいかなかったようです。 よほど悩んだのでしょう、『嫌われる勇気』の時よりも、哲人への言動がより過激になっています。 青年の言っていることは、ごもっともなことばかりで、「そうだそうだ、もっと言うたれ!」と応援したくなります。 しかし、ことご

          【読書】岸見一郎・古賀史健(著)『幸せになる勇気』を、読み始める。

          【読書】4月に読了した本、8冊を紹介します。

          毎月、月初めに、先月に読了した本を紹介しています。 4月に読了した本は、8冊となりました。 今年に入ってから3月まで、毎月4冊のペースだったのですが、4月は一気に倍になりました。 1ヶ月間で、丸々8冊の本を読み切ったという訳ではありません。 以前より読み進めていた積読本もあり、たまたま4月中に読み終わった本が8冊になったということです。 4月に読了した本それでは、読み終えた順番に紹介します。 読了した8冊の内訳は、小説が2冊、ノンフィクションが2冊、ビジネス書が2冊、自己

          【読書】4月に読了した本、8冊を紹介します。

          【読書】ラテン語さん(著)『世界はラテン語でできている』という本を読み始める。

          ラテン語さん(著)『世界はラテン語でできている』という本を読み始めています。 この本は先日、「丸善 日本橋店」さんで購入しました。 なぜ、この本を購入したのかというと、ただ単にタイトルに惹かれたからです。 私は、日本語しか話すことができません。 しかも大阪弁だけです。 私は、大阪で生まれて大阪で育ちました。 そして10年前から転勤で、横浜市内に住んでいます。 10間年、横浜で暮らしていますが、いまだに大阪弁しか喋れません。 そんな私が、東京の日本橋という都会のど真ん中の巨

          【読書】ラテン語さん(著)『世界はラテン語でできている』という本を読み始める。

          【読書】岸見一郎・古賀史健(著)『嫌われる勇気』を読了|再読をおすすめしたい一冊

          岸見一郎・古賀史健(著)『嫌われる勇気』を読了しました。 この本を読んだのは、2回目です。 私にしては珍しく、「再読」になります。 この本は、2013年12月に第1刷が発行されているので、前に読んだのはおそらく7、8年ほど前のことだったと思います。 残念ながら本の内容というのは、読み終えるとほとんどは忘れてしまいます。 私の知り合いに、夏目漱石の作品ばかり、何度も読み続けている人がいます。 その人は、作品に出てくる登場人物の名前や、それぞれのシーンでの台詞まで記憶しているの

          【読書】岸見一郎・古賀史健(著)『嫌われる勇気』を読了|再読をおすすめしたい一冊

          【読書】pato(著)『文章で伝えるときいちばん大切なものは感情である。』を読了。

          pato(著)『文章で伝えるときいちばん大切なものは感情である』という本を、読み終えました。 著者のpatoさんの文章を読んでから、自分の書いた文章を読んでみると、ほんとうに恥ずかしくて一括削除したくなります。 それでも読んでいただける方がいて、スキを押していただけたりして、ありがたい限りです。 世の中には、無限と言っていいほど文章に溢れています。 基本的にそれぞれの文章には、誰かに向けたもので、そして目的があります。 メールに書く文章は、特定の人に向けたものであり、受け

          【読書】pato(著)『文章で伝えるときいちばん大切なものは感情である。』を読了。

          【読書】澤円(著)『メタ思考』を読了。

          澤円(著)『メタ思考』という本を、読了しました。 最近、「メタ」という言葉を良く耳にするようになりました。 「メタ」とはどういう意味があるのでしょうか。 「meta」をGoogle翻訳で調べてみましたが、残念ながらカタカナの「メタ」としか翻訳されませんでした。 ネットで検索してみると、「高次元の」とか、「超越した」という意味であるようです。 では、「思考」という言葉は正確にはどういう意味でしょうか。 国語辞典で調べて見ると、 と書かれています。 「メタ思考」というのは、

          【読書】澤円(著)『メタ思考』を読了。

          【読書】高野秀行(著)『ワセダ三畳青春記』を読了。

          高野秀行(著)『ワセダ三畳青春記』という本を読了しました。 著者の高野秀行さんは、1966年東京都八王子市生まれです。 私よりも1年後輩ということになります。 同じ時代を生きてきたわけですが、大阪に生まれて、公立高校を卒業し、大学へは行かずに就職をした私とは、まった違った人生を歩んできました。 「青春」というのは、いつからいつまでのことを言うのでしょうか。 国語辞典で調べてみると、 と書かれています。 私の中では、「青春」というと学生がスポーツをしているというイメージがあ

          【読書】高野秀行(著)『ワセダ三畳青春記』を読了。

          【読書】岸見一郎・古賀史健(著)『嫌われる勇気』を再読し始める。

          岸見一郎・古賀史健(著)『嫌われる勇気』を再読し始めています。 初めてこの本を読んだのは、恐らく10年近く前のことだったと思います。 再読したいと思っている本は、たくさんあります。 しかし、新しく読みたい本が次々と現れるため、どうしても再読の優先順位は下がります。 初めて読む本は、新しい景色を見させてもらえます。 そして2回目に読む本は、前に読んだときのことを思い出しながら読みます。 当然ですが、本に書かれていることは何ひとつ変わりません。 しかし、読む方の自分の経験や考

          【読書】岸見一郎・古賀史健(著)『嫌われる勇気』を再読し始める。

          【読書】後藤宗明(著)『自分のスキルをアップデートし続けるリスキリング』という本を購入。

          後藤宗明(著)『自分のスキルをアップデートし続けるリスキリング』という本を購入しました。 「リスキリング」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。 この本によると、リスキリングとは と書かれています。 サービス残業やハラスメントが、全くなくなったとは言えませんが、流石に最近では、昭和から平成の初期のようなブラック企業は少なくなったのではないでしょうか。 昭和時代に比べると、企業はかなりホワイト化しました。 しかし、今はそんな次元ではないようです。 諸外国から見ると、日本

          【読書】後藤宗明(著)『自分のスキルをアップデートし続けるリスキリング』という本を購入。

          【読書】澤円(著)『メタ思考』|余裕を失うと判断ミスをする

          人間は、余裕を失ったときに判断ミスをしてしまいます。 ダニエル・カーネマン(著)『ファスト&スロー』でいうところの、「システム2」を働かせることなく、「システム1」がミスを犯してしまうのです。 こういった人間の心理を利用したやり方が、「本日限り!」だとか「残りわずか!」とかいう広告です。 人間は、損をしたくないという感情が強く働きます。 今買っておかなければ損をするという思考に陥ってしまうのです。 余裕を失うのは、時間がないときだけではありません。 お金がなかったり、空腹

          【読書】澤円(著)『メタ思考』|余裕を失うと判断ミスをする