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イーロン・マスク 下

イーロン・マスクの自伝やっと下巻も読み終わりました〜。年内に終わってよかった^^
2023年4月までの最近までのエピソードも書かれています

イーロン・マスク 上については、こちら

「スペースXでは、あらゆることを火星に行くというレンズを通して考え、決断する」
このミッションを実現するため、2015年1月、シアトルの近くにスペースXの新部門を設置すると発表。スターリンク

本気のフィードバックを返す。たいがいは的確なフィードバック。またそのとき、人格攻撃にならないように気をつけている。人でなく、行動を批判するようにしている。間違いは誰にでもある。大事なのは、まっとうなフィードバックループを持っているのか、批判を求め、改善していけるのか、そういう人間かなのです。痛みがあろうがなかろうが、物理学はとんちゃくしない。とんちゃくするのは、ロケットが正しくできているか否か」

うまくいかない可能性も十分ある。何ヶ月も分析に費やすより、試して失敗するほうがずっといい。「さっと作れば、さっと結果がわかる。そしたら、さっと修正できる」

「人間を観察してタスクのやり方を学べる汎用ロボットが作れれば、経済がめちゃくちゃ発展するはず、そうなれば、ユニバーサルベーシックインカムだって導入できるかもしれない。そのとき仕事は、したければするものになる」

2021年にマスクがはまっていたのは、マルチプレイヤーの戦略ゲーム『ポリトピア

人生の教訓がいやというほど学べるし自分や対戦相手についてもいやというほどあれこれわかる

将軍が姿を見せれば、まちがいなく、兵の士気は上がる。1番いい戦いになるのはナポレオンがいる戦場なんです。私も姿を見せるだけで特になにもしなくても、夜通し飲んで騒いでいるわけじゃないんだと思ってもらえる」

まわりの人がしていることを観察することでスキルを身につけていく。これこそ、アラン・チューリングが1950年の論文、「計算する機械と知性」で思い描いた機械学習のアプローチ

スコアを毎日確認できるビデオゲームみたいにしろと指示。「スコアが出なければビデオゲームもつまらない。逆に、介入なしに走れる距離が毎日伸びていくのを見れば、やる気が出るはず

続く議論で、マスクは、研究チームが発見したとある事実の重要性を理解した。ニューラルネットワークは100万本のビデオクリップでなんとか実用レベルに達し、150万本を超えたあたりから性能がどんどん上がっていくという事実

イーロン・マスクがいかにリスクを取って、ビジネスをしているのかとてもよく分かります。シュラバが好きで、追い込んで壁を越えていくのは、本当にすごいスピード感で、世界を変えていくのが分かります。読むのは大変だけど、参考になるエピソードがたくさん書いてありおすすめの1冊です


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