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徳永真亜基 全作品 & 全note記事

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現時点までの「全作品」と「全note記事」を一堂に集めました。 20歳代~50歳代の作品は自分のホームページで公開していたもので、順次こちらのnoteに移動しています。
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2021年3月の記事一覧

個人主義の幕切れは近い(愛すべきモンスター by分身主義)

記念すべき第一回目の「愛すべきモンスター!」は、絶対に阿部謹也(あべ きんや)分身さん(1935年 - 2006年)と決めていました。 と言ってもあんまりご存じない方が多いと思います。ジジイもNHKの『こころの時代』で紹介されるまでは知りませんでした。 (この記事は読むのに30分ほどです。コーヒーでもご用意してゆったりとお読みください。【16.676文字】) ドイツ中世史の第一人者の歴史学者であり、一橋大学の学長でもあった彼をクローズアップして、次のようなタイトルで放送さ

【概説】愛すべきモンスター!(by分身主義)

1.あなたも「愛すべきモンスター!」偉業を成し遂げた人などに対して、「怪物」などと形容して称(たた)えることがよくありますよね。 でも本当は、あなたも、あなたも、あなたも、あなたも、み~んな‥‥、他の誰も経験できないあなただけの《環境》で‥‥、世界中のみんなの代表となって生きてくださっているという意味で、それこそ我らの称えるべき「怪物」さんなんです。 それをジジイは「愛すべきモンスター!」と呼ばせていただいています。 だから、モンスターと言っても、貶(けな)してるんじ

Shinya Salvadorさん、こんにちは。2つの視点はどうでしょう!?(by分身主義)

幼い頃、誰もが信じていたサンタクロース。 どの色にしたらいいかなあとか、小さすぎないかなあなどと、姉と二人で相談しながら枕元に靴下を用意して寝た夜‥‥。 大きくなるにつれ、それは大人のついた嘘だったと知り、子どもながらに憤りを覚えることになる。でも、自分が大人と言われる年齢になった頃から、クリスマスが近づくたびに、その時のように幸せな高揚感がムクムクと沸き上がってくるようになった。一体どうしてなのだろう!? それはもしかしたら、プレゼントを届けに来てくれるサンタさんは、心