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徳永真亜基 全作品 & 全note記事

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現時点までの「全作品」と「全note記事」を一堂に集めました。 20歳代~50歳代の作品は自分のホームページで公開していたもので、順次こちらのnoteに移動しています。
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2020年1月の記事一覧

世界平和って遠くの話なんかじゃない!

僕は三人きょうだいで、二つ年上の姉と三つ年下の妹がいる。 姉は、長年、保険業界で働いてきてそれなりの地位についた後、今は定年退職している。 バツイチだけど、老後の自分の人生には経済的な不安はないようだ。 妹は、長年、訪問介護の仕事をしていてそこで何かの資格を取ったようだ。その仕事が好きなので定年まで頑張ると言っている。 堅実な公務員だった夫の退職金も入ったし、老後は心配ないだろう。 二人とも子供が一人いる。 僕は子供はいないし、仕事は転々としてきた。 若いころは小説

4.お金を無くすなんて現実的にあり得るの !?

じゃあ、どうしたらお金を無くせるのだろう? 僕が答える前に、次のような声が聞こえてきそうだ。 「あんたの言いたいことはわかったけど、じゃあ、現実問題としてどうしたらお金を無くせるのよ? 言ってごらんなさいよ! さあ、早く!」 「もし千歩譲って、あんたがあのガチガチのお金信奉者のトラ○プさんやカルロス・ゴ○ンさんを言いくるめることができたとしても、世界からお金を無くすことは絶対に無理だと思うよ」 「考えたらすぐにわかることじゃないか! こんなに互いに緊密につながり合って構

未来モデル小説「ブンシニズム・ドット・ネット」

表紙絵(Our Children)の説明 ... 2007年、ピースボートという平和を運ぶ船に乗船させていただく機会を得て、地球を一周してきました。 行く先々の港から、講師として様々な国の方が乗船してこられ、航海中の船の中では、毎日、朝から晩まで、(広い意味での)平和をテーマにした講演が開かれました。そのほとんどに参加させていただきました。 僕は、若いころからどうしたら世界が平和になるのかを考え続けて、46歳の時に「分身主義(bunshinism)」というものに辿り着き

本当の自分探しとは自分の性格や適性を知ることではない

(この記事はマガジンの『科学が教えてくれていたこと』の中の第二話として執筆しました) プロフィールにも書いたとおり、子供のころからずっとこの社会や人間の行動に嫌悪感を持って生きてきた。 どうして人間には権力を持ちたがる人たちがいて、その人たちは人を支配したり、物を独占したりしたがるのだろう。 どうして同じ人間同士なのに、互いに傷つけ殺し合う戦争や紛争があるんだろう。 どうして人間関係のトラブルやイジメや差別がなくならないんだろう。 どうして人間は、身分制度や階層・階