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徳永真亜基 全作品 & 全note記事

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現時点までの「全作品」と「全note記事」を一堂に集めました。 20歳代~50歳代の作品は自分のホームページで公開していたもので、順次こちらのnoteに移動しています。
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2020年9月の記事一覧

続・分身主義宣言!

(表紙絵:森川寛 分身 / 文章:徳永真亜基 分身) この作品は、2002年制作の『人類の育てた果実』を基にして、2003年2月11日から2008年2月25日の約5年間にわたり計106回発行したメールマガジン『世界を平和にする「自己愛的生活」』の中のNO.29~NO.47をまとめて『続・分身主義宣言!』というタイトルに改題したものです。 【102.881文字】 NO.29 アダルト・チルドレンの嘘 2003.09.30≫≫ 今日の一言 ≪≪ 【精神的疾患(脳の病気)は、脳を

僕は健康だよ。ただちょっと‥‥。

 仲良しだった友達が引っ越すことになって 「じゃあ、元気でね」と言って、別れていく時や  一緒に働いていた人が辞めてしまうことになって 「お世話になりました」などと言って、出ていく時  僕は泣きそうになってしまう。  落ち込んじゃう。そんな僕だけど心は健康だよ。  ただちょっと‥‥弱いだけ。 (2002年制作) 強くならないでうつ病こころ芸術は行為干乾びた脳自分を救う方法適応と障害人間と動物の違い温存する本能理性と弱さ救わなきゃいけないものこの障害者たち幻想だ

noteを見限った日、お姫様に助けられ、フォロバ100に転身した話

ジジイは自慢じゃないけど、フエイスブックもインスタもツイターもLINEもやったことないし、やりたいと思ったことも一度くらいしかない。ジジイだから。 そんな時代遅れのジジイだけど、若いころはパソコンを存分に使いこなし、ホームページを作り、自分の書いた小説や詩なんかを発表したり、同じようにホームページを作った人と相互リンクを張り合ったり、そしてメルマガを発表したり、Yahoo!の掲示板ではトピをいくつか立てて、多くの人と語り合ったり、それなりにインターネットをフル活用していた。

📌個人主義からの脱却、そして分身主義へ

小学生になった頃、父は、屋根に上るためのはしごの使い方と瓦の歩き方を教えてくれた。 その日から、時々、屋根に上って遠くまで見渡せる街並みを眺めて高揚感に浸ったり、時には燃えるような夕日を眺めて感傷にふけったり、寝転んでいろいろなことを空想したりした。 青い空、透き通った空、静かで永遠を感じさせる空、平和で争いのない空がそこにあった。明るい希望に満ちた未来が待っている気がした。 その後出会う大人たちは、僕にたくさんのことを教えてくれた。 それはみんな嘘だった‥ 他人の物